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インターコンチネンタルホテル大阪 雑感

 いいホテルだとは思います。

ただ自分の場合今後も第一候補にならないなーというのが最終評価で、以下否定的に見える感想が多いかもしれませんが自分の好みとの相違なだけなので、あしからず。

 

 まず2、3度行ってわかってたことですがもうはっきりと駅から遠い。

 大阪駅が大きいのと、グランフロントの一番奥という位置。そこまでのテナント一つ一つがデカくて見飽きるのに時間がかからず、その目に入るつまらなさが余計遠く感じさせ、泊っていると下へ降りて大阪駅まで行くのはかなりしんどく出る気になれない。

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反対にホテルの中ではそこまでのビルでは感じていたような広大さはなく、「広くないなー」という窮屈さをあちこちで感じていたので、ホテルの規模(床面積)が小さいか、造りの問題でしょう。

 そして演出(意識?)の差とも言えますが、エレベーターを上がりロビーの20階に着いて真っ先に目に入ってくるのがフロントデスクというのが色気なさすぎ。

20階と大して高層ではないですが、その眺めを隠すにしろ隠さないにしろ横長のデスクで遮ってるのはセンスないなと思った。

というのもエレベーターがビルの中央にあり、降りてから窓(フロントデスク)までの距離が近いため、「横方向(窓)」より「天井・窓・床で構成される”縦方向”」への圧迫感が強調されてしまい、その後ろに広がる眺めよりも「なんか天井低いなー」と窓の小ささの方を意識させられてしまう。

ついでに言えばデスク手前までの「何も置かれていない殺風景な余白」は、フロントデスク周りとしてはそれなりの面積を割かれていると思うんですが豪華さには程遠く、無意味に見えて残念だったりと、とにかく印象が悪い。

 (フロントデスクを)窓と平行に並べるくらいなら、何があったか覚えていない右隅の方に追いやるか、眺めを出来るだけ遮らないよう柱から90度垂直で沿わせた方がよかったんじゃとか、色々と似たような感じに思うマリオット都では出なかった感想が(笑。

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 エレベーターシャフトや非常階段を建物中央に集結させた造りの弊害でしょう。

気に入っているマリオット都との違いを生み出しているものはこれで(だと思っている)、自分の悪印象の根底は、床面積分の広さを活かしてる空間はどこにもなく、どこまで行っても幅の狭い通路のような空間しか取れていない点。

 角にあるこじんまりとしたラウンジ3-60で言えば、店外から一目で店内全体が見え、その席数の少なさなどもしょぼいというか、丸見えなのが安っぽく感じたからか「落ち着けなそうだな・・・」と利用しなかった、というのが春先に来た時の感想でして、これはラウンジ横のノカってレストランでも似たような、「豪華さはなくイマイチでなんかせせこましいなぁ」という印象と感想を持ってます。

 うなぎの寝床という言葉がありますが、ただでさえ狭い横幅をさらに区切っているので優雅な空間に見えるわけもなく、自分以外の人間が居ればすれ違うのに気を使うくらいの幅が、演出とも思えず、総席数と見合っているようにも感じられなかった。

客室階にあるクラブラウンジならこうでいいと思うんですが、というかクラブラウンジじゃないんだから・・・というのがパッと見た瞬間の印象。

 

 ロビーってホテルの顔だと思うんですが、このホテルの20階はどこも演出(≒デザインや造り)云々以前の話で、まあ金をかけてるようには見えないんですね。

 その第一印象は「なんか狭い」という圧迫感のようなものでしたし、「広くない面積のところに色々詰め込んだ」感じは安っぽさの要因の一つでしょう。自分が好んでいるホテルを思えばどこもロビーの天井は高く、広いので、余計そうなんだと感じます。

 

 プールの感想でも出所は同じで、4階という微妙な階数にあって客室までのエレベーターから乗り換えないと行けないのははっきりと不便だし、プール自体の造りも微妙。

同じ4階にある大浴場と使うロッカー(更衣室)が一緒と聞いたので水着を借りることにしてジャクージ目当てで利用してみましたが、雰囲気も居心地もなんかイマイチ。

大浴場は清潔感あり良い感じでしたが、ジム汗やプールの塩素を流すため用でしょう。

湯温が高くて長湯向けではないし、窓なしで眺めがないのでわざわざ部屋からエレベーターを乗り継ぎ行くほどではない、というのが利用しての感想。部屋のフロならしっかりと香るバスソルトを使うことなんかも出来ますから。

 

 部屋に関しても自分にしては珍しく事前から情報が入りすぎていて、そのため初めての宿泊にもかかわらず全く新鮮味がなく、機能的でなくただの広い部屋という感想に。

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 極々普通な配置の部屋ですが、そこが使いづらいさにつながり気に入らない。

 例えば奥にソファがありますが、それがテレビの方を向いてるでもなく窓の方を向いてるでもなく見栄えだけでフロ向きに置かれている点や、このホテルだけの話じゃありませんが明らかに広く場所が余っているのに机(やルームサービスでくるテーブル)用の椅子が一脚のみっていうのがよくわからなかったり。

聞いたところによるとホテルの公式ホームページには載っていない41平米のシングルルームがあるそうですが、泊まった部屋とは違うので「一人用だから」という理由ではないはず。

 「らしい」広さはあるものの、その広さが居心地の良さにつながっていないんです。

居心地悪い!までじゃありませんが心躍るような部屋ではないし、自分好みの快適な居場所をつくることが出来ず、部屋に居る時間はとても長かった滞在だったのにほとんど部屋に居なかったような感覚。

 写真を撮っている時は、「大阪駅近でこの広さなら3~4万円な部屋」という感じはあったんですが、一息ついてくつろぎだしてみれば、広さだけで豪華さを醸し出そうとしているように思え(その広さで不便さを感じているのもあって)

 「つまらん部屋だなー・・・」

と思ってしまいました。。。

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 床から天井までのガラスの戸で囲われた浴室は、これで安易に豪華さというか非日常感を出そうとしているのかもしれませんが、実用的でないというか必要性を感じなく。。。

というか、窓際なら話は別なんですが、こうする利点って窓からの陽光をそのまま採り入れられることとテレビが見れるくらいしかわからないのですが、これくらいのホテルなら浴室は浴室で別に小型のテレビを備えてくれていた方が・・・。

よく思うことなんですが、年配のご夫婦や親子で利用する場合躊躇しないんですかね?

 遮蔽用の戸を浴室からしか動かせないというその意図がわからない。

通常「見られたくない」と遮蔽をする人は風呂に入ってる人ですよね。その浴室内に居る人の意思が反映されない「中から動かせない」形になぜしたのか、とか。

 確かバンコクのバンヤンツリーが55㎡くらいでジュニアスイートな造りだったと記憶しているんですが、50㎡で同じようにしたら詰め込み感が出て質感が極端に下がってしまうのかもしれませんけれど、40㎡で宿泊料2割下げてもらうか、5㎡どうにかしてもらってレジデンスのキッチンなしみたいな方のがーなんて思ったところで、国内でインターコンチネンタルの冠がついて開業してるとこ全般に持ってる印象が浮かびました。

 5つ星っぽくしようとしてるけど4つ星の域を抜け出ていない感じ

 

 ちなみに今夏ももちろん旅館ひさやの空きは調べました。が検索に出てこず変に思ってよく見てみたら、空きが一切なく予約サイトに部屋を卸していないのか、予約を受け付けないようになっていました。どうしたのか寄らないまま帰宅しちゃいましたが。

それに今回もマリオット都をと思ってましたが、2~3週前で既に空きなし。

片やこちら大阪のインターコンチネンタル、ベストフレキシブルで予約していたため宿泊料金の変動を知ろうとして調べた結果、当日にも数部屋の空きがあったのは確認していて、その人気の差は実体験としても納得のものがあったという結論です。

 

 ルームサービスで和なメニューもあったんですが、和食のレストランがないですしマリオット都と違って籠り向きの快適さはなかったですなー・・・。

ま、はっきり言うとちょいちょい安っぽい。んでしょう全体が

 所謂高級感がないわけでもなく、海外で見る「手抜き」のような安っぽさは微塵もないんですが、「うっわぁーーー!!!すっごっwww」という贅沢さ(豪華さ)とは真逆の「あんま金かかってないなー」と見えちゃうとこがちょいちょいある。

 今回泊まった部屋は西側で梅田スカイビルの見える方です。(予約時眺めの良い部屋をと希望を伝えておいた)

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南北にはマンションとタワーBが建っていて見晴らしが悪いので、デラックスツイン、ダブルというカテゴリーがそれらの向きに割り振られて、東西に向いた眺めのある部屋には「デラックスダブルビュー」と”ビュー”をつけて分けているようです。

 

 炎天下だと新梅田食堂街まで行くのもツラくて、レンタル自転車があるのを見て思わず貸してもらいましたが(無料)、良きサービスだと思いました。

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前後ディスクブレーキの自転車に乗るのは初めてで、駅前をフラフラする程度の短時間では効き過ぎるブレーキに慣れることなく乗りづらさがあったんですが、雨の時には有効なんでしょうね。雨降ってて乗ろうとは思わないけど。

 

 以下蛇足。

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 前回見た時は大きな穴が空いてたヨドバシ裏でしたが、そこそこ出来ていた。確かここもホテル入るはずという話をどこかで見ていたので気になったんですが。

 そして反対のうめきたを上から見ると、去年歩いた時はほとんど何もなかったところで何かやってるよう。

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 ググってみたら単なるバーベキュービアガーデン。

グランピングと書かれていたけど全然グラマラスでもなんでもない別物で、そんなものに、新しい言葉を広めたいだけなのか注目を集めるためか知りませんけど、使われても間違った認識で広まるだけで、本来の言葉の価値を損なって流行る前に廃れて終わると思うんですけどね・・・。

ベッド インターコンチネンタル大阪 クラブインターコンチネンタルダブル

 厚めのシモンズでシングルクッション。

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クッションはシングルですがマットレスが厚いので足元からの高さは相当あり。

パッと見かなり厚く30㎝超と思っていたんですが、実際は29㎝(タグ記載)。

厚く見えていたのは、厚めと薄めのベッドパッドの二重敷で嵩が増されていたためでしたが、この寝心地が良くて快眠できていて、詰め物が合わなかった場合でも有効な対策かなと思いました。

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ウェスティン(仙台)のヘブンリーベッドをシモンズでも別物とすると、記憶違いでなければ今までのシモンズのマットレスの中で一番厚いはず。

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 睡眠(マットレス)だけで考えるならとても良かったです。

一度も行ってないのに二度と行かねえと思った店の話

 去年博多へ行った後探して次回行こうと思って楽しみにしていた店での話です。

過去「二度と行かない」と堅く誓う店やホテルに行き嫌な思いをする度書き綴って来て一カテゴリーに昇格させましたが、まさかこんな目に合うとは思ってもいなかった。

 

以下「 」は電話のやりとり

 

 「すみません、今からなんですが席ありますか?」

 「ーえーと・・・21時閉店でもうラストオーダーなので・・・」

 

19:56分の話でラストオーダー20:30です。

 

 「それでもいいんです。お店まで100~200mあたりまで来ているんですが、今の時点で席に空きはありませんか?」

 「ー本日少々混みあってまして・・・お待ちいただくにも時間が・・・」

 「蕎麦だけ食べられれば…と思っているんですが・・・」

 「ーおそばも温かいもので今日はもう出てしまったものもありますので・・・」

 「蕎麦自体がなくなってしまったんですか?長居はしませんしカウンターでも良いのですが・・・。その・・・特別な蕎麦、例えば鴨せいろの鴨がないとか、ねぎがないとかでせいろ(蕎麦)はいただけるんですよね?」

 「ー少々込み合ってまして~なんたら」

 「わかりました。」

 

切りました。

とりあえず店の前まで歩いて行き(2分間)店を通りから覗いたら奥のテーブル席は空いていたし、カウンターも埋まっていませんでした。

 

自分の話し言葉から地元の客でないことは伝わっていたと思います。

確かに一観光客の一見客です。間違いありません。

ただ、限りある3度の夕食(3泊なので)のうちの1回をはるばるあなた方のお店の蕎麦を食べてみたいと思い足を運んだんですよ、遠くから。

一度きりの人生。記憶に残る夕食って何回あると思いますか?

旅行で訪れた僕がそこで食べられる蕎麦は一生の内何度あると思われますか?

 

人相手にものつくって商売する資格ないよあなたに、尾崎さん

今までの人生でこれほど悲しい気持ちにさせられた記憶がない。

蕎麦屋名乗らず居酒屋と言ってて下さい。それなら行こうと思わなかったから。