いい食事をしながらいい時間を過ごそうと考えると、ホテルのレストランが安定。
日曜昼予約なしで行きました。
土日のアラカルトメニューがわからなかったので(ホームページにありました)見てから決めたいと予約をせずに行きましたが、普段ならばホテルの前に居ても予約は入れますし、どうせならちゃんと窓際の席を予約して行った方が落ち着いて食事できる動線になってます。
自分は静かそうな奥のカウンター席へ。
サービスで目くじらを立てる人間ではないので気にならないのですが、ここの席はちょっと放置され気味というか、気を配ってもらえてないという意味ではなく、何を頼もうとしても中々気づいてもらいにくい死角という感じの席なので、良く言えば一人で来てゆっくりするには最適。
どれも平均以上、納得はできるおいしさ。
駅前の中華料理店ではお目にかかれない、高い中華だなっていう繊細で丁寧な仕事。
100円もしない惣菜春巻きもそれはそれでよいんですが、さすがにこれは100円じゃないよなっていう感心してしまう口福さがある。
この春巻きの網の皮、揚げたてのパリパリした食感がとてもいいんですが、網状のため普通の春巻きの皮よりも油を感じず重くなくて、注文する時「ちょっと多いかな?」と思ってたんですが全然そんなことなくサラッとなくなった。
ハイアットリージェンシー東京の翡翠宮の春巻きもそうでしたが、ホテルの中華の春巻きは創意工夫の場になっているのか、風変わりなものが来ると頼んだ甲斐あります。
そして最近小籠包に続いて花巻(蒸しパン)もおいしいものを求めて彷徨いはじめました。
中華バーガー用に用意されてですかね、この形は。
そのためか味のする生地ではなく、肉まんの皮っぽい。
炒飯はスープ付。あっさりして上品な感じで、やっぱりホテルの中華の○○と言いたくなる。
ここのとこ油ギトギトのチャーハンばかりに出くわしているので、こう見た目からしてやさしげな炒飯を食べて胃が活性化。炒飯食べ始めてからおなか空いた感じがしました(笑。
外(ザ・ダイニングルーム)にしようかとも思ったんですが、居心地よさそうな席だったので食後もそのまま、甘味をいただきましたがこのマンゴプリンだけは微妙(苦笑。
香港で食べるなめらかなものではなく、完熟マンゴーのねっとりとした濃厚なそれでもなく、甘みの少ないマンゴーかつ果肉の繊維が気になってしまって、これは頼まなくて良かった。
上の各果物もおいしくなかったからなくていいので、550円ならまぁいいやって言えたと思います。他と比べてこれだけおいしさと手間加減に差がありすぎると思った。
最後に冒頭でも書いたことですが、気になった点について。
満卓には程遠い見た目半分くらいな感じでしたが、人の数が少なすぎて人手が足りてないように感じた場面はありました。
点心やスープはポンポンと数分間隔で運ばれてきてたんですが(写真順)、最後の炒飯が来たのは花巻から20分経った後。13時半を過ぎて一段落はしていた時間帯での出来事だったのでちょっと声をかけようかと迷う長さの空白時間。
急いでいたわけではないのでのんびりお茶を飲みつつ時間をつぶしていましたが、多分自分の後に入ってきた団体客の料理に手を割いていたんだと思うんですよね。
悪く言えば飛ばされてたか、忘れられていたと思わざるをえない時間の空き具合で、こういう疑問なぞ抱かせない、浮かばせすらしない、食事と会話を楽しむこと以外余計なことを何も感じさせない時間を求め、その代価として若干割高だろうとホテルのレストランに来ているわけで、もし満卓に近い状況だったらどうなっていなのかな?と思っちゃいましたが、そんな不安は感じさせないでほしいし、たまたまだったと思いたい。
まぁ次行った時は「炒飯を先に」とでも言います。
やっぱり気に入ってるホテルはいいですね。
でも中々品川で降りて食事ともなれないし、ホント東京から目黒までの間って使うことが無い。住んでたら間違いなくいいところだとは思いますが、遊びや買い物に行くとこじゃないンすよね。