古山閣 二間続き街並側客室

 まず最初に、予約サイトを見ていて空きがないと予約を諦めてる人、公式ホームページを見てみましょう。

自分もそんな一人だったんですが、以前別の温泉の旅館へ電話した時に「その日は予約サイトへは出していない」「直前だと公式ホームページ以外の空き情報は更新しないので、公式ホームページを見てもらえると」と言われまして、見てみたら確かに予約サイトでいっつも空いていない週末にも空きが見られるし、キャンセルされたと見られる直前の日にも空きが見られたことを踏まえ、「銀山温泉もどちらかというとインターネットとは無縁な感じの古めの旅館が多いからもしかすると公式ホームページからなら空きがあって予約が取れるのでは?」と思い数日。

 思ったとおり空きがチラホラ出て、希望日の予約も出来ました。

(年が明けてからも見ていましたが、1週前や3日前どころか前日になって予約可になってる旅館もあったので、泊まりたい方はとにかく諦めずに)

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 銀山温泉で泊まりたいと思って居たのは木造建築で3階建て以上の宿。自分好みだと、能登屋、古山閣、澤平八、古勢起屋別館の4つ3つで、予約を入れた後も空き状況、キャンセル具合を見ていましたが、3旅館それぞれキャンセルあって宿泊可能でした。

「先入観を持ちたくない」という理由からどこも詳しくは調べていない状態だったので、どこがどうと細かな比較をして選んだわけではなく、一番最初に空きを発見出来て予約できたという「自分との縁」に賭けた格好です。

 いまだに他の宿のことは詳しく知りませんし、それぞれ”体験後”の「比較して」ではないのですが中々いい旅館だったと思います。

 ”中々”という表現をしたのは「素泊まりがない」という選択肢の狭さから。

これは旅館ではなく銀山温泉全体の受け入れ体制から発生している問題と思えたことなんですが、素泊まり設定のある旅館もあり夜に食事の出来る所を少なくとも1箇所は確認しましたが、ほとんどの旅館で2食付きが前提な予約受け入れ態勢なため外で夕食を利用する機会はまずなく、需要がないので供給も生まれないという悪循環が見え、旅館で出された食事に不満を感じた時にはっきりとその閉塞感のようなどうしようもない不自由さに気付かされました。

IMGP6806 (Large)露天風呂とは書かれていない方

 逆に全く期待していなかったんですが、大満足だったのはフロ。

IMGP6808 (Large)こちらはシャワー有り

貸切風呂で予約の必要もなく、時間制限のようなものもなく、空いていれば利用し放題ということだったので、「これは思い通り利用できないかな・・・」と思っていたんですが、これがほぼ思い通りに利用し放題。

IMGP6814 (Large)全開放

 片方は露天でもう片方はそうじゃないという説明を受けたんですが、自分には「開けてしまえば」どちらも露天風呂と思え、違いと言ったらシャワーと締め切る戸の有無。

IMGP6831 (Large)もう一方。露天風呂と書かれていた方

どちらの貸切風呂も「眺め」と言えるほどのものがあるわけではなく、写真の通り「外気が取り込める」「冬の場合雪が見れる」といった程度ですが、気持ちの良さと風情は充分。

 注意点。貸切風呂は脱衣場から滑りやすいので気をつけて

IMGP6914 (Large)積もってる雪が見えますがこちらは降雪時雪が舞います

 もう一つ一階に貸切ではない内風呂がありますが(下画像)、こちらは大気解放されてない閉鎖された空間にあるので温かく湯温も高く、三者三様それぞれ利点があるので、好みに応じて利用するも良し用途に応じて使い分けるも良し、という感じでどの風呂も使い甲斐ありました。

IMG_0128 (Large)1階にある内湯

 3階の部屋で外へ出る度前を通るので何度も見てますが、両方とも貸し切り中だった時はありませんでしたし、3階の客間の場合、部屋の戸を開ければ空き状況は確認できるので部屋に風呂がないという不便さは全くありませんでしたね、風呂好きの自分でも。

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たぶんその寒さゆえ利用に若干の覚悟が必要だったから?もしくは9室(銀山温泉のHPだと10室)と客室数が少ないため思ってるほど真冬は需要がないのかも知れません。

 

 部屋は二間の部屋を狙って取ったというわけではなく、たまたま空きになったのがこの部屋でした。

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 出来れば川側(街並側)をと思うのは人情ですよね。

料金は山側とでも5000円(1人分になるので合計1万)の差があった程度だったと記憶していますが、特別「どこの部屋がいいというのはない」というのが行っての感想。

というのもこれは残念ながら・・・という点ですが、よく写真で見る風景は古山閣から先にあって(温泉入口の橋を手前とすれば奥)、宿の窓がそちらへ向いて建ってもいないため部屋からは見られず。はっきりいって気にする部分ではないなと思いました。

IMGP6797 (Large)部屋からの眺め右側。写っているのは西塚菓子舗という土産物屋さん

部屋からも「感じのイイ写真が撮れる」と思っていたので、これは誤算。大雪降っていようが部屋から撮れるのであればレンズに気を使わなくていいと、デカかったんですよね、楽ですし部屋は暖かいので。

実際はこの上下の画像の通り良い部分は全く見えないので、「山側しか空いてないけどどうしよう・・・。」というような状況の場合、古山閣では割り切って山側の部屋でいいと思います。

どうせ写真は外に撮りに行くことになりますし、日が暮れてしまえば窓際に座って眺めるほどのものも人通りもありませんから。

IMGP6905 (Large)左側。斜向かいの営業していない旅館。ここから左が写真でがよく見る場所

そこを求めるのであらば隣の旅館松本よりもう一つ先にある昭和館でしょうか。(ちなみにこの昭和館、ホームページには大正ロマンではなく昭和レトロとあるんですが、前を通る際通りからチラっと中を覗き見た感じ、まさに「昭和(後半)の旅館」。

 

 強いて指定をする点があるとすれば、自分と同じ風呂好きの方なら貸切風呂の利用し易さのため「3階を」というとこになりますかね。

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 最大8名で泊まれる部屋のようなので、テレビの小ささが悪目立ちするほどの広さ。

部屋に風呂はないんですが(トイレはある)、3階にある2つの貸切風呂ともう一つの内風呂と計3風呂あるので、9組の宿泊客(+別館の客)では十分のようでその点は気になりません。

部屋付の露天風呂ではどうしても大きさに限度があると思いますが、3つあるどの風呂も4人で入っても余裕があるくらい大きな湯船で、これを独り占めしてたらまぁ快適でした。

IMGP6835 (Large)こちらも露天の方

 その反対にちょっと残念に思ったのが食事(夕食)で、部屋食だったのは良いんですが献立に「出されたものとは違う工夫」が欲しかったなーと。

宿泊料金に見合うものを提供しようとしている意気込みこそ感じるんですが、こういう寂れた温泉に来てまで食べたいものではないというのが正直な感想。

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今やそういう風に分ける必要のない時代だと思ってますが、山奥に来てまで鮮魚(刺身)とか、海の幸を食べたいとは思ってませんし、郷土料理は大変ありがたいんですが、変に小洒落て良い素材で余所行きに作ってもらう必要はないというのが自論であり持論。

こういう感じの料理が食べたいのなら都心のそこ出身の方がやってる郷土料理のお店に行けばいいじゃん・・・と価値がわからず、普段そこら家庭で普通に食べている食材で、普通に作られた家庭の味の方がありがたいと思えると思うんですよね旅行者にとっては。大都市でも食べられる味と地元でしか食えないおばあちゃんの手作りの味、それがどれだけ嬉しく価値あるものかというのを理解はできても実際そうしてしまうのは勇気がいることなんでしょうかねぇ。

IMG_0123 (Large)よそいきの肉で作られてるように見える芋煮。見てのとおり浮いた脂がキツい

まぁこの考え方は前時代的なのかも知れませんけど、少なくとも自分はそう。

 特に違和感を感じたのは和食の流れの中、一品ぶっこまれていた中華な味のフカヒレ。

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全然中華の経験のない和食の料理人の方が見よう見まねで作ったらこんな感じになるのでわ?ってくらいジャンクな中華風味で。。。

どうしてもフカヒレの料理を出す必要があるのなら和食仕立てで、「和風」で押し通す和のフカヒレ料理で提供してくれていいと思うんですよ。

 どの料理も手が込んでたり、間違っても安居酒屋なんかじゃ使わない食材を使ってるであろうことはわかります(もちろん例外もあり、下記のうなぎ云々がそれ)。

 でもどれも「なんだこれうまいっっ!!!」って記憶に残るような味、料理じゃないんですよね・・・。

だけにガッカリしたというか、独りよがりに「凝りすぎてる」と感じる部分が多々有り、そこが本当に残念。

 うなぎがのってる料理があったんですが、その鰻は自分が思うに(見た目と食感から)中国産で、わざわざそこに鰻、しかも中国産と思われるようなものを使ってまで持ってくる必要(意味)あんのかな・・・っていうような。

 美味しかったのは、さすがって思えた炊き具合の米と刺身のカンパチだけじゃあね。。。

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何品も出されなくとも、山形牛のすき焼きとか焼き肉(韓国風のではなく三重の松坂で食べるような)だけでいいと思うんですけど、こういう考え方する人っていまだ少数派なんですかね?

 朝食(下)は不味くはなかったんですが、夕食と打って変わってさほど力を入れてないのが。。。

IMG_0130 (Large)力の入ってなさげな感じ伝わりますか?(笑

別に朝はあってもなくてもいい派な自分ですが、米所の山形、どんだけ美味しそうな朝食なんだろうと期待していたためちょっとガッカリしました。干物だけは美味しかったですが。

せっかく1泊二食付きの旅館に泊まっているのに干物以外こんなどことも代わり映えのしないつまらない朝食は見たくなかったですし、盛り付けるだけ、冷えたものばかりの手抜き料理なら夕食と同じく部屋食にしてくれてもいいんじゃ?と思いました(一度持ってくればいいだけなので)。

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 という感じで食事ガッカリ、お風呂満足で差し引きプラスマイナスゼロ、いやむしろ食事の良くなさが感想に悪く響いてると考えたら食の面は大きくマイナスですね。

 だけに食事なしの素泊まりだったらなーと思ってしまったわけです。

 連泊してたらまたあの食事(献立に変化はあるでしょうが)が・・・と思ってしまったんですよ。。。

旅行中の「食」ってかなりの割合占めてると思うんですが、そこを喜べず気重に感じるって相当だったと思うんです。

仮に素泊まりしてても銀山温泉には食事の自由度がないため(古山閣向かいの伊豆の華さんで蕎麦や天丼はあった)、銀山温泉全体の評価として下げざるをえなかった。

 一番安い部屋が安い時に食事付2名で2万円くらいってとこだと思いますが、その料金で同程度の食事が出るなら「安い(適当)」とは思いますし、それで充分楽しめると思います。なにせ風呂は良いので。

他の旅館と比べてない現時点での評価ではとてもよい旅館(食事なしで考えて)だったと思ってます。ただ食事なしのプランがなかった以上食事込みで考えるのが正当ですよね。仮に素泊まりで連泊してみても食事面で困るのは明らかですし。でもそれは宿のせい(評価)ではない。。。

間違いなく良かったのは良かったんですよ宿は。ただ温泉街が・・・って事です。

まとめればそんだけ強い思いだったってことっスかね。満足さより物足りなさが終始纏わり憑いてた気がします。

 

追記

 宿に無線LAN(Wi-FI)ありません。今時大事な部分、忘れてました。

部屋からは繋がる気がしませんでしたが、宿の外、銀山温泉としてFree Wi-Fiはありますので、割り切ってインターネットのない過ごし方、ありだと思います。

 

Special thanks to M.S

ホテルキャッスル山形 エグゼクティブツイン

 検索で出てきたホテルの数やホテル名からしても真新しいホテルではないだろうことが予想できましたが、禁煙で出てくる部屋はすくなくそのせいかビューバスと書いてある部屋が目に入り、予約サイトの写真や公式ホームページで間取り図を見てもビューバスとは思い難かったんですが、もし昭和と予想される当時からこんな部屋だったのならば相当がんばった部屋なんじゃないかと思い(開業した年は知りませんし、2008年リニューアルと予約サイトに書かれていましたが部屋の間取りを変えた程のものかはわからなかったので)、泊まってみたくなりました。

大浴場こそありませんけどレストランやルームサービスはありましたし、2~3千円安いビジネスホテルよりも良いと判断したんですよね、部屋の広さも1.5倍はあるでしょうし。

 駅から延びる大通り沿い、真冬の今、時折横断する車道は完全に凍結していて歩きづらいのもあって遠く感じ始める辺りに建っていました。

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外から見たホテルの第一印象はやはり地方の昭和生まれのホテルといった外観でロビーの雰囲気もそんな感じ。

ドカ雪の場合ホテルに籠もり予定でしたが天候に恵まれたためレストランは利用せず。

しかし山形の食事で満足したのは到着日の深夜に食べた中華(山形五十番飯店)の持ち帰りのみだったので、夜は自分の空腹時間と合わなかったとはいえ、利用しなかった事にやたら失敗したなと思っています。

 余談ですがその山形五十番飯店、深夜なのにも関わらずとても繁盛している印象を持ちましたが、それはそのまま正直に反映された結果でしたね。炒飯餃子小籠包とどれも美味しく、久々こういう感じの店できちんとスープの入ってる小籠包で好印象。

飲み屋街の一角だと思うので致し方ないことですが、うっさい酔客とタバコの煙がひどくて持ち帰りにしたんですが、店でゆっくり色々食べてみたいと思えた店。

 

 では部屋に。

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 部屋の印象。とにかく暑い。

暖房(FAN)切ってて全く温まる要素がないはずなのに暑かった。

 それ以外はウェブで見た写真ままで、部屋で起きて過ごしていた時間は少ないけれど不満と言ったらその部屋が暑すぎなことくらいで、それも窓の鍵を開けてもらうことでまぁ解決。

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造りが変わってる部屋での滞在は楽しいスね。

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気になった事といえば上階(レストラン)からの椅子を引きずるようなよくわからない異音。

かといって隣の部屋からの音は全くせず存在を感じないほどだったので(居はしたと思う)よくわからない。

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 ほかはやっぱり

 「なんでこれ浴室を窓際に持ってきて階段の位置を反対側にしなかったんだろう?」

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ということくらいで、禁煙フロアだった11階(エグゼクティブツインは11階のみ)の滞在は想像してたくらいには快適で、洗い場付の浴室も窓からは遠いけれど思ってた程悪くなかった。

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 34平米でも充分ビューバスに出来るし、このくらいの広さの部屋だとこれくらい水周りにふってある方が自分には合ってるんだなと確認出来ました。

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 高い建物に囲まれてるわけじゃないので眺めは比較的いい部類に入ると思います。けれど眺めて過ごすみたいな眺望ではないので意識して選択するとこではないですね。ホテル選びでも部屋選びでも。

 

 部屋がまぁまぁだったのにちょっと高めのビジネスホテルの宿泊料でしたから、甘めな感想にはなってると思います。

実際人という部分でのサービス面は残念なことが多く、申し訳ない言い方しか出来ないんですが「やはり観光が資源となっていない日本の地方のホテルなんて所詮この程度」と思ってしまう場面に何度か出くわし、特に清掃、ルームキーパーの質が良くない様でクレームを出そうと思ったことがあったんですが、宿泊料の安さを考えて流しました。

2万3万と払うのならば「ちょっと勘弁してよ・・・」と一言言ってたと思いますが、正月早々無駄なことに時間を使いたくなかった。

 

 と、一通り書いた後公式HPを見ていたら全152室中110室、7割以上シングルルームという、行ってみて感じた部分でもあるんですが山形というのは観光で訪れる所ではなく、実質ここも半分はビジネスホテルなんでしょうね。

横浜みなとみらいの3ホテル考

 横浜ロイヤルパークホテル、横浜ベイホテル東急、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの3ホテルについて考察してみました。

 先日グランドインターコンチネンタルを予約をした時に遡ります。

注 2019年4月現在横浜ロイヤルパークホテルのクラブフロアはスカイリゾートフロア「ザ・クラブ」と名称変更され65階と66階の2フロアになっています。またヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのクラブフロア利用者へのサービスの大半は2階に移ってます

 

 最初、宿泊先に選んだのはロイヤルパークだったんですが、夏休みのせいかクラブフロアを中心とした特別階(60F、64~66F、67F)とレギュラーフロアのコーナーにしか空きがなく、それならばとベイホテル東急を見てもバルコニーの無い部屋かクラブフロアのみ。予約サイトの特別セールでクラブフロアがだいぶ安くなっており(ただチェックインが16時から)、ホテルの角に位置してるのにビューバスでもなくバルコニーも無いっていう残念な部屋より2000円高いだけなくらい。

一応インターコンチネンタルも見てみましたがこちらはどの部屋も満遍なく空きアリ。

とこんな状況からインターコンチネンタルのクラブフロアを選択するに至った細かい経緯と共に3ホテルの良し悪しを以下に。

 

 まずロイヤルパークから。60階がアッパーフロアからスカイリゾートフロアに、67階がアーバンスパフロアからトップオブスカイリゾートフロアというダサい名称に変更されていましたが中身は大して変わっておらず。

公式HPの写真を見る限り変更点はベッドスローとクッションカバーの色がオレンジから黄色基調のものに変わり、スカートが同じ布地になったのと壁にかかってる絵が変わったくらいですかね。

67階はマットレスパッドがエアウィーヴという他、やはりスローやクッションの生地を60階のと同じものに変えたくらいで、どちらも呼び方以外大きな変更は見受けられず。

CIMG0239 (Large)早朝ロイヤルパークホテルから

67階にはレギュラーフロアのコーナーにあたる位置に「プレミアムダブル」という浴室面積の大きさを生かしたジェットバス付きの大きな浴槽のある部屋があるんですが、部屋数が少ないせいで?予約できる状態なのをほぼ見たことがない(この日もなし)。

 アーバンスパフロア(67階)の魅力はこのジェットバスのある部屋だけだと思っています。というのも一見クラブフロアっぽいんですが、クラブラウンジは利用出来ず、67階に宿泊しての特典は49階にあるジムやプールが無料で使えることのみっぽい。

とは言ってもじゃあクラブフロアの宿泊者はプール、ジム有料なのかと言えばそうではなくこちらも無料なため、プレミアムダブル以外の部屋だと最上階という以外に違い、宿泊する利点がないと思うんです。

そしてもう一言加えてしまうと「最上階」と言ってもそれは実質という「客室としての最上階」なだけであって、ビルの最上階はさらに上の70階で、レストラン、バーとして営業されているので、その価値は低いと言わざるをえない。

という感じなため、プール利用料の5400円を払ったレギュラーフロアでの滞在と比べても気分的(階数)な優越感以外のものがないと思っていて、以前よりこの特別階(現スカイリゾート、トップオブスカイリゾートフロア倍近くかそれ以上の宿泊料を払って泊まる必要性を感じないんですよね。 

 ならクラブフロアにするでしょ。っていう。

ホテルとしては67階、60階のバスアメニティがロクシタンというのも売りにしてると思うんですが、ロクシタンを採用しているホテルは結構ありますし人口の多い都市の駅には店舗があって簡単に買えるので(当然横浜にもある)、日本未発売のもの以外「物珍しさ」的な価値は全くないと思いますし、自分の場合レギュラーフロアのペリカン石鹸製の方が「ここに来た!」っていう特別感があって好きなので余計そう思います。

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 上の画像の上辺「Yokohama City Side」の青で囲った部屋が#01で、そこから反時計回りに02、03となり、赤で囲った部屋が#40となっているはずです(コーナールームにあたるのが左上から05、06、左下15、16、右下25、26、右上35,36)。

そのレギュラーフロアのコーナールームについてですが、この横浜ロイヤルパークホテルのコーナーとついてる部屋は、コーナー(角)と呼べる位置なものの、ビルの形が長方形ではないため、「四つ角の一角」ではなくホームベースの先端部分を三角形に切り出しさらにそれを半分にした三角形な形状の部屋です。

なので通常の角部屋のように2辺に窓があるわけではないせいもあって、角部屋感がまるでない。

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一応浴室に窓はあるんですが、窓の位置が高めかつ小さな丸窓のためビューバスというよりも単なる窓あり浴室で、無駄にとても広い浴室なのですが洗い場がなかったりとイマハチな造りをしていたり、他の部屋との差額に見合うほどのもの(良さ)はないと思っていて、選択肢として全部屋の中で一番下。

仮にコーナールームにしか空きがないのならば「他のホテルにする」っていうのが何度か宿泊して到達した考えだったんですが、この日がまさにそんな状況。

 レギュラーフロアのコーナールームかクラブフロアの部屋という二択。

外へ出るのが億劫になってしまうエレベーター具合なここ横浜ロイヤルパークの場合だと、部屋と階段で行き来出来るクラブフロアの利便性は高く大変有用で、自分としても1万円くらいの差額ならば(プールもあるし)クラブフロアにするかなと思うほどみなとみらい地区の夜は早くて不便なので、消去法でクラブフロアが残る。

籠ろうと思ってロイヤルパークに泊まろうと思ったのでクラブフロアでもいいんですが、それなら他のホテルも見てみるかな、と言う気になりまして、次東急へ。

 

 そしてそれならばの東急ですが、まずここのホテルの良さ、一番の売りは「バルコニー」にあると思っているため、バルコニーなしの部屋は論外除外。

ラグジュアリーキングパークビュー、ラグジュアリーオーシャンツインベイビューはバルコニーもあるビューバスの部屋なんですが、ラグジュアリーハーバーツインパークビューとラグジュアリーハーバーキングパークビューとハーバーの付く部屋になると、部屋の広さは55平米と変わらないのにバルコニーも無くビューバスでもなくなるという紛らわしい部屋分け。

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 バルコニーありきで考えるとここでもクラブフロアが第一候補という結果。

ロイヤルパークのクラブフロアしかないというような状況から東急を見てバルコニーの良さを思い出したら、東急のクラブフロアは最上階ですし(既に暑かったですが)窓を開けられる季節だったので「もう東急しかないな」となりました。

 

 ここで桜木町駅の海側、所謂みなとみらい地区にある3つのホテルをおさらいさせてもらいますが、ロイヤルパークはとにかく高層。周りの部屋が覗ける(覗かれる)という構造的な問題はあるものの、その眺めは圧巻で他の2ホテルにはないもの。

CIMG0419 (Large)   近くに寄ると真四角ではなく多角形なのがわかります

 東急は「窓が開けられてバルコニーに出て海風を楽しめる」というのが一番の売りだと思います。窓をきちんと開けられるホテルは多くなく、バルコニーがあって出られるホテルは中々なくて、この開放感は海のすぐそばの横浜に合っててとても素晴らしい。

 

 そしてインターコンチネンタルですが、特長のある外観とは真逆なごく普通の部屋は他2ホテルの中間のような存在で、自分の場合その「売り」のなさから横浜で泊まるにしても選択肢には上がって来ません。

 ではなぜここからインターコンチネンタルに泊まることになったのか?

  まず東急のクラブフロアは23~25階でラウンジがあるのは最上階。ロイヤルパークのクラブフロアは64~66階でラウンジがあるのは間の65階。ここで重要なのはラウンジへ行く手段。

 ロイヤルパークは階段で64階、66階からもエレベーターを待つことなく65階のクラブラウンジへ行くことが出来ます。

しかし東急の方は階段がないので25階以外の部屋をあてがわれた場合、ラウンジへ行こうとする度にエレベーターの待ち時間が発生することになりとても煩わしいであろうことは想像に難くない。

 数部屋隣にあって部屋の扉を開け歩いたらという場合と、エレベーターホールまでも遠く距離を感じる部屋から出向きカゴを1分2分、いつ来るかわからずに待ってるのとじゃえらい違いで、前者なら自部屋の冷蔵庫を開ける気分で行き来出来ますが、後者の状況で「ちょっと飲み物でも」なんて思えます?

自分なら一度エレベーターで待たされたら億劫さを感じてしまいそれ以降は部屋内で済ませてしまうと思うんですよね。ホテルの立地同様、出足の軽さ、気軽さは利用頻度に直結してると思うんです。

初めての街だったり、観光に行っているのであれば、どこかへ行く前、部屋へ戻る前といった「ついで」で利用するでしょうから不便さを感じることもない少ないと思いますが、違う階の部屋からエレベーターを待って行くというのは、下に降りてクイーンズスクエアや隣のランドマークタワーまで出張るのと大した違いはないと思えますし、そこまですることを考えれば他のホテルでルームサービス利用しての滞在までも視野に入ってきます。

という具合に籠ろうとする前提では、ラウンジへの行き来(出入り)の楽さがとても重要になるのと、東急のラウンジは街側(ホテル説明ではパークビュー)にあり、25階にはその街側パークビューの部屋は用意されていないということがトドメ。

好みの話ですけれど、桜木町≒みなとみらいにあるこの3ホテルからの眺望は海側への眺めよりも街側の眺めの方が良いと思っています。

ラウンジと部屋が同じ眺めじゃツマラナイという意見は当然あって、それと同じくらい夜の海側の「ただ真っ暗なだけの」眺めをツマラナイと思っているため、居る時間の長いであろう「籠る」部屋からの眺めは街側の方が良いという考えです。

 以上自分の経験から導き出された動向と好みからの選択になりますが、結構悩みました。それくらいやっぱりバルコニーのある部屋、しかも横浜でというのは別格で。

そしてなぜだかロイヤルパークのクラブフロアには泊まりたくないという思いが強くて、インターコンチネンタルにとあらためて目をやりました。

 

 先ほど見た時は目に入らなかった15年6月新装という文字が目に留まり、改装した部屋ならまぁいいかとなり、決め手はチェックアウト12時のプランがクラブフロア(こちらも15年3月改装済み)であってこれにしました。

料金もグランドデラックスに3000円足しただけ。

 インターコンチネンタルのクラブフロアは27~29階で、ラウンジは28階街側(シティビュー)、27階、29階とは階段で行き来出来るようになっています。

蛇足としてインターコンチネンタルにビューバスの部屋はスイートしかないようで、自分の好きな造り(窓枠の位置が浴槽の淵と同じ高さか以下)ではないのもあって選択候補にあがっていません。

IMGP4073 (Large)東急のビューバス。紐の先が隠れていることから窓枠が一段下なのが見て取れるかと

 

 まとめです。

 この3ホテル、どのホテルのどの部屋も土曜日と休前日は高く、予約サイト独自のセール以外どの日だろうとだいたい横並びなので、高層が好きならロイヤルパーク、海だけを見たいならインターコンチネンタル、窓を開けて外気に触れたいなら東急、という選び方でいいと思います。

 ちなみに自分が思う横浜での一番イイ部屋は、ベイホテル東急低層階のラグジュアリーキングパークビュー

 ロイヤルパークは構造的な欠陥(他の部屋が見える=覗かれる)以外にも、どこからとも無く隣の部屋の話し声が聞こえる点、その高層さゆえ天気が悪いと視界ゼロになってしまう点が問題で、強いてで次点を選ぶならロイヤルパークのプレミアムダブル。

CIMG0505 (Large)こういう天気だと上の眺望は真っ白

前述のとおり自分の場合、クラブフロアでの選定では部屋との眺めの違いを優先させ、行き来の利便性から階段の有無を重要視していますが、クラブフロアの部屋だとしても基本的には上記(高層、海、バルコニー)の好みで選んでいいと思います。

 インターコンチネンタルのスイートのビューバスは目の前が海のみだけとあって遮るものの無い明るい浴室で、早朝から真昼間に入ってたらさぞ気持ちいいことだと思いますけど、やはりこの3ホテルの中だと他2ホテルの特長からして中間的な感じは否めない。

個人的な感覚からですが、「ちょっといいホテルに泊まってる感」に欠けるんですよね・・・。接客だったり、施設・設備の豪華さによるものなのかはっきりと「何」というのはわからないんですが、なにかしらが残念。

ただこのどことなく残念な感じは今ある横浜のホテル全てに言える事でもあって、所謂五つ星ホテルのそれを期待して行ってはガッカリするだけで、以上の事はあくまでも四つ星内での話と思ってください。

IMGP6728 (Large)インターコンチネンタルホテルから

 最後に裏技的なお得な予約方法を。それは国内の予約サイトを一通り見てみるのは当然ですが、海外、agodaやhotels.comのような海外のサイトから予約をすることです。

今回調べていて同じ部屋でも海外業者で見る方のが提示されてる条件が良かった。

同条件で数千円安かったり、表示される金額はほぼ同じ(100円ちょい差)なのに国内業者のは税抜きで海外業者のは税金・サービス料込みだったり、税・サ込み同程度の金額でも海外のは朝食付きになってたりなどなど。

 一番違うと感じた部分は、日本のサイトで売られている「チェックイン時間に縛りがある」プランと同等、同価格くらいのプランに、その日本の予約サイトでは書かれている「18時~」などと書かれているチェックイン時間の縛りがなく、ホテルの規約通りの時間(14時~)となっていたところです。

日本の予約サイトだとチェックイン時間を遅めたり、チェックアウト時間を早めて滞在時間を短くすることで料金を割り引いてるプランをたまに見かけるんですが、それと同じ日、同じような価格で同じと思われるものを、なぜか海外の予約サイトではチェックイン・アウトの時間に縛りがなくなった良い状態で売っているというナゾ(笑。

もちろん国内サイトが期間限定のセールで売っている場合はそれが一番安いと思いますが、そうではない、特に時間に縛りを設けて売っているプランを見かけた場合は海外の予約サイトを見てみるべきだと思います。

同価格で滞在時間の長い良い条件のプランが出ている可能性が高いので。

 

追記

 桜木町駅のホテルと反対口側に「野毛」という飲み屋街があり、みなとみらい地区に泊まっていては中々足が向かない地域で全く毛色が違うんですが、そちらにある三つ星くらいのホテルに泊まって食べ歩きするのも楽しいので、30過ぎてる方は是非。