32 パタヤ アマリオーキッドパタヤ ジュニアスイートオーシャンビュー 其ノ壱(現 アマリパタヤ グランドデラックスオーシャンビュー)

 今回の旅行の中では一番かな。と思ったのがここ。

 2018年追記。現在はホテル名がアマリオーシャンパタヤに変わっており、一部予約サイトではジュニアスイートでも販売されていましたが、ホテルの公式ホームページを見るとグランドデラックスオーシャンビューが同じ部屋だと思われます。なおクラブラウンジへのアクセスはつかなくなった模様ですが、その分自分が泊った時と比べ6000円は安く、49㎡の一番安い部屋とも4500円しか違いません。

 

 ビーチ沿いにあるオーシャンタワーウィングのエントランスの方を裏と言ったのは、ビーチロード起点の噴水の所からすぐのガーデンウイングの方が正面に見えたから。


広々とした駐車場と車寄せがあり、
似ていると浮かんだのはゴルフ場のクラブハウス。

ガーデンウイングは建物が(確か)4階建てで比較的安目の24~32平米の部屋が中心のようで、いかにも南国のリゾートという感じのロビーが天井抑え目で広くとられており印象的。

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(オーシャンタワーウイング)

オーシャンタワーの方は縦方向、天井が高く上品な、いかにもシティホテルといった趣のロビーで確か20階建て。部屋は49平米からになっており、質感も高い割りに部屋代は広さ同様ガーデンの1.5倍程度でお得な感じでした。

 まったく趣の違う二つのホテルが真ん中の庭とプールを共有している

と考えた方が方がしっくりきます、棟は別だし。

 

 デラックスガーデン、デラックスタワー、デラックスオーシャンビュールーム。

この3つの部屋の料金差が4000円とアマリ差がないにもかかわらず(早割りだと1500円しか違わない)、部屋の広さ以外の印象も全く違うので、いっそ分けてくれた方がわかりやすい(ほどなくして分かれたようで、現在はアマリオーシャンパタヤとガーデンパタヤになってます)(さらにそのガーデンパタヤは営業を終了。2018年時点でスイートのみのホテルに生まれ変わり中)。

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 オーシャンタワーのロビーで高級感を感じてますが、部屋までも想像以上に高級感ありました。

というのも一番安い部屋だと一万円台前半からだったので日本での4つ星ホテルあたりを想像して行ってたんですが、5つ星と言えるくらいな空気がありました。

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 突き当たりの末尾00番が今回泊まった部屋ジュニアスイートオーシャンビュー。

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 ドアを開ければ目に飛び込んでくるのがこの眺めですから。

 「おぉぉぉぉぉ」っという感じで一気に持っていかれました。

 角にあるテレビの横から部屋の入り口(上の写真の対角)を見ても

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写真のように結構こじんまりして見えるんですが、ホテルのHPを見ると63平米。

 「狭い」と思ったことはありませんでしたが、そんなに広い部屋だとも思っていなかったというのが実感で。

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 そしてそして自分として大事だった点(気になった)が以下。

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 泊まった部屋は上のフロア図で右下の角。

右側が海で、下側がプールや中庭、ガーデン棟のある北になってます(上が南)。

 右上の角部屋、末尾01番の部屋も同じジュニアスイートオーシャンビューの部屋になると思うんです、確実に一方の窓は隣にあるホリデーインが目に入るホリデーインビュー。

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 この部屋からは上の写真のように見ようとしない限り視角に入ってきません(長方形の部屋ではないため角に立てば見ることが出来ていますが)。


01番の部屋は若干配置や造りが違うのかもしれません。ですが南側に窓があるならばホリデーインの客室が見え気になりますよね、向こうからの視線があるなしに関わらず。

なので、自分が次回また同じカテゴリーの部屋を予約するならば、必ず00番の部屋ということを指定します。

と片方見てないで言っちゃいますが、どちらか選べるなら間違いなくこちら(00)がいいと思います。

 

 部屋を見せてもらいに行った時、建物中層に位置するこの部屋しか空いてないとのことでしたが幸運でした。

というのも高層階からの眺めだと単に遠くまで見通せる、だったり眺めはいいのですが空の水色と海の水色があるだけで人や波も小さすぎて変化に乏しく、海面に近い方が眺めに迫力、臨場感と言ったらいいんですかね、があることに気づかされました。

27 パタヤ マークランドビーチビュー Superior Sea View

 実際行ってしっかり自分の目を通して見てしまうと安っぽくて(1000Bもするのに)不安になると言うか、実にタイっぽい(苦笑

 まぁそらそーだ、値段なりだわなー

と指さされた海側のエレベーターへ(建物の中ほどにもあります)乗り込むとこれがシースルーの箱で、外が見えるようになるとすでに5~6階の高さで一面海

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これ不覚にも喜んだ

一瞬、大当たりの爆安ホテルを引いた!

なんて思いはエレベーターを降りたら即かき消され・・・やっぱ不安w

 なんか超トンカンいってんですけど・・・

結局、ホテルとして改装中なのか、個人で分譲された部屋に引越し&なんらかの工事をしているのかわからないままでしたが、とにかく

 まーとにかくボロい

廊下がありえないくらい広いんですが、その工事とか改装のせいか全体的に薄汚れていて安宿っぽさでとにかくひどい

自分があてがわれた部屋は建物の真ん中くらいでしたか

 まーとりあえず1泊だし・・・

と我慢することを念頭に嫌な感じのする部屋の扉を開けると

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 おぉーーー広い!

 予約サイトに45㎡と書いてあったのは伊達じゃないな!

と再度、これやっぱいいんじゃない?と思ってしまいました。

ま、一瞬なんですけど

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部屋入る前まではこんな感じですからね(赤線で囲んだ部分)

こんな感じで全体的に所々剥げてるし、天井も一部剥ぎ取られて工事のためか?見えちゃいけない配線が垂れ下がってたり・・・w

 かなり荒んだマンションのような感じしかしなかった(笑

しかし、エアコンはでかくて(うるさそうだけど)間違いなく効くだろうし、タイルと絨毯の床も、履物を脱ぐ境界があるようで過ごしやすそう

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なんて思ったのもつかのま、ホントつかのま

 なんかね・・・すっごい香水くさいんですよ・・・

前泊者が絨毯に香水のビン落として割っちゃったんじゃないかってくらい

 もーホント頭が痛くなるくらいの強烈な臭いで

ファブリーズみたいなのを振りまいたような感じじゃなく、原液で絨毯浸したような

あとは絨毯に誰かここで○んだの?っていうような染み跡があったりして

もう清潔感がまるでないw

 ここを素足(靴下でも)で過ごすとか無理だ・・・

もー勘弁、と思いつつ窓を開けに行くと

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ホテル名に恥じないビーチビュー、おぉ・・・

とまたもや心奪われました。一瞬なんですが(苦笑

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振り返れば香水臭い部屋

変えてもらおうと思ったんですが、替えてもらった他の部屋でもこの臭いがないとは限らない。そう思ったら、どうせ一泊。めんどくさいのが勝ちました

しかし臭いがどーしょもないので、窓全開の状態でエアコンつけて強制換気を敢行

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決して自分が贅沢になったわけではなく、どこも質感がイマイチで実にボロく感じる

大きな冷蔵庫あるのなんかは便利なんですけどね、無料の水も置いてあったし

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水周りはって言うと、そこそこ綺麗

に見えますよね

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実際はこの写真より気持ち明るいかな程度で、すっげー暗い(笑)

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暗くて見えないので細かな部分は意外と気になりませんでした

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そこそこ広いんで、割り切って真っ暗にしてろうそくでも灯せばといい感じに・・・と思いましたが

湯がヌルいw

 いやーーー(笑)

水なし、湯の蛇口だけひねって出しても若干ヌルい(浸ってるにはちょうどいい温度かもしれませんが、暑い国で熱い湯に入るのが好みなんです)

素材は充分なのに残念なホテル、という感想です

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 エアコンが必要のない気温だったので、このバルコニーでのんびり夕暮れを

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なんてのもアリな感じに見えましたし

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エレベーター越しにしか見てませんが、ちょっとしたプールもあったし、最上階にはちょっとしたレストラン(やる気のないw)もある

 

本来なら1000Bという値段は格安に感じれるはずなんですが、不思議なもんでここは全く薦められません。逆に高いと感じてしまえるいい見本。

日が沈むまでは日当たりよいのでまだ我慢出来ますが、とにかく部屋が暗い。

照明も暗いんですが、それよりもどうにも雰囲気が暗くて気が滅入る

リゾートでパタヤへ来てこの部屋泊まるなんて考えたくない

節約するなら1000円しないようなゲストハウスで充分だし、快適さを求めるならそこはケチらず1万くらいまで出して選んだ方が結果として安い滞在になるはず

オフシーズンの価格也のホテルというとこで、何も期待せずで丁度。今の時期の値段で「ホテル」を期待して行ったらガッカリするでしょね

クチコミどおり静かなのは静かでしたが、どう考えても「あくまでも高層な部屋が広いだけのゲストハウス」っていう印象から抜け出ることはなかったです

 

ちなみに上で書いてる香水臭さは、窓開放しつつエアコンを数時間つけてたら多少マシになりました。それでも「寝れっかな・・・?」ってくらいでしたので自分の持ってってた部屋用香水をベッドにふりまいて中和してやっとこ寝付けたほど

あ、あと締め切ることの出来なそうなロビーは蚊がすごくてとてもじゃないが居られない(苦笑

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この眺めを見た瞬間が頂点でしたね

んでもチェックアウトする時、近い方のエレベーターではなく最初に乗ったこちらのシースルーエレベーターに再度乗って下に降りたんですが、この眺めを見てあらためて「パタヤ来てみてヨカッタ」って思いました。海沿いっていいもんですね

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思っていたよりかすごく海も砂浜も綺麗で、パタヤの印象がガラっと変わりました

63 香港 グランドハイアット香港 クラブキング 其ノ弐

 今回パタヤにいる間くらいまでは、マカオで1~2泊するつもりでいました。

そうしなかった理由は、片道1時間の船旅とはいえホテルへチェックインするまでにまぁ3時間。チェックアウトからチェックインまでを考えると4~5時間は移動に神経回されることになり、たとえ2泊3日だとしても初日と3日目は移動に取られ、ゆっくりのんびりとはいかず気分的には実質1泊。

余り移動をしない移住型の旅を好んでしてきたので、帰国日含めたフライトが決まっていることや、スケジュールが詰まることがどーにも苦手(今回も復路を捨てる形でタイにてオープンチケットを買いなおしてしまおうかと思ったくらいです)。

  そして今回は香港での定宿というものがないということもあり、マカオ行きは取り止め、香港にて定宿探しを優先させようということにしました。

結局自分にとって懐かしいところを巡ってるだけで探しはしなかったんですが(苦笑。

 と短期間で3ホテル、ハイアットのはしごをしてみたのにもそんな理由があります。

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 バスルームはそんなに広いとは感じないものの、広さは充分。

なにより黒に金っていうそうそうお目にかからない組み合わせが、香港っぽい。

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ベタ過ぎて安っぽいと感じる人もいるかと思いますが、自分には豪華に見え、窓やレインシャワーこそありませんが、明るいバスルームはなかなか快適で好印象。

 シャンプー類はどこかで見たことのあるJUNE JACOBS。

CITRUS CLARIFYINGと書いてありましたが、シトラスっぽい香りはせずフローラル?というような感じの中に葉っぱのような青臭さを感じ、物珍しさという点からは気分も変わりいいんですがこれで喜べるほどのものでは・・・(苦笑。

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HYATT AT HOMEというサイトで(香りが違いますが)置いてある同じセットが30USドル(2014年3月 $20.14に値下がりしてました)。

ホテルは備品等、何気なく置いてあるけれどとんでもなく高いものがあってその価格に驚かされる時があります。自分にはチョコレートなんかもやたら高いと思うし。

単純計算で6アイテムで30ドルだから1つ500円。高い。

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 かなり高く感じた宿泊料金なだけあって。というところでしょうか。

部屋の古臭さというより最新のデザインのホテルと比べての平凡さで、一昔前のホテルだなぁという感じは否めませんけれど、貧乏くさい感じは一切なかった。

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 湯圧なんかも充分でホテルらしい湯量。

 

 あ、そうそうここのバスローブ最高。今までで一番です。軽くて、厚くなくて、さわり心地が実にふわふわ。

同じの買おうと思ってホテルにメールで問い合わせましたら、台湾のものと返信もらいました。