三重の亀山、初音でひつまぶしを食べて以来明確に「うなぎ好き」になりました。
そこからたまに鰻の食べ歩きをするようになったのですが、名の通ってる店というんですかね、都内にある有名店へ行ってもまた食べたいと思える店はなく。
始めのうちは自分の好みと違うためそう思うのでは?と思っていたんですが、あちこち食べ歩くにつれそうではなく、他者の高評など全く無意味で、やはり実際に大したことない店が多いんだと確信に至るとわざわざ出向くことはなくなりました。
が、鴨せいろ、すだち蕎麦の旅をやりはじめてから、「鰻も好きだしうなぎ編もやってみっか」と再び鰻の食べ歩きもすることにしました。
おススメ度は簡素に以下の3段階+1でいってみます。(色は地図上のアイコン色)
- 甲 青 近くを通るなら是非
- 乙 茶 鰻を食べたい時に
- 丙 灰 行っても行かなくても
- 丁 赤 おすすめしません他を探しましょう
再開一食目は東京は上野、不忍池向かいにある鰻割烹伊豆栄本店。
ここの松竹梅の並びは松が一番安く梅が一番高い。
写真は一番安い松で、1.5身?みたいな見慣れない形で出てきましたが、特別小さいとは思わなく「上品な味」としか形容のできない食べやすいうな重。
くせがないというべきですかね、返して言えば特徴がないとも言えますが、老若男女万人向けな無難な味で、ふっくらホクホク身の厚さを生かした食感がとても好印象。
着物のお母さんたちの接客も印象に残っていて、安心出来るという意味も含めての乙。上野で外国の方に鰻を食べてもらおうと連れて行ったら喜んでもらえるであろう店の設えだと思いました。
20年後には食用禁じられてる、というような食べることのできなくなってる未来の方が濃厚に思えるのですが、養殖方確立されませんかね。