検索で出てきたホテルの数やホテル名からしても真新しいホテルではないだろうことが予想できましたが、禁煙で出てくる部屋はすくなくそのせいかビューバスと書いてある部屋が目に入り、予約サイトの写真や公式ホームページで間取り図を見てもビューバスとは思い難かったんですが、もし昭和と予想される当時からこんな部屋だったのならば相当がんばった部屋なんじゃないかと思い(開業した年は知りませんし、2008年リニューアルと予約サイトに書かれていましたが部屋の間取りを変えた程のものかはわからなかったので)、泊まってみたくなりました。
大浴場こそありませんけどレストランやルームサービスはありましたし、2~3千円安いビジネスホテルよりも良いと判断したんですよね、部屋の広さも1.5倍はあるでしょうし。
駅から延びる大通り沿い、真冬の今、時折横断する車道は完全に凍結していて歩きづらいのもあって遠く感じ始める辺りに建っていました。
外から見たホテルの第一印象はやはり地方の昭和生まれのホテルといった外観でロビーの雰囲気もそんな感じ。
ドカ雪の場合ホテルに籠もり予定でしたが天候に恵まれたためレストランは利用せず。
しかし山形の食事で満足したのは到着日の深夜に食べた中華(山形五十番飯店)の持ち帰りのみだったので、夜は自分の空腹時間と合わなかったとはいえ、利用しなかった事にやたら失敗したなと思っています。
余談ですがその山形五十番飯店、深夜なのにも関わらずとても繁盛している印象を持ちましたが、それはそのまま正直に反映された結果でしたね。炒飯、餃子、小籠包とどれも美味しく、久々こういう感じの店できちんとスープの入ってる小籠包で好印象。
飲み屋街の一角だと思うので致し方ないことですが、うっさい酔客とタバコの煙がひどくて持ち帰りにしたんですが、店でゆっくり色々食べてみたいと思えた店。
では部屋に。
部屋の印象。とにかく暑い。
暖房(FAN)切ってて全く温まる要素がないはずなのに暑かった。
それ以外はウェブで見た写真ままで、部屋で起きて過ごしていた時間は少ないけれど不満と言ったらその部屋が暑すぎなことくらいで、それも窓の鍵を開けてもらうことでまぁ解決。
造りが変わってる部屋での滞在は楽しいスね。
気になった事といえば上階(レストラン)からの椅子を引きずるようなよくわからない異音。
かといって隣の部屋からの音は全くせず存在を感じないほどだったので(居はしたと思う)よくわからない。
ほかはやっぱり
「なんでこれ浴室を窓際に持ってきて階段の位置を反対側にしなかったんだろう?」
ということくらいで、禁煙フロアだった11階(エグゼクティブツインは11階のみ)の滞在は想像してたくらいには快適で、洗い場付の浴室も窓からは遠いけれど思ってた程悪くなかった。
34平米でも充分ビューバスに出来るし、このくらいの広さの部屋だとこれくらい水周りにふってある方が自分には合ってるんだなと確認出来ました。
高い建物に囲まれてるわけじゃないので眺めは比較的いい部類に入ると思います。けれど眺めて過ごすみたいな眺望ではないので意識して選択するとこではないですね。ホテル選びでも部屋選びでも。
部屋がまぁまぁだったのにちょっと高めのビジネスホテルの宿泊料でしたから、甘めな感想にはなってると思います。
実際人という部分でのサービス面は残念なことが多く、申し訳ない言い方しか出来ないんですが「やはり観光が資源となっていない日本の地方のホテルなんて所詮この程度」と思ってしまう場面に何度か出くわし、特に清掃、ルームキーパーの質が良くない様でクレームを出そうと思ったことがあったんですが、宿泊料の安さを考えて流しました。
2万3万と払うのならば「ちょっと勘弁してよ・・・」と一言言ってたと思いますが、正月早々無駄なことに時間を使いたくなかった。
と、一通り書いた後公式HPを見ていたら全152室中110室、7割以上シングルルームという、行ってみて感じた部分でもあるんですが山形というのは観光で訪れる所ではなく、実質ここも半分はビジネスホテルなんでしょうね。