Instagramはじめました

 埋もれるボツ写真が不憫なので利用法を考えていました。

実情を知るまでのその期待の高さ、ちょっとした高揚感っスね、これにそぐわなかった場合それを伝えることなく、なかったことにしているのがしっくりこない。

Twitterも考えましたがイマイチ肌に合わない感じなのと、文字なし文化の方がブログとはっきり棲み分けられていいかなというのと、海外用に。

海外用というのは二意味あって一つは、旅館や安宿、そして食はどちらかといえば外国の人に見てもらいたいと思っていて、そしてもう一つが自分用、長旅もしなく(出来なく?)なって、安宿に泊まって情報交換っていう旅行の仕方ではなくなっているので、新たな情報っていうモノの入りどころが年々狭まってきていると自分では感じています。大仰に言えば年々固く保守的になってきているような。

 

instagram

 

ツボって日常まで使っていくか、旅行など出かけた時専用でいくか、とりあえず年内は馴染むかどうか試験運用って感じで使ってみようとしました。

感動した食べ物・食事

 何かを食べて感動したことってありませんか?

先日、とは言ってももう半年も前なんですが、「確かにここはここでうまいけど感動するほどの美味さじゃないんだよ、わかる?」というような話をしているとこに遭遇しました。

自分は参加することなく「うんうんわかるわー」(例えばアレとか、アレうまかったなー)と頭に浮かべながらそれを聞いていたんですが、話題に加わっている人たちは皆、食に興味を持たずに生きて来た人たちなのか、「何かを食べて感動することってあるじゃん?ない?」という問いに共感、同意はなく、話題の根底が存在してない感じ。

いつだったか生まれた時から目の見えない人に物の色を伝えることの難しさに気づいた時から、感じられない人=その感覚を持ち合わせていない人に、その事の説明をすること=共感を得るって困難どころか出来ないんじゃないかと思うようになっていたんですが、「これ食全般でも言えることだわなー」と久々思い出しました。

 そういう感覚、感情でもそうですが、ソレが芽生えない人間であるのならば、それを感じ取る能力が備わらない限り、感じ取れないし、理解出来ないもんなんだろうな、と

諦観じゃなく達観と思ってますが、同じソレを経験しても同じ感動が得られているとは限らない

 味付けでも好みの差がありますけど、食材の好き嫌いなんかまさにコレ。

食にかけるお金の多寡、人生に置ける食の重要度に差はあると思ってましたけど、確かにある程度同じような味覚を持って同じようなモノを食べても同じように心が動かされてない人もそらいるわな、どころか、えっ?そういう人のが多い?

食べることが好きで食べログみたいなサイトを見てれば同じような価値観の人で溢れていて、一見そうとは見えてもそれが=普通、多数派と思ってたわけじゃないんですが、むしろ少数派?って思わされるくらいその時の対話は成り立ってなかった(笑

 

 分かる人と分からない人の間に優劣は存在しませんけど、共有・共感出来ないのは寂しい。

こう思いつつ話しを聞きながら、自分が感動した食事を思い出していました。

 「世の中にこんなウマイもんあるんだーーー」っていうベタな感動から、「・・・ナニコレ・・・っっっすっげーうまい・・・」と固まってしまう感じのもの、それまで食べてきた同じものの中で一番と思ったもの、今まで「それ」と思って食べてきたものは別の何かと概念を書き換えられたものや「これが本物」と自分の好みを気づかされたものなどなど、それぞれ「どこで」「誰と」食べたのかはっきりと覚えてます(連れられてったおかげで店名がわからないトコもありますが、苦笑)。

自分にとっては「食べることが(も)人生」でこういう色々な感動を与えてくれる楽しみの一つ。大袈裟に書けば生きてる意味で旅先で出会いたいものの一つなんですよねー。

熱海 囲炉茶屋

 わざわざ行く価値なかった。

観光地のっていう典型。ここで食べるなら大戸屋でいいとさえ思った(近くにはないんだけど)という感想で、書きたくもない部類なんですが他に書くことがないのでやむなく。

 

 一番近いのはメディアに取り上げられて客が急増しちゃった市場の飲食店。

行列してる理由は駅近という立地のみででしょうね。味での人気じゃあない。

 「せっかく熱海に来たので干物でも」と行きましたが、普通の選択だと宿での朝食で食べるもんで、わざわざ外(店)で食べるってもんじゃないんでしょうね。ここのと比べてだったらちょっと冷めていようがそっちでいいだろって思いました。

来てヨカッタと思えるくらいおいしければいいんですが、そこらでお土産物として売ってる干物をただ焼いただけ以下に感じられた、わざわざの意味が何一つ感じられない食事処。

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 金目も鯵も普通。まずくはないけど焼き加減がヌルくて、米も普通。

もうだいぶ前だけど大戸屋で食べたアジの開き定食のがうまかったし、日帰り温泉施設で食べたさんまの塩焼き定食とおんなじ以下のレベル。

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 一人客の身としては無駄に待たされなくていいという利点はあるので文句ではないですし、並んでるガワとしたら大変ありがたい話なんですが、二人客でも有無を言わせず相席前提なのはどうなんでしょうかね?

 二度と行かない理由の一番は、応対の雑さがファミレス以下。

 こんな雑い接客で行列してるのって凄いと思います。さすが熱海。

専門店?だと勝手な勘違いをして、一夜一夜伊香保の吉田屋旅館で食べた朝食の干物並のものが出てくると期待したのが間違いだった。

 次回熱海行って干物や定食をと考えたら、駅前にある第一ビルで食べます。