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2012年泊まって一番よかったところは

シャングリ・ラホテル東京

になりますかね、やっぱ。

ちょっと悩みました。それはひとえに宿泊料の高さゆえ。宿泊料が高くなればなるほど「いい部屋なのも当たり前」と思ってしまいます。

しかし従業員の方たちから受ける、いや伝わる、かな?気持ちのようなモノも一番良かったし、朝食も美味しかった。

どこかに何か用事があったため、という「ついで」の宿泊ではなく、自分にとっては数少ない「宿泊のための宿泊」。泊まることが目的で滞在した宿泊での好印象のあれこれだったのが決め手、ですか。

誕生日をホテルで過ごすとするならばこの部屋で。と思ったくらい良かったです。

それにしても、やはり東京駅はなんかいいですね。

 「さぁ旅だ」

と旅情をかきたてられる。気分が上がる。

強いてで書けば、バスアメニティをロクシタンではなくどこかアジアンで他では見かけないメーカーのものだったなら、さらに印象良く記憶に残ってたと思いました。

 

次点はニューオータニのガーデンタワー京都のハイアットです。

ニューオータニはホテル全体というのもあるんですが、なんかまぁヨカッタ(笑。古いんだろうけど気になる古さではなく、懐かしさで心地よく。

京都のハイアットリージェンシーは、京都マジックも入ってると思いますが文句のつけようがないという感じで、「また泊まりたい。また来たい」と素直に思ったホテルで、京都の思い出を強く良いものにしてくれました。

浜木綿 ホテル グランパシフィック LE DAIBA(現 グランドニッコー東京台場 鉄板焼銀杏)

 鉄板焼です。

以前お台場にあったガンダムを見た帰りに寄り値段にびっくりしたトコです。

その時記憶でいうと高いと思ったものの高いだけあって、ご飯が抜群に美味しかった。

炊き立てを出してくれるところはたまにありますが、それでも「米が美味い!」とそれが一番の記憶になるほどまで思う所は少なく。

 美味しいけどちょっと高いという評価だったので、ほぼ半額のお安いクーポン(3800円)が販売されて、それならば味と値段がちょうどよく、お得なのではと思い購入。

眺めはいいですしね。あらためてゆっくり行ってみたかったのでちょうど良かった。

んですがやはり台場という地は近くて遠く、こちら方面に用事がある時にと思っていましたが、まったく機会に恵まれず3か月くらいあったクーポン有効期限が迫りやっとこ行って来た次第です。

hamayuu

 美味しかったです。

これをサ・税込み1万くらいと言われると「ちょっと・・・」となってしまいますがそこは半額

このくらいの贅沢と味をこのお値段。

 大満足。

これくらいのものならこれくらいは払いたいと思えました。

今のご時世(震災後)「儲けはほとんどありません」っていうようなレベルの価格で出してくれないと気持ちと合わないんですよね。総じてホテルのレストランて高いから。

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鴨肉の九条葱巻き

 見た目ちょっとソースがしつこいかな?と思いましたが、鴨肉の味わい的にも分量的にも重く感じるほどではなく、白髪ねぎのサッパリと合わせると絶妙。

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オマール海老のビスク

 献立に根セロリの香りとありましたが、全くセロリは感ぜず(いい意味で)。

これが一番印象に残っていてとても美味しかった。

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旬の鮮魚

 この日はなんだったっけかな、短い間に二度行ったので聞いていたけど失念。

好みな感じの魚でこれも美味しかったです。

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フィレ110g+焼き野菜

 肉はまぁ(3800円という)値段也といったところで、特別感動はありません。

反対に野菜はどれも美味しかった。特にかぶとさつまいもは抜群にうまかった。

右端にソースが2種写ってますが、このソースがどちらも大変肉に合います。トマトのソースの方は作り方を聞きたかったくらい美味しく、緑の方は中南米にありそうなチリソースになるんですかね?味に変化をつける感じでこちらで食べてもとても美味。

ここは大変ご飯が美味しいのでそのまま白米でいただき味噌汁と楽しむか、貝柱と三つ葉という大変そそられる組み合わせのガーリックライスで悩みましたが、どちらも満足できる美味しさでした(同じメニューで二度行ってますので)。

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 デザートはさほど甘いものが好きでなく大したコダワリもないため写真のみで。

 

 ぐるなび見ますと

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「青海」という似たような構成のメニューがディナーにありました。

自分が食した~竹芝~というランチコースと比べて、差は

  • 食前の小さなお楽しみ
  • マナガツオのムニエル
  • 黒毛和牛が米沢牛

この3点+ディナーとなると、11000円違うということになるわけですね。

 確かに夜景が大変素晴らしいのは見て知ってます。反対に米沢牛というのがどれほど黒毛和牛と比べ美味しいのか知りませんけれど

 11000円差

さらに自分の場合、そこから割り引かれた(通常7000円を)4000円以下の料金で利用しているためその感想は

 

5倍の差はないね    

です(笑)。いっくら肉の旨さは料金に比例して高い方が美味いとは言っても、5倍の値段出す価値のある美味さがなければ、感動するに至るわけはなく。

 ここは美味しいし雰囲気もいいんだけど、やはりどうしても高く感じてしまうので、安いランチに(当時は当日開店前までに予約サイト経由で席を取ると、30%オフくらいの割引が常に受けれた)単品で好みのものを追加注文する形がいいなと思いました。

ANAインターコンチネンタルホテル東京 クラシックツイン

 感想を一言で言うと  ケチい

これにつきます。

 ある程度から上のホテルに期待するのは「豪華さ」のようなものだと思ってます。

そういうのが必要ないならばまっすぐビジネスホテルで充分なわけですし、様々な面で「ケチケチしていない」ところに惹かれるといいますか、「さすがは一流ホテル(高いけれど太っ腹)」と思わされるわけで。

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 部屋に特別不満はありません。眺望もまぁ悪くはない(決して良くもない)。

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「こんなもんでしょう」という平均的なというか、無難な感じ。

ただベッドがやたら薄くてガッカリ

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 フロントで上のカテゴリを紹介された時「アメニティが違う」と説明あったんですが、なんとシャンプー類が使いきりじゃなく壁に据付のボトル・・・。

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てっきりエレミスからブルガリという風に「上に」変わるもんだと思ってましたが、まさか一つ上のカテゴリが想像していた通常営業のモノで、そこから下がるとは(苦笑。

 ビジネスホテルかよ

 

 エレミスの香りを一番の楽しみにしていたと言っても過言ではなかったので、相当ガッカリしましたねこれ。すっげぇ冷めて全てがどうでもよくなりました。

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 公式見ると平米数に28~32と書いてあり、2タイプあるような感じですがどちらの部屋かはわかりません。まぁ居室部分の差でしょうから気にしなかった。というよりもうどうでもいい(苦笑。

ちなみにチェックイン時、シャワーブースが有る部屋はこのカテゴリーにないと聞きました。

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 特段広くも感じませんでしたが、狭くも感ぜず居室部分はちょうどよい感じ。

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ですが、バスルームは息苦しいというほどじゃないにしろ最低レベルに狭い。

 そしてボトル(苦笑。そこそこの宿泊料金取るくせに

 

 他にも色々細かいところで気になったことがいくつかありましたが、はぶきます。

 サービスは気を回してもらってる感じが終始して、とても気分よかったのですが、まぁ・・・なんか・・・全体的に残念な気分にさせられることが多く、次にここ界隈で用事があったとしても、もうここには泊まらないと思います。

 実に中途半端に思いました。

仮にここでクラブフロア使うならもうちょい出してグランドハイアットかリッツカールトンにすると思いますし、この料金でこんな気分にさせられるなら半額のモントレでも大差ないんじゃまいか?とは思いませんかね?

実際の状況にもよりますから使ってみないと実感でどうかはわかんないですけどね。

 

以下2016年追記

 やはり中途半端というのが一番しっくり来ます。

20年前の20世紀ならこのホテルを選ぶこともあると思いますが、21世紀の現時点だと部屋には豪華さを微塵も感じませんし、贅沢をというならリッツカールトンを選択するべきだというのが結論です。

 レストランで見れば低層ですがグランドハイアットの方が魅力ありますし、商業施設的にミッドタウンやヒルズの方が面白みありますし、周囲は全く持ってつまらない。

たぶんそれら2ホテルではなくオークラを相手にしてるんだなと思ったんですが、ここに泊まってガッカリしない人にとって単なるプリンスホテルはどういう評価になるんでしょうかね。

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 この写真、ちょっと通路の幅を狭めたらビジネスホテルに見えると思うんですよね。マットレスが薄すぎて貧相だから。

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 この奥に鎮座してるソファーとテーブルに必要性を感じなければやはりモントレでいいと思います。(銀座のモントレ泊まった感じでははちょっとダメすぎかも)

 泊まった感想として単なるプリンスホテルにこそ勝つ豪華さはあるものの、所詮その程度なので得られる満足度は低く、宿泊料金に納得するよりも逆に高く感じるくらい。

 この日の夕飯(といっても22時過ぎだったと思いますけど)が牛丼だったのが懐かしい思い出。「無駄遣いした」とよっぽどここにしたことを反省したんでしょう(笑。