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伊香保温泉 徳田屋旅館

 ここは吉田屋旅館とで迷う人多いんじゃないでしょうか。

自分も「ひさびさ吉田屋旅館でご飯を」と思って予約サイトを見たんですが、以前より結構高くなっていた料金に若干の抵抗というか(苦笑)、素直に見れなくなってしまい結構な時間迷った挙句同価格帯での比較対象として他を体験してくるかとなりました。

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 まず部屋に入って「眺め(一番上の写真)は一番イイ部屋じゃ」と。

 ただもう一度来るかは・・・。

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部屋からの眺めは全く期待しておらず、角部屋で二方向窓なのも嬉しかったですが、こんな遮るものなく綺麗な眺めがあるとは思ってなかったので「おぉっ」って感じの嬉しい誤算で、今回の選択は当たりかなとこの部屋の眺めだけで喜びました。

 全部で7部屋と規模の大きくない旅館で、部屋の感じは宿泊料金から想像する範疇の「まぁこんなもんなん」。このブログでもいくつか書いてきてますが、今までの経験では綺麗にされてる方に分類されます。

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 部屋のトイレも充分清潔。

ただここらは自分独自の基準からのもので、あくまでも「値段也」の清潔感。

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こういう古い旅館を好んでるのもありますが、アジアのボロ宿を経験しちゃってるとたいていのことは許せてしまう。

 横に振った眺めは山で爽快なんですが、目の前は栄泉閣というこちらも安目の旅館。

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以前森秋旅館に泊まった時ですが問い合わせをしたことがあり、その時もやってるんだかやってないんだかわけのわからない受け答えをされていて、好奇心で何度も観察してたんですが人の気配は全くなく、結局営業してるかわからなかったし、してるように見えませんでしたが、ここの女将さんに聞いたところ営業はしてるそう。

 今まで意識して選んできたわけではないのですが、今回初めて無色透明な白銀の湯。

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不満があれば上の露天か石段の湯へ行くつもりでいましたがそんなこともなく、知らない人が居れば「狭い」と感じてしまうような広さですけれど全7部屋ならこんなもんでしょう。

 泉質というものに全く無頓着な自分ですら”効能はおいといて”黄金の湯の方がありがたい感じはあるんですが、悪くはない。見た目からこうも違うと以前の騒動の記憶もあり、「井戸水を沸かしたものとの違いはあるの?」という感じで良い印象は持ってなかったんですが、いざ入ってみると普段行ってる塩素臭い日帰り温泉のお湯と違い断然マシ。

 

 食事は朝晩ともに1階にある部屋で。

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 楽しみにしていた食事は概ね満足。これくらいの量だと無理なく残さず食べられる。

出来ればもう一品作り立てのもの、写真で言えば天ぷらを、食事の時間を指定させられてるのもありますから、揚げたてを出してもらえないものかとは思いました。

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これが部屋食ならまだ仕方ないなと納得してたと思うんですが、部屋食でやるのはこちらが思うよりも大変なんですかね?部屋数が多いわけではありませんし数百円の追加料金で部屋食にしてもらえてたら、(壊れていて使えないんでしょうけど食事用のエレベーターがありましたし)こんなご時世の真っただ中(コロナ)では大変ありがたいと思っていたのですが。

 自分にとってはこういう朝食がありがたいんですよね。おいしかった。

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 と、風呂も食事もまあまあ満足出来ましたが、最後に再訪を悩んでしまう理由を。

 こういう旅館に付き物の「食事中の寝床の上げ下げ」。どこの旅館でもあるものだと思いますがこれの最中の不用心さに呆気にとられてしまいました。

 ホテルではまず滞在中に勝手に(ノックもなくという意味)入って来られる事などないわけですが、チェックアウトの確認もせずに部屋に入られるまではいいとして、そのまだ「チェックアウト前で荷物もある”誰もいない部屋”に」鍵もかけずに開けっ放しというのは、ちょっと問題ありだと言わざるを得ない。

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 事実、自分が朝の散歩から戻って来て自分の部屋に入るまで従業員の方と顔は合わせませんでしたし、仮に何かを盗って出て行ったとしても誰も見ていないので誰も気づくことすらなく、朝の清掃の方と出くわしていたとしてもその方とは初対面でその部屋の宿泊客かどうかさえ分からない状態だったでしょうから、何もなかったからいいものの出来心を芽生えさせるような管理体制はどうかと思い、終わり悪けりゃなんとやら。

 コンビニは遠くないし、石段までも旅館前の坂をちょっと登るだけの程よい距離で、宿泊料金は人数分等倍で1人でも割高にならない設定、大きな不満はなかったけれど「安いから」で見過ごせる事ではなくて、残念な滞在になってしまいました。

 片や駐車場代がかかり、湯の出る蛇口はないけれど黄金の湯の旅館とだったらどちらを選びますか?

レストランThe Lobby むさしのグランドホテル&スパ

 朝食または昼食付きのプランで、昼食で利用しました。

ホームページによると税込みで平日1450円、土日祝1500円。

営業時間は11時~15時で、通常チェックアウトの11時からそのまま待たずに使えます。

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朝昼ともに基本は和洋中のビュッフェ形式で、ランチではそれとは別にまずローストビーフかスモークサーモンのどちらかがのってるサラダの注文を聞かれます。

 並べてある各料理は4つ星くらいのホテルのものと比べるとパッと見貧相な感じなのですが、これはもう完全に値段の差によるもの。不満ではなく事実として。

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 自分の感想としては和洋中の品数のバランスがよく適当で、不満だったのは味噌汁がなかったことくらい。(お茶漬け用の出汁を代わりに飲んでました)

普段は味見で一つ食べて終わりにしてしまうパン類なのですが、クロワッサンが美味しくおかわりしましたし、口直しにちょっともらったアイスも普通においしく、「おいしい!!」となるほどのものはありませんが、どれもセルフサービスの食堂くらいのおいしさはあって、「まぁこんなもんだよね」という満足度合いでした。

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 ランチとして約1500円は特別高い値段だと思いませんが、こんなところまで来ることがそうはないはずなので、わざわざとなるとうーん・・・。

自分があまりこういう食べ放題に価値を見出せないのも理由でしょうが、プランの特典としてついてたから利用したまでで、仮にここに泊まっていて自腹で1500円払って食べようとしたかというとやはりうーん・・・。

 自分にとっては値段也でしたが、たくさん食べられる方になれば十分になるかと。

ベッド むさしのグランドホテル&スパ ツインルーム

 ホテルでよくみる仕様で、実測でおよそ20㎝のマットレス。

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実測・およそというのは巻き尺で測ってもカタログやタグに書いてあるのと同じ厚さになることがないのと、手をものさしがわりにあてただけですませているのが理由になります。

 予約サイトのプラン説明内にもシモンズ社のマットレスであることが書かれてありましたし、公式ホームページの部屋の紹介のところにも2行目に「全室シモンズベッド」と記載されていて、力を入れた「売り」な部分なんでしょう。

 直近なのでつい比べて(浮かべて)しまったヒルトンお台場のマットレスより厚いか(縫い目の数を比べると一本多い)同等なので、がんばってると言えなくもない(ヒルトンのがちょっと力抜き過ぎなんじゃとも言えます)。

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 その寝心地は硬いというのではなく「しっかり」。

寝転がってみた瞬間から好みな寝心地でよく寝れそうな気がしていましたが、食事前に1~2時間睡眠を取るつもりで寝たら起きたのは真夜中2時過ぎと、寝すぎてしまったほどよく寝れました。