シンガポール海南鶏飯 日本橋三井タワー店

 カオマンガイはよく食べてましたが、シンガポールチキンライスはたぶん初めて。

 ホテルの近所をフラフラ1時間半くらいはウロウロしてましたが、ここ以上にビビビッとくるものがなかったので海南鶏飯で持ち帰ることに。ホテル隣のビルにあった食堂にも惹かれてましたが、この日の気分は自分じゃ作れない専門店ならではの味。

 タイではほとんど蒸し鶏一択なんですが、日本の蒸しでタイのと同じように美味しいと思ったことが一度もないので、揚げとのハーフ&ハーフでご飯大盛りに。

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 美味しい。は美味しかったですが、カオマンガイと似てはいるけど非なるモノ。

違いはタレで、ネギが一番違和感アリ。基本としてタイのカオマンガイが頭にあるため、変な醤油?、甘いチリ、ネギショウガのタレはどれもコレジャナイ感。

鶏肉もハーフ&ハーフが正解というか失敗で、やはり蒸しがなんか生臭いというか、日本の鶏でよく出くわす臭みのようなものを感じてしまいこれは明確に揚げ一択。揚げが美味しかったです。

 タイの屋台では透明なビニール袋に入れてくるくるとしてくれる持ち帰りのスープがつかないのは残念です。

 蛇足で向かいにあった「こけこっこ」ここの炒飯や海老チリ玉飯とで悩んだので餃子を買ったみたんですが、こちらはイマイチ。もっと言ってしまうと印象に残らない味で、餃子の満州や日高屋のでもいいじゃん・・・て程度でしたので、参考までに。

キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ ハイアットリージェンシー東京(閉店)

 ※ 元は2014年に投稿したものなのですが、当時の悪癖として1投稿にタイトルとは別の店舗の事も書き入れ文章量を膨らます傾向にあり、そのせいで要らぬ誤解を生じさせていた事に気付いてからは分けるようにしていて、遅ればせながら閉店されたのを機に分割、懐古しながらの改稿になります。

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 去年のことになりますが、トロワグロで食べたとうもろこしのパンがすごい美味しくて、どこのだかとかどこかで買えるのか聞いてくればよかったと思ったほど。

翌日電話して聞こうと思いつつとりあえずネットで検索してみたらあっさり見つかりました。ありがたい。

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 「表参道にあるパン屋さんのもの」ということ。

 基本パン食ではないので滅多に食べたいと思うことはないんですが、この日はなぜかパンが食べたくなり、しかもトロワグロのあのパンが食べたい。

 トロワグロに来るのは1年ぶり。

ランチに限って言えば、全く高いとは思ってませんでした。

 この空間で、このサービスでこんな皿に仕立て上げて提供してくれるんですからむしろ安いとすら。

 いつ仕入れたかわかんないような見た目や味なのを似たような値段で出す店が平気でありますし。

そういうところと比べてしまえば安く感じてしまう。

 と、去年2013年までは思ってたんですが、ちょっと落ちましたかね?

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 口に入れた直後から「旨い・・・。来て良かった。。。」というような感動がない上、サービスがちょっと雑い、というか当たった人が品がなく汚らしい。

 去年は「ここまで気を使ってくれるんだ・・・。」と感動しましたが、今回はちょっとフツーのそこいらどこでもあるような高級な店って程度。

あのパンと心地よいまでのサービスのために来てると言っても過言ではないので、あのサービスはかなり残念・・・。

 パンだけ買うこと覚えてしまいましたし、次回も同様にお粗末な感じなら他探しになります。。

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 そして2020年追記。

 2019年末で閉店してしまったんですね。

 「えーっ」残念・・・と思いましたが、それと同時に頷けもしました。

それは前回、上記2014年の感想のまんま。料理での感動がなくなり、洗練さを感じない人にサーブをされてしまったのが非常に大きかったんですが、以降自分の足も遠のいてしまっていたから。

 基本予約が取れないというような気難しい店よりも、その日ふらっと立ち寄って「好きなものを好きなだけ食べる」というこちらの勝手に合わせてくれている店のが好きなため、自分にとって日本で言うグランメゾンは縁遠い存在。

そんな中当日の予約でも嫌な顔をしないここはありがたく、勿論美味しいは美味しいんですが、食事を人生における楽しみにしてる自分にとってある程度以上の食事となると、欲しているものは斬新さや物珍しさといった「驚き」という要素の強い「感動」であったりもするので、運ばれてきた皿を見て「どんな味がするんだろう?」とワクワクすることのない、前回と似たような皿を出されたり、またその印象が「柑橘系一色」では「まだ行ったことのない店に行ってみたい」と思う事の方が多くなってしまうのも仕方がないことかなと。

もちろん「それ」は「そこの色」ということでもあり、その変わらないもの{ここで言えばとうもろこしのブリオッシュが自分にとってのそれにあたりますが}を求めて行く場合も当然あるのですけれど。

 青山にあったピエールガニェールやコンラッドのゴードンラムゼイもあっという間に無くなってしまいましたが、やはり三ツ星シェフと言えども日本で店を続けるってことは相当厳しいんでしょうね。

二度と行かない店たち

 「二度と来ないな」と思った店を列挙します。

  • ガスト
    学生の頃に一度行き当時の(今のは知らない)ハンバーグのマズさに閉口して「安かろうマズかろう」とはこのことだなと思った。その後の人生でもう一度だけ付き合いで仕方なしに店に入りましたが、何も頼まず過ごしたので有言実行の内かと。
  • ふらんす亭
    これも学生の頃、駅前の店で見かけて即何も考えずに入ったのですが、店内は狭く、多分レモンステーキを注文したはずですが、ただの焼肉定食なような感じと美味しくなさに「これのどこが『レモン』ステーキ・・・」とゲンナリして、今思えば名前が同じというだけの”本物”と全く非なるものですが、ステーキからしばらく遠ざかるきっかけになったのはここのせいでしょう。本場で本物のレモンステーキは食べたいと思っています。
  • 餃子の王将
    これも学生時分。とにかく美味しくなかったというか味がしなかったというか。これも安かろうマズかろうの代表という印象で、餃子と天津飯を注文したと思うんですが、残さず食べるのが苦痛で仕方なかった。
  • 紅虎餃子房
    とにかくマズかった記憶。有楽町かどっかの3階建てくらいの駅前店だったと思うんですが、接客は悪いし、居心地も悪いし、食事しようと思って入ったのに単なる居酒屋で辟易。以降この際コーポレーションの店と知った場合絶対入らないようにしています(そうとは知らず入ってしまった店が2~3アリ)。
  • サブウェイ
    バンコクにて。とにかくめんどくさかった。
    店の仕組み、注文方法からわかっておらず、白人で混んでいるのを見て「さぞ”うまいパン”の店」なんだろうと期待して入店しましたが、商品受け取るまであれはこれはと選択させられるのがクソウザくて「いったいいつになったら完了するんだ?もうあの写真と同じものを・・・ちょうだい。」とひたすらめんどくさくて、やっとこ手にしたサンドイッチは高いくせに全くおいしくなくて最低だった。
  • 牛角
    マズかった。というか味がしなかったというべきか。
    急速に店舗数を増やしていた頃、あちらこちらの店舗で何度も見かけた物凄い繁盛具合(車だけでなく自転車の数も凄かった)から当時近所に住んで居た友人2名を連れて真贋見極めに。ここも「安かろうマズかろう」代表。ここの焼肉を5回行ったつもりで他の良い店に一度行った方がいい、安いからって形だけのモノを食べるくらいなら食べなくていいと思うようになったのはここからかと。
  • ステーキのけん
    ここは正確には二度行ってます(笑。
    一度目の時、ハラミというのを知って数年ハラミ好きだった当時の自分は近所で見かけた当時話題であったこの店に行きハラミステーキを頼むんですが、その味のしない肉に「二度と来ない」「なんでこんな店流行ってんだ?安いから?世の中舌がバカな奴ばっかかよ」なんて思いました。
    その後の炎上の際、時間が経っていたのであらためてきっちり貶すために再訪したんですが、硬いし味はしなく不味い肉で、逆に「よくこんな(味もしなくて硬い)肉見つけてくんな笑」とひたすら金をかけずガッツリ儲ける姿勢を逆に素晴らしいとさえ思ったり、ものすごい家族連れが多さだったんですが『こんな肉を「ステーキ」として食わされてる子供たち』を不憫に思ったり。あらためて行きましたが今度こそ二度と行かねえし、当然の結果。気がついたら倒産してて大爆笑。
  • ゴーゴーカレー
    ウマくなかった。
    ただマズくて二度と行かないというより、この店を見かけて「カレーが食べたい」と思ったら近くに他のカレー屋がないかを探しここには行かないという意味で、「なぜCoCo壱でなくこちらに行くのか?」という理由が自分には見つかりません。
  • スシロー
    何を食べたか忘れましたが横須賀の方で。二人で行って会計700円ちょっとで出る。茶碗蒸しとポテトは頼んだので1皿か2皿だけでの判断になりますが、北海道の回転寿司の後でまぁなかった。いろいろ入った回転寿司で唯一はっきり「マズい」と感じ、数ある回転寿司の中で二度と行かないと思ってるのはここだけ。「回転寿司どこが好き?」と聞いて「ここ」と答えられると味覚が合わないなとガッカリする。
  • 鳥貴族
    2~3年前。長い間「行ってみたい」と思っていたんですが、当方アルコールは摂らないため中々機会に恵まれず沼津か熱海への旅行の際やっとの思いで行ったんですが、それだけにガッカリ度は
    まず実際行ってみての第一印象は「安くない」。品数多く食べたい派なので1品につき必ず2本の縛りがウザく、なんかヌルくて焼き立ての感じはしないし、タレの味が強いせいか肉の旨味は全く感じなく自分の感覚ではどちらかと言えばマズくて、コンビニで売ってる焼き鳥と同レベルかコンビニの方を上に感じる程。(近所に鳥貴族のモノと比べると肉は小ぶりだけれど1本120円~150円でめちゃくちゃウマい店があるので全然安いとは思ってませんし)安くてもマズいせいで結果高く感じるっていう、自分が絶対選択したくないと嫌う見本のような店。
  • からやま
    テイクアウトの弁当だけで判断してしまってますが、二度と食べたくない。
    系列のかつやは安く美味しいので(近所に)開店したてで大混雑中にもかかわらず期待を抑えきれなくて・・・並んでまでして持ち帰り。そのすぐそばにあるほっともっとの唐揚げ弁当より安くもなくて美味しくもないんじゃ無意味無価値。
  • ホワイト餃子
    学生の頃。テレビで見たことのある文字を見つけ(多分埼玉の川口あたり)Uターンして食べた。とても不味い味のしない餃子で驚いた。皮が厚いとか焼き方がとか一切関係ない不味さ。こんなのを100個1000個と買ってく人ってどんだけ味覚障害なの???これの10年以上後、渋谷かどっかで似たような焼き方の「焼小籠包」を食べたら凄いおいしかったので、全く食べる価値なし金の無駄。
  • 肉の長谷川
    看板に偽りアリ、びっくりするほど不味かった。3年くらい前、通りがかりで見つけ戻り、たしか駐車場で検索したけど全く何も出てこず冒険心から立ち寄ってみたものの大外れ。外食しててこんだけはっきりとマズイとこってなかなかない。
    書くにあたって調べてみたら潰れてたけど当然すぎて大笑い。あらためてこういう「シンプルさ」を売りにした店名を毛嫌いするようになった。
  • 野郎めし
    持ち帰りでもつ煮ととん汁を食べたのだけれどもどちらともおなじ感じでマズかった。というのも、そんなことはないんだろうけど、もつ煮もとん汁ともに痛んだものを食べた時特有の酸味を味噌の中だか感じる味(つけ?)で、数少ないメニューの中に載せていいレベルの味じゃないという評価。
    居酒屋とか焼き鳥屋だとかもつ煮が売りの専門店のもつ煮には遠く及ばないにしても、ゆで太郎っていう立ち食いそば(立ち食いではない)屋みたいなのが一緒にやってるもつ次郎って店のもつ煮のレベルにも達してないのを堂々と売ってる姿勢(ととん汁のマズさ)に、他のもの、しょうが焼きも店で売る水準にねぇだろうという気持ちにさせられたくらいウマくない。はっきり言って特別安いわけでもねーから食べる価値はないし行く価値もない。
  • 鰻の成瀬←2024年8月NEW!
    不味くて「食えない!」ってほどではなかったけれど、美味しくもなかった。一番安いので1600円という値段と吉野家に代表される牛丼屋チェーンの鰻と比べたら大分マシな食感と風味に「がんばってる感じ」はすごいあるんですが、もう1000円足したり、倍まで出したら「ちゃんとした日本国内で完全養鰻された」「普通の鰻」が食べられる事を考えたらその売りの安さには価値を全く見出せない。本物と鍍金には明らかな差があるけれどこれは正にソレ自分は3倍払ってもちゃんとした国内養鰻のちゃんとした鰻を食べます。