神戸ポートタワーホテル なごみの湯宿 和室 1~2名(4.5畳)

 500円割引のクーポン使って税込み5000円。

この時の気分と合ってたのと、危惧してたことはほぼ発生しなく、空きがなく1泊しかできなかったのですが、もう1泊したかったくらいとても快適で気に入りましたが、ひとえに5000円だったからでしょう。

IMG_0593 (Large)

 岡山くらいまでの間でどこ泊まってもいいなと考えながら移動し始めて、特に神戸に泊まろうと考えてたわけじゃありませんでしたが、車中地図を見てたらふとどんなホテルがいくらくらいであるのか気になり検索したら和室の部屋を見つけました。

部屋は風呂なしトイレなしの風呂は大浴場、トイレ共同という四畳半の和室。むしろ洋室に泊まって大浴場を利用する場合は500円の利用料が発生するので、洋室だろうと大浴場を利用してるはずの自分にはその分余計お得。 

IMG_0595 (Large)

去年の日本館の印象が良かったからでしょうね、大浴場と畳の組み合わせでもう今日はここでいいや居心地良くなかったら早出につなげちゃえばいいし、と初めての神戸。

 部屋に便所がないのだけはちと不便かなーと思ってて、実際トイレまで結構遠い部屋だったんですが、それは全然杞憂で面倒くささは全く感じませんでした。

IMGP7196 (Large)

危惧していた点は、万なんとかの湯や〇〇園ホテルグループみたいな宿泊施設に見えていたので、春休みで家族連れを中心とした五月蠅客が騒々しくかなり居心地悪いかもなと覚悟していたんですが、(大浴場の利用で判断する限り家族連れ中心という予想は当たっていたっぽいけれど、多分疲れて早く寝ちゃうんでしょうね)自分がチェックインして風呂入って食事求めて彷徨って一息ついた時には完璧に静かで、翌朝まで周りの部屋に客は居ないと思えてた程です。

IMGP7201 (Large)

 部屋は4畳半なので広くはないですけど、高さのある家具はないので狭いとは感ぜず一人では程良い。

IMGP7202 (Large)

布団は自分で敷いてくれと言われましたが、むしろ歓迎なんですよねこれ。

さっさと敷いて布団の上でくつろぎたいし、「いつ来るんだろう」と待たされるのは数分だろうと苦痛で、自分の空間を作った後に知らない人に入られるのにも抵抗があり、それなら自分の間で好きなようにやっちゃいたいと常々思っている派。

IMGP7198 (Large)

翌朝まで人の気配を感じませんでしたが、これは人に恵まれただけでしょう。遮音具合は値段也。

良かった点はいくつかあって、利用はしてませんが食事処があることや大浴場といった設備面。

3階の自販機コーナーにはアイスの自販機までありましたし、こちらも利用してませんが便所の先にあったので覗いてみたらかなり本格的なジム設備があったり。

IMG_0598 (Large)

 大浴場はビジネスホテルのそれと日帰り温泉施設の中間くらいな感じで、想像していたものよりはるかに立派で満足度の高さにつながったと思います。

部屋の居心地の良さなんかはこの写真でも思い出すんですが

IMG_0597 (Large)

冷蔵庫が扉の向こうに隔離されていて、2ℓのペットボトル(笑。

電気ケトルに水を入れてくれているホテルもあるんですが、どこから汲んだ水だかわからないから使う気になれないんですよね。下手するといつからのだか怪しいし。とか。

だからこれくらいの宿泊料でペットボトルの水を置いてくれてるのも珍しいと思いましたし、カップラーメン買ってきても安心な2ℓは大盤振る舞いに思いました(笑。

 

 ビジネスホテルではないですが、実態はビジネスホテルの方が近い人的サービスは皆無な形態のホテルです。

電話かけたりで接した夜のフロントデスクの従業員はビジネスホテルのそれ以下な、職業意識がないと言わざるを得ない感じの受け答えで「これ失敗したかなー・・・」と若干後悔しながら足が重くなりましたが、行ってみたら何の問題もなし。

少々うろついて神戸の街、ホテルはどこがよさそうなのか目星はついたので次回来た時利用するかはわかりませんが、寝るだけだったら(同じように安ければ)ここでもいい気はしてます。

IMG_0596 (Large)

それくらいは気に入りましたココ。

ウェスティンホテル仙台 スーペリアツイン

 いいホテルでした。

良さげなホテルと思っていましたがさらにその上。とても良かった。

IMG_0158 (Large)

 今回は「部屋おまかせプラン」を利用しています。

 ビューバスの角部屋があることは知っていましたが、窓ガラス下半分が不透明で浸かりながら景色を眺めることが出来ない造りなことも知っていたためこの時点での部屋へのこだわりは一切なく、また初めて訪れた街なので「○○が見えたら嬉しい」というものもなく、何がある(見える)のかすら知らなかったため「眺めさえあったらいいかなー」程度のユルさで予約。

IMG_0170 (Large)

 以前調べてて思ってたことですが、地方のせいかやたらと安いんですよね。その安さから期待していなかったのが余計良かったと思えた一因でしょう。

ある程度の宿泊料を取るホテルには存在してる豪華さや贅沢な感じ、単純なトコではロビーの天井の高さや窓の大きさなんかで感じさせられる部分だと思っていますが、同様の質感がアッパービジネスみたいな料金のホテルであると思ってませんでしたから。

IMG_0165 (Large)

 よかった点を挙げていくと、まずビルが高い。

というより周囲に眺めを遮る様な建物が一切なく、若い従業員からもここで働いていることへの誇りのようなものを感じるくらい表情が明るく、不満を感じることのなかった接客、そして部屋の質感。

IMGP7144 (Large)

 部屋での細かい部分を言うと、ベッドの向き、ハリウッドツインでない、浴槽とシャワーブースが隣でなく離れている(床がビシャる)、「トイレ-洗面-浴槽」とトイレが独立していないなどなど、昔からあるド定番の配置で「全然良くない」部屋のはずなのにビジネスホテルのそれとは似て非なるもの

「ちょっと広いだけ」「ちょっと窓が大きいだけ」「ちょっと綺麗なだけ」「置いてあるものがちょっといいだけ、多いだけ」と、あちこちちょっとずつ違うだけでここまでの違いになるかーと感心してしまいました。

IMG_0167 (Large)

 1階に若めのドアガール?が居ましたが何もなし。荷物少なめだったからだとは思いますが、人員を割いておくなら名前の確認(勿論無線でフロントデスクへ)やエレベーターのボタンを押すくらいした方が印象良いですよね。

「ホテルの格」ってモノが存在して、感じるのならば滲み出てくるのはこういう場面。

それとは反対にフロントデスクの男性はカウンターから出て自ら部屋へ案内しようとしてくれましたが、経験の差の一言では片づけたくない気持ちの持ち様。

IMGP7147 (Large)

 部屋は42平米。納得のゆとりある広さ。

天井が高く広い部屋の場合概してベッドやあるもの全て大き目のため、体感してるほどの部屋の広さが写っていないと思ってるんですが、荷物をひろげたままでも全く邪魔にならなかったし、充電用のケーブルを取り回したりして「広いな」と感じました。

 水周りでその広さを感じさせてくれてるのも、この部屋の質感と良さを上げているんだと思います。

IMG_0176 (Large)

好みでない配置なのにかなりくつろいで「贅沢な時間」と感じ浸かってましたから。

居心地の良さは相当なもので「今回の旅行、この部屋に3泊でもアリだったなー」と思ってしまったほど。

IMGP7154 (Large)

 タオルは都心で5つ星と評価されてるホテルのそれに劣らない厚いもの。

ただ洗面下に収納されているものとシャワーブースのところにかかっているものとで随分差を感じたのですが、それは推測するに順番に満遍なく使われているわけではなく、手に取りやすさが使われ具合にそのまま反映された結果ではないかと。

IMG_0177 (Large)

 同じくらい厚手のバスローブは重すぎてちょっとどうかと思いましたが。

 それ以外気になったのはシャンプー類がボトル(宿泊料から考えると納得ではありますが)な点と、幸運にも煩いとは思わなかったんですが、水たまり(結露)を発見したサッシ。

IMGP7170 (Large)

 朝起きたら結構な量の水が溜まっていて驚いたんですが、雪の少ない仙台とはいえ東北で冬は寒いんだから結露しないように+防音面でも二重のサッシ(窓)にするべきなのに、なんでしなかったんだろう。

CIMG2924 (Large)

 眺めは大学が見える側だったので、仙台駅と逆側でいいんですかね。

次回は駅側をお願いしてみようと思います。

 

 最後に、ちょっと感動?してしまったのがこのアイスペール(他の写真にもガッツリ写りこんでいるのですが気づきましたか?)

今まであちこちのホテルで予約時だったり、チェックイン時に頼んできていることなんですが、ここまでしてくれたのはここウェスティンホテル仙台だけ。

「大げさ(笑)」とか「ここまでする必要はない」と思う方もいると思いますし、常々豪華さと無駄は紙一重と思っている自分もそう感じもするんですが、「(笑)これだけしてくれてる」っていう気配り具合は嬉しく、喜びました。

 ルームサービス頼まず早寝しちゃったんですが、なにか食べておきたかった。

働いてる人の表情が明るいホテルはそれだけで素敵ですよね。