国内で泊まってきたホテルの中で今までで人(サービス)が一番と思ったグランドハイアット福岡でしたが、強いてダメダメな点を挙げればそれはベッド(マットレス)でしょう。
マットレスは日本ベッドのものですが、寝心地いいとはとても思えない薄いもの
開業した年代を考えれば当時はこんなもんでよかったんでしょうけど、このブログでも幾度となく書いてきている毎度のことですが、今は宿泊料金3分の1、4分の1くらいのビジネスホテルですらシモンズのピロートップと謳ってるたりするので、明らかに残念な部分。
WiFiなんかもそうでしたが、宿泊者に直結していて利用時間が長いものほど、料金の安いビジネスホテルの方が我先にと競うように導入してくれてるから不思議でならないんですよね。
サービスを売りにしているはずの普通のホテルが、なぜにそこらを簡素化しているビジネスホテルに負けるのか、劣ったままでいられるのか理解できない。
マットレスの厚みが薄かったから睡眠浅く長い時間眠れなかった、寝心地良くなかった、というわけではないと思います。
ですが、薄いマットレスは設備として厚いものより明らかに安いはずで、そういう視点で見るとホテルの格っつーか、宿泊料金に見合っていない「安っぽいモノ使ってるなー」としか見えてこないので、真っ先に変えるべき部分だと思うんですよね。
マットレスで思い浮かぶのは、ホテル椿山荘東京のデラックスルームのと、ベストブライダル傘下になって替えたと思われるホテルインターコンチネンタル東京ベイなんですが、この2つのホテルのベッドの印象は強烈に残ってます。
簡単に交換出来て、かかる費用は決して安いもんではないと思いますが、年単位で考えたらデカイ金額とも言えませんし、宣伝、効果を考えれば抜群なはずなのに、なんでこの10年でこんなマットレスに交換決定したのかが謎すぎ。