続きまして、グランドハイアット東京から。
見事に10万越えが並んでます。コロナ禍前でも周辺の他のホテルと比べれば抜群に稼働がいいのかパークハイアットより高い日があったり強気な宿泊料が目立ってたグランドハイアットですが、平日で土曜よりも高い27万近くの日もあれば、31日は6万台という振れ幅で文字そのまんまダイナミックプライシング。隣の(隣じゃないけど)リッツカールトンより高い日が目立ちますからね。
年始に毎年必ず予約いれてるんで覚えてるんですが、何年だかの正月2日3日1泊3万でしたからね。その時より確実に良くなっているモノなんてあってもサービスくらいなもんでそれすら辞めた人によっては育ち切らずに落ちてるかもしれずそれ以外はまず劣化の一途なはずなのにこの高騰っぷりと来たら。。。
で、パークハイアット東京はというと。
最安が13万円台からで週末が高く設定されている日本らしい料金変動。
パークハイアットとグランドハイアットを比べると周辺の利便性の差か10年ほどの時の流れの差なのか、何かと華やかな六本木に対し隠れ家と評されるのもよく分かるパークハイアットですが、絨毯の色が陰気臭いし如何せん前世紀に開業したホテル(建物)なので窓は小さいし、とても艶っぽいホテルでレストラン含めあの雰囲気はとてもカッコ良いと思ってますが、水回りの劣化は隠せてませんし、色褪せてこそないかもしれませんがやはり最近のホテルと見比べてしまえば古臭いという評価が料金設定に現れているように見えました。
そしてアンダーズ東京。パークハイアットより高い日が多い。
まぁこれは開業した年月の開きを考えれば当然の結果。パークタワーは今でもカッコ良すぎなんですが、とりあえず行ってみないことには分からない。
開業前から結構気にしていたホテルで、今でも機会があれば泊まってみたいとは思っているんですが、ホテルのコンセプトが自分とは合わなそうに感じているためなかなか。
今回書いてる十数ホテルの中で一番驚いたのがここ、ハイアットセントリック銀座東京。
コロナ禍前は5万円台くらいだったという記憶なんですが(当然ウロ)、銀座とはいえ狭い30平米台の部屋で「3万台でもちょっとなー」と高いと思って見てたのに10万台て。日によってはパークハイアットより高いんだから驚き通り越して「は?どーゆーこと???」っていう呆れの領域。
6万円台があるのはその名残ですかね。需要の程度で上がり下がりしてるにしても35平米の部屋で十何万はかわいくない。なのでさすがに15万だの18万だのの日はスイートなのかもしれません。
ハイアットリージェンシー東京。
よく分かんないスね。
売りに出された影響なのか、この先にも1か月単位で空室待ち(予約を受けてない日)が並んでいる月があった(はず)で、けれど半年くらい先を見ると料金表示されてる月があったしたんで、休業≒リブランドや閉業という事ではないと判断しました。
トロワグロも佳香もなくなっちゃいましたし、泊まってみても微妙だったんで良いんだか悪いんだか分かんないス。GW中の料金ですが6万円台って高過ぎるという感想のみ。一番安い部屋で3万円でも高いと思ってたけどもう3万円以下で泊まれる日は来ないのかもしれません。コロナ禍真っ只中とは言え大晦日9600円くらいだったのが夢みたい。
リージェンシーとの比較のためヒルトン東京。
ま、同じくらいですよねきっと。
高いですよねー。去年リージェンシー泊まってて思ったのは外国人の利用客がホントに多い。きっとこの料金でも「高くはない」と思えてるからこそ泊まってると思うんですが、これを高いと思っちゃうのはヤバいってことなんでしょうね。徐々に徐々にではなくある日突然こうなったから高く思うんですけど。
28平米の部屋が約6万ですからね。ホントおそろしい。
ヒルトン東京お台場。ヒルトンつながりで、ではなく好きなホテルなので。
やっぱり「高い」というのがまず出て来てしまう。ニッコーからヒルトンに変わっただけで随分高い料金が表示されるようになったのがとても強く印象に残っていて、ぱっと見高めに見えてしまうのはこのホテルの特長の一つだと(自分は)思っていますが、2019年12月に泊まった時は24日でもこんな高くなかったはず。
1泊2万くらいで泊まれたと思うんですよね平日、高くても。
対岸にあるコンラッド東京。
安く見えます、ここまで見てきたら。新宿のリージェンシーとヒルトンが対になってる感じと同様、六本木のグランドハイアットの対になってるのがコンラッドと思って来てましたが震災後徐々についてきた差はやはり埋まらず。
立地とサービス以外はこっちのが良かったりもすると思うんですけどね。自分の思うそれは窓の大きさ、そして眺め。ただ自分にとって最重要、上二つが立地とサービスなんで50平米前後の部屋が最低のホテルとして最安なのは納得出来てしまうとこ。
一体数千円のベア付きでカレンダーの料金(上の画像のでなく)ですからね。部屋の広さだけで考えたらグランドハイアットやセントリックより高くていいはずですなのに圧倒的に安い。
セルリアンタワー東急。
ここはなぜか好きなホテルなので選抜。今までのホテルと比べればほんのり高目になっている程度の日が若干あるかなーという穏やかさ。コロナ禍前でも「もうちょい安けりゃもっと気軽に泊まれちゃうのになー」と平日5万くらいの日は普通にあったはずなので、もともとそんな高稼働じゃなかったでしょうけど稼働が良くはなくて取り残されちゃったんだなーという風に見えます。
コロナ禍最中に一度予約を入れた時、確か何とか割とクーポン使って10000円くらいだったんですが、そういう今では在りえない料金、他のホテルでもたくさんあった事でしょうね。
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル。
ここもそう宿泊するんで選ぶホテルではないんですが気に入ってるホテルの一つ。ここも部屋の広さの割には普段から高目な料金が目立つホテルでコロナ禍前で3万台の日なら安目って感じに記憶してますんで、軽めに見て倍の設定。
単なる需要からか常に高目の料金設定してたホテルなのでむしろ控え目に見えました。カッコいいホテルだとは思ってますけど部屋もですし周辺含めて特別何か良い点があるホテルとは思っていないので。
参考資料としてヴィラフォンテーヌプレミア羽田空港。
東京都心からかなり離れた成田ならともかく羽田なら30分も我慢したらそこそこホテル選べますよね。自分でも空港隣接のホテルに泊まった事はありますけど、いくらターミナル直結とはいえこんな料金払ってまでビジホに泊まる理由が理解出来ない。この料金でもバンバン泊まる人いるからこの料金になってるんでしょうけど。
部屋の広さもなんも知らないんで羽田行った時には見学してその強気な秘密を探したいです。
ザペニンシュラ東京
幅が凄いスね。85000~33万。平日ですが8万という料金は高くしてるとは思えない、高需要な日ならこれくらいはあるだろうという範囲内。
記憶だと安い時だと5万台(平日)、だいたい7万くらいで泊まることは可能だったように覚えているので4週目なんかの料金だと他のホテル同様上げているんだなと見えますが、良心的にやってるのか実需通りそれがそのまま反映されてるだけなのか。
もう一つ大阪京都のホテルでまとめたものを書こうと思ってますが、今日8月1日で8月の料金カレンダーを見てみると東京も大阪も一部のバカ高いホテルを除けばコロナ禍前と変わらないくらいか最近の円安ないし物価高に若干寄せた程度の料金に落ち着いて来てるように見えました。
本当の外資系(運営も)はドル建てで考えるんでしょうから、2019年の為替が110円とするなら142円の今日とは約3割違うんで3割増しまではしょうがないっていうか(+電気代は上がってるわけですし)当然と考えるべき範疇なんでしょう。