国内

けやき坂 グランドハイアット東京

 またここ?って感じかもしれませんが、自分でもそう思いつつ書きます。

 なんなんでしょうね?比較的予約が取りやすいと感じているので(他と比べ直前でも取れなかった事が記憶にない)まずは電話かけやすいというのがあって、交通の便的に行きやすいのと、街に馴染みがあるってところがまず選んでしまう理由でしょうか。

 席数の差でしょうけど、近くのリッツカールトンのひのきざかよりもはるかに予約は取りやすい。

 今回の注文は例によってコースではなく、長崎県産ぶどう真鯛と野菜入り包み焼きトリュフストックと、活車海老蒸し焼きに、本日の黒毛和牛シャトーブリアン。

 車海老は天婦羅が一番美味い食べ方だと思っているので今まで頼んでこなかったんですが、今回他にピンとくるのがなかったため頼んでみました。

ら、びっくり。5500円もするんでさすがに数尾、4~5本来るもんだと思って頼んだんですが、実際鉄板上に現れたのは一匹。

 国内国外問わずそれなりに高い店も経験していたけど、まさかの一尾w。

安いとこだったら小ぶりの伊勢海老来ると思うんですよね・・・ゴクリ。

普通にうまかったですけど、天婦羅のがうまいのは変わりませんでしたね。

 いつもの包み焼きは自分的には今回もハズレ。

なんかここんとこパサつきを感じる身なんだよなー。もうきんきとかの間違いない魚の時以外は他のを頼んだ方がいいのかもしれない。

 初注文のシャトーブリアン(食べ比べはまたもや次回以降に持ち越し)。

さすがのやわらかさなんですが、噛んだ時の肉の味より脂の風味のが強くて、食べながら「この感じの肉なら焼き肉のタレくらい強い方のが合うんじゃないか?」っていう感想が頭に浮かんでました。

「鉄板焼きの肉はこういうもんだ」、というならもうちょい歯ごたえがあって、飲み込む瞬間コメが欲しくてたまらなくなるような、「ステーキ」を求めてたんでしょうね、この時は。

小さな頃からある程度いい歳ぶっこくまで脂身が完全に苦手だったためヒレ派(とんかつも)なんですが、鉄板焼きのヒレはなんか違う気がしてきた。

 あとは久々行きましたが、なんかサービス面と言う以前の従業員のレベルの低下があちこちで見られたのが気になった。電話、サーブ、問い合わせフォームと全部ダメ。

とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 秋葉原店

 秋葉原SHOEIでメット買った帰りです。

極近所にあったもう一つ別な〇〇グランプリ何位、みたいなアピールの激しい店の前を通ってカレーにしようかと思ったんですが、メットのフィッティング終わっていざと思ったら昼休みなのかルーがなくなったのか営業中じゃなくなっていて・・・。

時間が16時くらいだったんですかね、微妙な時間で17時開店だとしてもそれを待つのもかったるいしで、結構前で悩んだ結果入りました。

 というのもとてもいい値段してたのはともかくカレー屋だと思って近寄ったらとんかつ定食もある。家を出る前は上野でとんかつ食べようと考えていたので「どうしたんだ?」って思われそうなくらいの時間店の前で悩んでたと思います。

この時カレーを重いなって感じてたんでしょうね、とんかつも充分重くはあるんでしょうけど脂でなく油に体が反応してた模様(後で気づく)。がしかし看板に「カレー屋」とあるのにカレーをハズして定食に行ってしまうのはどーなの?と抵抗してた(苦笑。

 で、ひれかつカレーに豚汁(笑。

 とんかつに塩、蕎麦に塩と同様気障ったらしくて避けてた食べ方でしたが、並んでる塩の数見て塩で食べる欲求に抗えなかった。

 焼き鳥の塩同様旨かったですねー。

蕎麦の塩はやる気起きませんが、塩で食べるのを推奨してる店なら半分は塩で食べようと思いました。

 肝心のカレーはちょっと???って感じの上ルーの量が多い(苦笑。

少量のルーでコメバクバク食うタイプなんでこんなどっしゃりルー要らないんですよね・・・。

カレーはちょっとくどいってかしつこい。暑さでやられてちょっと体調悪かったのかな?って思っちゃったり、おなか空かせ過ぎたか?、とかココイチで口直ししたくなったくらいしつこくてダメ。

 これは決して「おいしくない」とか「カレーがまずい」っていう評価なわけではなくて、普通のカレー屋行ってただのカレーライスを頼んで「カレーライス」を食べてたら、フツーによくある「凝ってて美味しいカレー屋のカレー」という評価になってたと思うんですよ。

ただかつ屋のカレー専門店で「かつカレー」を頼んでるわけですから、かつの旨さをさらに引き出すような「カツに合うカレー」じゃなかったらダメでしょう。

少なくとも自分の味覚じゃそうとは思えなかった、ってのが「ココイチ」が出てきたしまった点であって、あそこのカレーはトッピングと合う「トッピングが美味しく感じるカレー」なんですよね。

 まあ要するに「カレーは要らなかった」ってことで・・・。

 素直に定食行っときゃ。。。

 そして追い打ちかけたのがこの豚汁。

 これもまたギトギト油っこくて・・・。

 豚汁なんかにゃ使わないような感じの部位(切れっ端ですが)を使ってて贅沢なのはわかるんですけど、まあ合わなくて美味しくない。。。

 かつ、キャベツ、コメは食べきりましたが、半分以上残ったルーにほとんど減っていない味噌汁。がんばりましたが久々(大盛なんかじゃない)残そうかと真剣に考えたほどキツかった。

 それくらい「とんかつ定食でいい」店、だという感想です。さすがと言いますか、かつは値段也に旨かったです。

うなぎの旅 八 鰻 のぶはら

 埼玉、浦和です。

 ロイヤルパインズの荒川(天婦羅)に行こうと考えていましたが、予約の電話をするのが億劫だったのとイマイチ天婦羅の気分でもなかったため、思い出したかのように鰻にしてみました。

 前にうろついた時一応ブックマークしていた鰻屋はありましたが、そこの口コミを見てしまったところ良くない感じだったため他を探して、今回のここへ。

 埼玉県内でも浦和は鰻で有名らしいんですがあまり期待は出来てません。

というのも、ただ東京近いということや県庁所在地だったり人口(駅の乗降客)が多いからでしょ?と歪んだ考えに至る理由としては、以前川越のどっか店構えが立派な老舗ぽいとこで食べた鰻が人生中一二を争うくらい全くおいしくなかったのと、蓮田の魚庄さんが美味しすぎる割にはその知名度は全然なようなので、結局観光地のソレと同じで黙ってても人が来るようなとこの店の評価は高まりがちだと思っていますので。

 味はフツーでしたね。フツーに美味しかったです。

 

 まず地下にある店ですが、狭い。

昼過ぎに入ったのでテーブル席でも問題なかったと思うんですが、たとえテーブル席に座っていたとしてもこの点の評価は変わらないでしょう。居心地いいとはとても言えない感じ。

 そしてこの値付け。

一番安いので5300円て(上ですが)。

 どっかのブランド鰻らしいですが、自分の知ってる範囲じゃ一番高く始まる料金設定なんじゃないかな(前回のうな菊は「ホテル」の鰻なので除外)。

 良し悪しは別として地階で換気設備が不十分というのもあり、鰻を焼いてる時の煙がモロにかぶるというか、ホントこの状況が良いのか悪いのか。

注文前のソレは食欲もそそられて「良い」のかもしれませんが、食べてる最中や食後に至っては「過ぎたもの」にならないのか?と、気にはなりました。

 調理場前のカウンターではやや鰻の生臭さがあったり、狭い店だから仕方のない事とは言え、プラスの評価につながるとこではありません。

美味しかったんですけれど、自分の好みよりは甘くなかったのと上記の点から良くない方の意味での「フツー」をつける形に。

 この店で確実に「良かった」と思ったのは備長炭で焼き上げた熱々の鰻が食べられた事。

 別に熱々こそが至高、だなんて思ってるわけじゃないんですが、どこで食べても焼いてる最中に見られるようなジュウジュウといった感じではなく、ちょっと間を置いてヌルく食べやすくなってしまった状態の鰻しか食べたことなかったんで、一度これくらいアツアツのものを食べてみたかったんですよね。

 じっくり味わって食べましたが、横に並べて交互に食べ比べるような感じじゃないと分からないだろうな、というのがここで食べたブランド鰻の評価。

アツアツなのは結局フーフーして冷まして食べないといけないからこだわるとこではないかな、という感想でした。

山椒があまり香らなかったのは自分の体調のせいか鰻が熱々なせいなのか。

 甘めなタレが好みなせいか、結局のところ「上品な味」という月並みな表現で締めたくなりがち。

 他に客が居たら絶対居心地悪くて利用したいとは思えない点がホント残念。

オープンキッチン状態なせいか、物凄く丁寧な仕事っぷりはとても気持ちの良いもので、それだけに地階(窓がないため圧迫感がある)にある店の狭さが惜しいと思いました。