づぼらやにてお持ち帰り 道頓堀(閉業)

  今回特にたこ焼きを食いに来たわけではないんですが、とりあえずでハシゴしました。

考えなく出てきたので道頓堀でづぼらやの看板を見た時「失敗した」と思いました(苦笑。

それほど寒い日ではなかったので「鍋」が頭になく、たこ焼き→串かつ(だるま)かなーとウロウロしてたところにづぼらや。

すでにおなかにたこ焼きが入っていたし、移動で座り疲れた体をもうちょい動かしたかったので

 「まー明日でいいか」

と引き続きウロウロ(とにかくウロウロしたかった)

 

 端から端まで20~30分は歩いてましたが、屋台みたいなのが密集してるところがありましてあとで調べてみると道頓堀角座というところで、高速道路のサービスエリアにある店を見るような感じで「オイシソウ」と見える前に微妙な値段の高さが気になって、特に美味しそうな魅力ある屋台はなかったんですが、その中のてんぷらの屋台の写真のエビがどーにもうまそうに見えてしかたなかった。

写真と同じものが出てくるわけがありませんし、こんなとこの(失礼)屋台のてんぷらが感動するほどウマイわけはないんですが、「屋台のてんぷら」っていう原形にどーーーーーしても触れてみたくなってしまった。見かけませんよね意外と。

 ここで思い出したのが、さっきのづぼらや。

軒先のショーケースの中に持ち帰りのてっさがあって「へー持ち帰り出来るんだ」と気にかけてたので、これらを買ってホテルの部屋で食うか。となりました。

づぼらやにててっさを買いに行ったら、レジでから揚げの持ち帰りも出来たのでそれも。

てんぷらは写真の1000円のセットを頼みましたが、気づけば両手に袋で計5000円くらい。

これらにホテルでおにぎりセットを頼みましたから、思いもかけずそこそこ豪華な晩餐(笑

 

 てんぷらは期待してなかったってのが大きいですが、そこそこ美味しかったです。

キスなんかはそこら辺の定食屋や蕎麦屋で食べるくらいな感じのもので、冷めちゃってるのが申し訳なかったですが、それ考えても野菜なんかはスーパーの惣菜天ぷらよりかは美味しく。

ま、ちょっと高いな、ってのは思いますし、そう見えるもんでしたけど、こういうのは縁日の屋台モノと一緒で雰囲気を楽しむもんだと思ってるので、気分はけっこう満足。

 ご飯と味噌汁ついて500円が適正な感じっていったら伝わるかなー

それでも文句言う人はいるだろなーっていうような。300円なら言わせない(笑)

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メインのづぼらやのてっさ。

刺身だけかと思ってましたが身や皮の湯引き?も入っていて、得した気分。

ポン酢が好みの感じでヨカッタです。

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わざわざ揚げたてじゃなくして食べるような持ち帰りのから揚げ。

ちょっともったいないことをしてる感は勿論あったんですが、それでも部屋からの眺めと自分の部屋っていう楽さのが上回って満足な夕飯になってましたねー。すごい楽しめた。

 づぼらやさんて大阪じゃあちこちにあるチェーン店かと思ってましたけど、道頓堀と翌日通天閣そばで見た(入ろうとしてた)新世界の2店しかないんすね。

道頓堀店、気配り上手というか、テレビ等で見ていた「なにわ」に期待していた、優しく思いやりのある感じで、って一見の持ち帰り客にそう思わせるんですから、同じようなもん食べるんならやっぱりこういう店を贔屓にしちゃいます。

踊りだことたこ焼十八番 道頓堀

前回同様、踊りだこに十八番のコンボです。

4回食べてみて出た結論。十八番の塩たこは何時間も経って冷めた状態ですごくウマくなる。

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逆に買ってすぐのアツアツの状態を食べてもなーんかイマイチ、塩の良さや初めて食べた時に感じた旨さのあれこれが出てこなかった理由は多分これでしょうね。(今回冷まして食ってみた)

 たぶん持ち帰って冷めて一番ウマく食えるのが十八番の塩たこ

 

 踊りだこの方は相変わらずうまかった、というか進化してましたね

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若干場所移動したのかな?

前来た時は奥に海鮮丼屋かなんかがあって、その通路みたいなとこに5人がけくらいのテーブルがあってそこで食べた記憶がある。

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外国人観光客に優しい券売機が設置され、醤油味に、泳ぎたこ焼きという明石焼きのようなスープたこ焼きが新たに加わったようなのでそれを買いました。(2019年追記 泳ぎたこ焼きなくなってました。。。)

 どっちも旨かった。

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タコが丸々なのでソースより醤油のが合う感じがしました。(上の写真上段二個が醤油)

一昨年食べた時より外側のカリカリ度があがってる気がする。

そして寒かったせいもあると思いますが、ダシにつかってるこちらの泳ぎたこ焼きも美味。

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王道から外れるのかもしれませんが、つゆ好きなので夏だとしてもこれ頼んじゃうかなー。

大通り(道頓堀って言っていいのかな?)の方にもお店できてましたな。

游玄亭 新宿

 久しぶりに汐留にある星遊山に行こうとしたんですが、游玄亭へ。

前日上野の叙々苑に行くも満席。その場で席数多い新宿へ電話をかけるも同じく満席。

焼き肉脳というよりもただただ叙々苑サラダが食べたいという一心で、諦めきれず翌日再度電話して予約の隙間を見つけてもらった感じで行きました。

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 初めて行った時からの感想は変わっておらず、「叙々苑叙々苑」騒ぐほどはない。

単にテレビに出るような人の口からよく出てくる理由って(不味くないなんてことは大前提)、場所(西麻布)、一般人の目を避けやすい個室、日付変わったド深夜からでも行けるっていう3点に使いやすさみたいなもんがあるだけで、ここくらいの焼肉店はどこの都道府県へ行ってもあると思っています。

自信持って真面目な商売してるとこならどこでもだいたい一皿3000円前後の肉は置いてあるし、プロの野球選手やサッカー選手が通ってるような店なら間違いなくウマイ。

しかも東京都心以外のほとんどの店は叙々苑より1~2割、游玄亭より2~3割安いっていう感じで似たようなウマさなので、場代(土地代)の差を美味い具合に付加価値に混ぜ込んで昇華させたという評価。

img_7967-large上カルビ

 「地元の○○のが安くて美味い」ってのが、感想を聞かれた時よく言ってた返答で

 割高というのが妥当な評価だと思います。

 じゃなぜ叙々苑に行くのか?といったら

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 それは自分の場合はサラダ。

ドレッシングはそこらで買えますが、それで同じように作ってもやっぱりどこか違う。

 そして大人になってきたためわかったようなもんなのが、給仕・サービスの良さ。

これは「まず不快な思いはしないだろう」という安心感を買っているようなもんで、游玄亭しか行ったことがないかも知れませんが、不満を感じたことがありません。

小僧の時にはその一つ一つ、例えば前掛けの紐を結ぶ手伝いを「余計」と感じたり、スープを取り分けてくれることを「大げさ(自分でできるから)」と思っていたんですが、最近は「丁寧なんだな」って思うようになり、その気配り具合に気づきました。

img_175407-large壺漬ハラミ

値段が一緒、ないしちょっと高い程度なら気分良く食べられる方が美味しいに決まってますから、きちんとした(厳しい)大人にしつけられてるであろう新宿や西麻布の店に快適さを感じるようになったのはまぁ必然な流れなんでしょう。

特に安くもないのに店員がやたら若い店に行って雑すぎる給仕にゲンナリさせられた後だと、多少割高だろうと余計そういうことに(自分の)気が向かない店で食事したいって思いましたから。

 

 そういや今回(というか前回思ったこと)サラダの他にもう一つ目的があったこと思い出しました。

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 それがこの特選タン塩焼(5000円)を食べてみること

ねぎしに行ったことから食べられるようになったタン。一体ねぎしと比べてどれほどウマイんだ?と(ちなみにねぎしでは白たんの薄切りが一番好きです)

 「これ特選のはねぎ乗ってないんですよね?」 

店「はい」

 「ネギタンと比べてどうなんですか?やはり厚い?」

店「そうですね、ちょっと厚いです」

と聞いてちょっと考える間を空けたら

店「別の器で、になってしまいますが、ねぎをおつけすることもできます」

という提案と、さらに

店「よろしければ薄く延ばしてくることも可能です」

と、なるべく希望に近いものを提供しようと協力してくれてる。

 決してどの店にも同じ行為を求めるわけではなくて、こういうこちらの希望に歩み寄ろう、なんとかしてくれようとする臨機応変さが嬉しいんですよね。

これでサービス料を取ってないわけですから、最初の方で言ってる1~2割高いのも納得。というより2割高かろうがそれは税込み表示みたく、こういう質の高いサービス込みの価格であって、ホテルのレストランで会計時にサービス料が加算されるのと同じ感覚でして

 正当

というのが大人になった現在の評価です。

もちろん安くてサービス良い店もあります。でも海外でこれだけのことしてもらったらチップはずんでますから(笑。

 そんでこのタン、美味しかったです。

てんやの天ぷら定食と、1万円はする天婦羅屋の天麩羅と一緒で「これはこれ。それはそれ。」

 ねぎしなんかのタン定食と比べてどっちがどうという感想はなく、それぞれ良くてどっちもアリっていう全くの別物感。今後あちこちの店でも積極的に牛タン頼んでみようと思います。

がしかし、カルビにハラミに牛タンって3皿食べるのキツいんですよねー。

 

 

 追記

 ステーキはともかく、焼き肉が高いって言うのは間違ってるよなーとよく思います。

だってたいてい1人5000円ちょっとくらいの会計(酒代抜き)で、1万円出すくらいまで頼むと「しばらく焼き肉はいいや」って思うほど、最後の方には脂もキツく感じおなかはパンパン。

うなぎを食べてもサービス料を取られれば5000円しないくらいはするし、魚介の方がはるかに高いですよね。寿司なんか好き勝手に食べたら5万円だろうと届きそうな店はあるでしょうけど、焼き肉で1人5万円っていう会計になるまで食べられる気がしない。

 おすすめの店あったら教えてください。

 自分が東京でというならば、恵比寿のKABTOか汐留の星遊山。

雰囲気良いというのが一番に来てるオススメなんですが、予約の入れやすさは勿論のこと、営業時間の長さ(K)や気配りの良さ(星)や部位の多さ(K)が選出理由ですね。

 部位はタテメ(タテバラ)が好きです。