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かわカフェ

 悪気というか、ディスるつもりは毛頭ありませんが行っちゃいけない店の典型@観光地で。

 こういう店は思い出すだけで気分悪いんで自然と書かないようになるんですが、一点気になったことがあって見過ごせなかったので、普段からこういうハズレ店に当たってることの方が多いんですよという見本用に。

 前回目星をつけていた鮒鶴という鴨川沿いの店に行ってみようとしてたんですが、行ってみるとなにやら結婚式なの?っていう披露宴っぽい空気のカメラマンが居まして、どうやら土日はランチ営業していないご様子。

すっかりここで軽めにすませて京都を立つつもりでいたので、昨晩に続いてリッツカールトンでよかったなんてことはこの時頭に浮かばず。せいぜい頭にあったのは京都駅のレストラン街。

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 間違いの元は「鴨川沿いで食事する」のにこだわったから。

諦めきれずに周りを歩いて見つけたのは、小籠包の文字のある中華料理の店にタイ料理の店。(中華の店は行く気全くありませんでしたが、調べてみたらクソマズイ○コーポレーションの店)

 最近タイ料理を食べていなかったので、「タイ料理でも・・・いっか~。。。」と入りかけてはいたんですが、どーにも「京都でタイ料理?????」って感じで、踏ん切りがつけられなかった。

 「京都に来てまで成り行きでわけのわかんないもん食うならもう何でもいいだろ」

と投げやり、いやヤケクソ気味に選んだのがかわカフェなんですが、まーひどかった。

 さすが観光客の多い京都。こんな店でやってけんだなーって感じの店でした。

 

 味がどーこーってのはどうでもいい話で、ダメだと思ったのが2点。

 一つはカフェと名乗ってるくせに居心地がクソ悪い。

その居心地の悪さは広くない店内に席を入れすぎ、窓際のテーブル小さすぎ。

 なんでも窓際のテーブルは食事の方のみらしく断られてる人多数でしたが、椅子を二つということは二人用、二人であの丸テーブルは狭すぎだろうに。

 しかもグラグラひどいすわりの悪いテーブル

椅子が悪かったり、席間が狭いのまでは許せるけど、食べ物が乗るテーブルがガタガタしすぎて飲み物とかこぼすし、気づかずに使ってたら落とす人もいるよあれは。飲食店としてどーなのかと思った。

 で、こんなとこ来て頼むやつなんかそんなにいないであろうご飯ものを食べてが二点目で、冒頭気になって見過ごせなかったと書いたのがこちら。

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 これのご飯、たぶん冷凍してたのレンジで解凍したやつですよね?(万が一違っていたらごめんなさい。)

 大して量出るもんじゃないからわざわざ炊いておかずに、冷凍ご飯を使用してるのはわかりますが、炊かないのであるならばご飯ものなんかメニューに入れなきゃいいだけなのに。

 ここ日本でしょ?しかも京都

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ま、動物園の入園料。鳥鑑賞代でいいです。ヨカッタです。

 ここは「二度と行かない」店ではなくて、最初から「行っちゃダメな店」。

 

 1000円くらいのランチ、自分の価値観では「逆に高え」

 今の席数25%減らした上でソファーだとかのくつろげる椅子とちゃんとしたテーブルにしてくれてたら今の5割り増しでも全然安く思えていいだろうになって思ったんですが、そういうのってホテルが提供してるもんだなって。例えばリッツカールトンでお茶したら3000円、ランチで5000円くらいですか?金額だけ見たら高いですけど、けれど上質っていう、この方が得たもの、気分的なもの、お金を支払った後での満足度で考えたらはるかに安いって感じます。

 

 2021年9月追記

 自分がされたことじゃないのに、「感じ悪いなぁ・・・」って傍から見ているだけなのにこんだけ何年経っても気分悪く不快にさせるんだから、当事者となったら旅行の思い出は最悪、旅行自体来なきゃよかったってなっちゃうくらいなホント近寄っちゃいけない店だと思います(自分の場合はただメシが不味かっただけですんでますが)。

客商売をわかってない人間が経営してるとこういう気分の悪い店に仕上がるんだとしか思えない最低さ。一度でいいから世界の一流と評価されてるホテルとそのレストランで接客を学んできて欲しい。

ただそれでも分からない、感じる能力の欠如してる人間って存在してるんですよね。

 評価サイトの口コミ見てもこんだけ最悪な接客されたって口コミかなりあるのにいまだに潰れてないんだから京都と一見客の多さって凄すぎ。

 

 2023年9月追記

いまだ潰れず営業してるようなのが驚き。申し訳ないがこういう類の店は誤解しか生まず、日本人でも印象悪いんだから観光で訪れた観光客の日本の印象にとって悪影響でしかないから一秒でも早く経営者が変わって欲しいと願っているけど、ホント場所が良すぎて訪れる客途切れないんだろうな、という口コミ(このブログの話じゃない)の限界を知る。

とあるホテルの話

 駅前のルームサービスのないホテルがいろいろと呆れさせてくれキャンセルした話。

 旅する目的は食と人なんですが、日本においての旅ではなく旅行の場合、滞在するホテルでくつろぐことの比重を多くすることもありますので、そういう時は部屋やホテルにこだわります。

部屋にこだわるだいたいにおいてビューバスという意味なんですが、今回もそう。

 まずこのホテルには

  • ビューバスのジュニアスイート、これをAとします
  • スイートではないもののビューバスのB
  • ビューバスでないいたって普通のC

という3種類の部屋があるのですが、写真を取り間違えて掲載しているのかジュニアスイートの部屋の写真をスイートでない部屋Bで使って紹介しているのとビューバスでないCの浴室の写真をビューバスBの部屋説明でも使っているため、ややこしいどころか誤解しか生じません。

公式ホームページや予約サイトに掲載してる写真がイマイチわかりづらい、というところまでは構わないのですが、その写真がそのカテゴリーの部屋ではなく「完全に違っていたため」わけがわからなく、その確認(と指摘)を兼ねてホテルに直接問い合わせようと、電話をかけました。

 質問内容は「スイートでないBの部屋の説明にスイートAの写真が使われてるっぽいんだが、実際Bの部屋はどうなっているのか?写真のとおりスイートAと同じような間取りで浴室なのか?」ということです。

当然フロントデスクにつながるわけですが、少々細かなことを聞きたいので詳しい人、専門の客室係か予約係につないでくれ、と開口一番伝えたところ「わたしで承ります。」と。

ここまでは普通ですし、いいんですけど結局この人自分の聞きたいことに何一つ答えられなかった(苦笑。

 派遣なのかパートタイム従業員なのか、自分の勤めているホテルについてあそこまで無知でいてフロントデスクにいるのは恥ずかしくないのかね?って思いました。

 結局何一つ答えられず「確認してきます」聞きに行く始末で、「なら最初からその人と話させてくれよ・・・」と聞きたいことの説明を二回言わせられる。二度手間。

自分が勤めているホテルについてABCどころかカテゴリー分けもよくわかってないようなので、こちらが話を進めるにつれてどんどんごっちゃになってこんがらがってる受話器の向こう様子が手に取れるよう。

 そして得た回答は全く納得のいかないもので「絶対これいまだに(20分説明しても理解されず)勘違いしてる(この返答内容間違いだよな・・・)」と思いつつもそうは伝えず、もう自分でネットで宿泊した人の写真を探して判断しよう。

と、計30分くらいの通話を切りにかかろうとしたら、「写真を送らせてください」と。

 最初の方に「手間じゃなかったら写真撮って送ってもらうことって出来ませんか?」と言いました。そうすりゃ一発であれこれ聞かずともわかって手っ取り早いからって。

そしたらそれも含めて(検討するので)確認に行かせてくれ、と言われまして、その流れです。

で、送られて来た写真は、その方の説明するとおりの写真だったわけですが、どーにも納得がいかない自分がいました。

 だって送られてきた写真のどこをどー見てもビューバスの部屋の浴室に見えないんだもの。

 窓ドコ??

 こちらは一貫してビューバス(B)の部屋の質問をしていたんですが、ビューバスに見えない浴室、部屋の写真を数枚送ってくる

 まぁもう出だしの方の電話のやりとりで「こりゃないわ」「フロントデスクにこんな程度の低い人を置いているホテルにゃ泊まりたくないや」と思っていたとこに、どう見てもビューバスではない部屋(浴室)の写真を送られてきて、「こんなどこに窓があるんだかわかんない程度のフロ(ビューバス)なら泊まる意味ないし他のホテルを探そう」とやり取り打ち切ろうとしたんですが、念のため(返答相手が質問の意図を理解できていない、またはずっと勘違いしてる)

「送られてきた写真、窓が写ってないんですがどこに位置してます?」

と、遠回しに

 この写真ビューバスの部屋ですか?(違いますよね?たぶん)

と返信させてもらいました。

これで返信あってもなくてももうどうでもいいやという気持ちで。もう泊まらないし。

 そうしたらその返信が

わかりにくい写真ですみません。スイートの部屋の窓の位置ですが部屋によって異なり、本日は既に客がいるので写真撮れませんから後日改めて

という内容

 いやいやいやいや(笑)

 このホテル、ジュニアスイートにもビューバス設定の部屋があります(そうじゃないジュニアスイートもあり)。それは知ってますし、そちらはわかってるからジュニアスイートの方はどうでもいいんですと、最初から言っております。

 聞きたいのはジュニアスイート(A)の話ではなく、ビューバス(B)の部屋の造りで、しかも部屋の窓の位置(部屋の造り、配置)を聞いているのではなく、風呂のどこに窓ついてんの?って話で、浴室の話をしてるんです。

 ちなみに電話をかけたのはチェックアウト時間を過ぎて、比較的余裕があると思ったチェックイン開始時刻前の午後。

チェックアウトとチェックインの合間なら、その時点で空いている部屋がなくとも、清掃前、中の部屋のでも撮れるのでは?って時間に狙ってかけたわけなんです。

 そして再度新たにジュニアスイートの写真送られてきたらいい加減緒が切れそうだったので、念には念をってやつですね、今までのこのホテルとのやり取りのダメさからしてありうる話なため

 わかってなさそうだから釘刺しとくけど、ジュニアスイート写真送ってきたらキレるからね

という内容を東京-大阪を新幹線とは反対向き、地球一周して行く如くの遠回りさで柔らかく伝えました。

 電話も入れて何度やり取りしたことでしょう。

やっとこ望んでいた回答、というか写真が送られて来たんですが、それでわかったことはビューバスどうこうではなく、このホテルがいい加減でふざけているってこと。

 人のことを馬鹿にしているレベル。

 結局最初に送ってきた写真はビューバスでもスイートでもなんでもない、普通の部屋(C)の写真で、邪推すれば単に空いていた部屋のバスルームの写真を撮ってきただけ。

 バカにし(失礼)すぎでしょどう考えてもw

 こっちはビューバスの部屋の問い合わせをしてるのに、ビューバスじゃない部屋のバスルームの写真撮ってきて「はいこれビューバスの部屋の写真ね」じゃねーよ(笑。

 最初に電話を受けた人、初日にやりとりしていた人、写真を送ってきた人、1名なのか3名なのかはわかりませんが、全く質問内容理解できていなかった(っていうかそんなに難しい質問してねーんだけども)ってのを最後の最後で露呈してくれた。

 しかも最後まで部屋カテゴリーを間違えて「ビューバススイート(A)部屋の写真」ですって間違った認識のまま送ってきてたし。。。

 それスイートでもなんでもないただのビューバスルームBの写真だから・・・

 

 なんかおかしいな?とスイートでない部屋の説明にジュニアスイートの写真を誤掲載しているからややこしい話になってるわけですけど、「間違った写真使われてるようだから、誤解生じますよ」って伝えてやって早一ヶ月。いまだに訂正されてないからダメ過ぎだろこのホテルw。

 だからもう、「その俺が見たかった写真はスイートのじゃなくてただのビューバスルームの写真だから、今後間違えないようにね。」とは伝えず。

 これだけ時間を無駄にされたと感じたこと今まであったかな?

ホント最初の対応(写真)人のこと馬鹿にしてるとしか思わない(笑)

 これだけ低水準なホテルあるんだから、さすが京都ですわ。

天麩羅 水暉 ザ・リッツ・カールトン京都(春・夜)

 他のレストランへ行こうとも考えましたが、食べたかったのはフグやもつ鍋といった鍋か和食風なものだったので、3ヶ月も空けば献立も変わるだろし、再訪するにはちょうどよい機会。サービス料はかかりますけどホテルの夕食で9000円て安いと気になっていたので行きました。

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 刺身は食べませんから「青柳」で。

この日の「青柳」の食材は、車海老二尾に、白魚、アイナメ、甘鯛、野菜が空豆、筍、蕪、椎茸、アスパラガス。前回お好みの品書きを見ていて食べたいなと思った、白魚、油目、アスパラガス、椎茸が入っている献立。

そして今回も追加するべく見ましたが魚は前回食べたキスと穴子で惹かれず、野菜も品書き上には食べたいものがなかったので、「これは試す流れかー」と以前から「ホントに天麩羅で食べてうまいの?」と思っていた黒毛和牛紫蘇巻と、口直し的な意味でカマンベールチーズを追加。

 前回は貸切でしたが今回は満席。

終わってみればこの差が出たという感想デス。

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 今回おいしいと感じたのは、筍、アイナメ、とデザート。

 車海老はやはり関東で食べるものより大きいもので、前回は1尾のみのコースだったのもありますが追加注文したほど美味しく感じたものだったんですが、今回そこまでには思えず。

 この出だし時点で少々雲行きを・・・意識しました、結果は如何に。

 車海老の揚げ加減は「店の色」と思うことにして、どこでどんな感じだろうと気にしないようにしているんですが、そんなユルめな自分ですら少々火が入りすぎでは?と感じた揚がり具合。

 前回が良すぎたせいで余計そう感じたのもあると思いますが、はっきり違う客の数。

全8席、8人を多いとは思いませんが、給仕の方のサービス含めて気の回り具合がはっきりと劣ってました今回は。

単純に1人2人を相手に揚げるより8人を相手にしてたら(ディナーですし)そら大変、忙しいことと思います。

 ですが

この満席、満卓の時の余裕さ加減に熟練の方との差、こういう時の気持ちは表面に出てくるもんですしそこらがやはり経験の差というもので、踏んでる場数が見えるもんなんだなーと、名人と言われる方との差を気づかされた感じです。

 すごく楽しみにしていた白魚は残念ながら少々生臭く感じたり、甘鯛も正月明けに食べたものよりかはちょっと落ちた感じで風味が弱かったり。

IMG_105617 (Large)アイナメ桜葉巻

アイナメは美味でしたが桜の葉に巻かれているものだったので、魚ではなく一品としての妙。

これは前回感動させられた蕪にも思ったことですが、天麩羅、天種として蕪の良さがあるということではなく、カラスミ塩で食べることで「一つの料理」として仕上がっている「巧さ」みたいな。

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 筍。紫蘇と合うんですね。これはおいしかった。

ですが、最後に供される車海老にも紫蘇を巻いてるのは少々やりすぎだなと思いました。

IMG_102350 (Large)車海老(二尾目)

個人の感想で、好みの差になることですが、海老・紫蘇それぞれの天ぷらを単体で食べてうまいでしょうから一緒にまとめて食べたって「マズイ」とまではなりません。けれど紫蘇の香りが強すぎることでそれぞれの良さ、組み合わせた相乗効果は感じませんでした。

これと同様和牛の紫蘇巻(天麩羅)も「これわざわざ紫蘇で巻いてまで揚げて天麩羅にして食べる意味あんのか???」って全く良さがわからず。

IMG_110033 (Large)黒毛和牛紫蘇巻

 とりあえず肉単体でおいしいと感じる「良い肉」なのはわかるんですが、それだけにまず紫蘇を不必要に思いました。だってステーキ屋や鉄板焼で肉を食べる時紫蘇の葉っぱを出された記憶がないし、揚げてトリュフ塩で食べるという点にも疑問符が。

 このトリュフ塩、合う合わないという以前の話でやたらジャンキー。

外国産のポテトチップスでこんなんありそうだなって感じの風味で、まぁ外国の方はこんなん喜ぶんだろうなってのは思いましたが、小手先だけの、上っ面だけのもんという評価。

そんな程度にしか感じなかったんで、わざわざ天種として選んで「揚げた良さ」というのは自分の舌じゃ理解できず。ザ・リッツカールトンどんだけ紫蘇好きなのよっていう。

トリュフ塩、パタゴニア塩、なにもつけずと食べましたが、一番合ったのは天つゆにドボン(笑。トリュフ塩なんかじゃなく「天ぷらですし紫蘇に合うのはやっぱり醤油でしょ!」ってなったのは自分が日本人だからスかね。

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 他、書き入れ時に明らかに人手が足りてない店の如く、グラスが空空なのに結構な時間放置されてしまったり、付きっ切り状態だった前回と比べ天地、雲泥。

 二度目かつ前回良すぎた反動もあって前回とは打って変わった感じの感想になってますが、「格安」という評価は変わらずで(追記 今やフツーにリッツ価格でお得感ゼロです)、十二分な満足を得たい場合はお昼に、しかもちょっと外した時間に伺うのが正解ですね、昼でも夜でも安い高いけど。

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 先付けも前回同様おいしかったです。たぶん会席の方からだと思うんですけど、さすが京都はレベル高いなーって出だしでギュッと捉まれました。(だけに一発目の車海老との落差が大きく・・・)

 翌日の昼食ここの会席にしてりゃよかったんだな。