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山形蕎麦としゃぶ鍋 焔藏 トラストタワー店

 ウェスティン仙台の下、2階。

同じビル内ではありますが、直接は行けず一度1階まで降り表に出て入りなおします。

 滞在を予定していた3日が雨予報だったため、全く出歩かない場合もあるなと下調べはしていて当初の予定は仙台牛焼肉の花牛さん。がしかし残念ながら、定休日。

鴨しゃぶや親子丼は気になってましたが、蕎麦は他に行こうと考えていた店がありましたので結構店前で悩んでいたと思います(苦笑。しかも昼ではなく夜だったので余計。

 仙台(宮城)に来てて山形蕎麦???まぁフツーに思いますよね。

それと去年山形で食べた蕎麦の印象がだいぶ悪くてそれで余計でしたが、予約が必要なさそうだという気楽さで、上(鉄板焼き)ではなく下を選んで来ていたので、今更予約を取ったり、遠出をする気はなく・・・。

 

 鍋が1人前から頼めるならなー

と願いつつメニューを見れば「2人前から」。一人で2人前食べることも考えましたが、美味しいと思えないものを無理して食べるのは苦痛なので踏み込めず。

ペラペラめくっていると「鴨しゃぶ鍋と板そば」というのがありそれにしました。

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 鴨しゃぶの鴨肉、思ってた以上にウマい。

値段(中盛りで税抜き1980円)からして期待はしていなかったんですが、美味しくて。

蕎麦は十割っぽい感じは全くしなかったんですが、十針自体が好みではないのかやはりあまりおいしいとは思えなくて(普通)、写真の薬味の下にあるそばつゆで食べるよりも鴨しゃぶ用の汁で煮て温かいそばにして食べるのが合ってて良いように感じました。

 鴨しゃぶ1人前となにかご飯ものを頼めるようなら最高なんだけどな。

 

 「次は親子丼」を食べてみたいと思っていますが牛タンのしゃぶ鍋も食べてみたいし、上(37階)の一舞庵も良かったし、行けなかった仙台牛の焼肉も食べてみたいしで、次泊まる時が楽しみです。

一舞庵(鉄板焼き) ウェスティンホテル仙台

 抜群。

お得度は今までで間違いなくナンバーワン。サービスは最上級で、味も文句なし。

 最近鉄板焼きを食べていなかったので、仙台なら「牛タンよりも鉄板焼き」(または焼肉からの魚)でと考えていて行ったのですが「ここで食事するためだけに寄る価値ある」なと思いました。

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 最上階。ブッフェスタイルで営業されている店内を通り奥の鉄板焼きコーナーに。

ホテルで働く従業員の方々が皆素晴らしいと去年今年と書いたんですが、それがそのままレストランで働いている方も同じくそうで、ちょっと感動してしまった。

鉄板焼きだと前回帰りがけに見ていた駅前のメトロポリタン仙台にもあったのですが、献立の内容を見ると平日の場合は段違いで迷う必要がありませんでした。

 その決め手となった驚きの盛りだくさんな「欅」の献立は(平日限定)

・本日の先付
・グリーンサラダ
・新たまねぎのクリームスープ
・白魚の湯葉オムレツ 桜海老あんかけ
・野菜のキッシュ パイ添え
・焼き野菜盛り合わせ
・宮城県産日高見牛サーロイン30g または フィレ30g
・鉄板で作るオムライス ポルチーニのクリームソース
・香の物
・味噌椀
・鉄板で焼くパンケーキデザート
・コーヒー または 紅茶 または ハーブティー

これだけの皿数がきて3500円(消費税サービス料別)。

この値段で前菜的なものにサラダ、スープに焼き野菜までついてるのにも驚きましたが、目を引いたのはオムライスと鉄板を使って作るデザート。

IMG_2287 (Large)先付け タコが美味

 皿数の多さが量的に気にはなっていたのですが、3500円という格安の料金なのでそれほどの分量はないだろうと推測。量よりもいろんなものを少しずつ食べたい派なのでこういうコースを探していたんですよね。

ここで他の昼メニューを見ましたが、考えられた良い構成だと思いました。

IMG_2288 (Large)サラダ こだわりを感じる食材選び

というのは青葉というごく一般的な内容のコースから、蔵王という肉と魚介両方のコースに、萩という魚介中心の肉のないコースまで用意されているのは大変嬉しい。

「肉」の印象の強い鉄板焼きですが、肉なしで食べたい気分の時があるのは自分だけじゃないはず。

いろんな味があるのはやはり楽しくどれも美味。小まめに全部写真を撮るべきだったと、白魚の湯葉オムレツを写真撮らずに食べた時そう思いました(苦笑。

厳選された感じのある野菜4種。

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これだけで2000円取りそうなところもありそうなくらいで、当然どれもうまい。

全て何もつけずに食べましたが、用意された調味料の醤油のムース?のこの凝り様。

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 肉の量が30gと少ないのも欅を選んだ理由だったんですが、これははっきり間違い。

ここまでの食事で胃袋が活性化されたのもあるかもしれませんが、日高見牛美味い。

IMG_2292 (Large)宮城県産日高見牛フィレ30g(一切れ食べてます)

他人の注文を聞いているとステーキや鉄板焼きだと「ミディアムレア」ばかりな気がするんですが、自分の場合は一応おススメを聞いてほぼミディアム。しっかりと噛み切れる感じの食感が最近のお気に入りで、このおまかせした焼き加減はまさにその感じ。

この感じだったら倍どころか、調味料との組み合わせを考えたら3倍の90gでも飽きずに食べられそうなくらい軽く肉の味と歯応えが絶妙でした。

 そしてお待ちかねのオムライス。

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これだけ丁寧に作られたオムライスを食べるのは初めてで、凝った(洒落た?)オムライスというのも初。

小さなレンゲで少しずつ少しずつ食べましたが、バクバクかっこまずゆっくり味わうのもいいもんですね。ついでにお新香もうまい。

 そして最後のデザートですが、これもひじょーに美味でした。

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ほとんどの鉄板焼きのお店で一通り食事がすむと席を替えて別のテーブルでデザートだけ食べますが、ここは移動することなく鉄板の前に座ったまま、鉄板を使って調理されたデザートを頂くことになるのですが、これが写真の通り凝ったものというか、手がかかった甘味で、従業員の方が「甘党揃いなため力を入れている」と言っていましたが、納得の味。甘いものにはそれほど反応しない自分でもまた食べたいと思いました。

 

 一人きりの食事でここまで時間を忘れて楽しんだことは記憶になくって、毎回どこかへ行っての食事は楽しんでますけど、今までで一番楽しんだ?ってことでしょう。

冒頭でも触れてますが、レストランで働いてる方の意識の高さも一流ホテルのそれで、大変気分を良くさせてくれる。日本国内でもこれだけ全体で意識統一されて高水準のサービス提供出来てるホテルってそうあるもんじゃないと思います。

ホテルも抜群に良くてレストランも良い。滞在と一緒に是非、おススメです。

ウェスティンホテル仙台 プレミア(ビューバス)

 「いいホテルでした。良さげなホテルと思っていましたが、さらにその上で良かった。」というのが去年の感想で、改めて再訪したら更に更に良く「滞在してヨカッター」と喜びすら感じました。

今回はほぼホテルから出ることのない滞在だったため、滞在度みたいなものはより濃くて、評価を高める様々な場面に遭遇する機会も自然と多くなってました。

唯一改善の余地があるかなーと思えたのは、単なる固さなのかやる気のなさなのか、ちょっとその感じだとホテルに到着して一番最初に接するであろうそこ(ホテルの玄関)で働く意味、必要性を感じられないなと思った子がベルの女の子の中にいたくらいで、男含めた他の子たちくらいの積極性を見せて動いてくれたらもう言うことがない。

 

 チェックインから気分良くさせられることって中々ありませんよね。

ここではたまにあると思います。自分の場合は幸運にも2回泊まって2回とも。こういうホテルでのサービスとはなんたるかということを熟知されてる方なんでしょう。

至極当然な事なんですが、少々面倒な事を頼むとイヤな素振りを見せる人も少なくないのに「お手伝いできて幸せです」と言われんがばかりな感じで、むしろ頼んでくれたことに感謝される勢いの対応をしてくれる。

立ち姿からして他の人とは違うなと感じたのですが、このホテルで働いている人で気を抜いて働いていたり、いい加減な気持ちで働いている人居ないんじゃないか?って思えるほど、とにかくどの人と接しても不快な気分にさせられないどころか、良くしてくれる。

 

 このカテゴリーの部屋はツイン(ハリウッドツイン)のみで48平米。

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 前滞在のスーペリアと違い、部屋の第一印象は「狭っ!」

でしたが、ただのツインとの併用ではなく、最初から「ハリウッドツインの部屋」として造られている部屋のようなので好感度(使い勝手のよさ)はとても高かったです。

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数字の上では48平米(プレミア)と42平米(スーペリア)で6平米の差もありますが、スーペリアは長方形の部屋で窓までの奥行きが凄く感じられたのに対して、今回泊まったプレミアは正方形に近い形状の部屋で窓までの奥行きがないため、スーペリアにはあった「部屋に入った瞬間の豪華さや贅沢な感じ」みたいなものはありませんでした。

バスルーム含めた水回りがスーペリアと違ってしっかりとしたドアで区切られ広く独立した形になっているため、音や光を遮断出来る分連れに与える影響が少なくていいとは思いましたが、とにかく造り(建物の構造的にも)が残念で、それらを感じるだけの広さはあるものの厳しく言ってしまえばそれだけで物足りなさのが大きい。

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このプレミアは角部屋にあたり浴室に窓が二面あるのですが、残念ながらそれらのガラス全ての下半分が曇りガラスになっていてちょっと”ビュー”バスとは言えない残念な仕様。

 ちなみにこの部屋に泊まった経緯ですが、このホテルのビューバスがこの残念な仕様なのは既に前滞在時前から知っていたことなのですが、じゃあなぜ今回この狭く豪華さを感じない部屋にわざわざ宿泊したのかというと、それは禁煙や1ベッドと絞っていくと同カテゴリーで同条件の部屋が連続しては空いていなかったためで、とりあえず連泊の予約が出来る全く違う部屋を予約して、第一希望として前滞在と同じく「禁煙のスーペリアでキング1ベッドの部屋を」、禁煙以外の部分は「移動なしに同じ部屋を使える事を最優先で」というリクエストでお願いしておいたら、チェックイン時にこちらの部屋を薦められ下見をした結果差額を支払いこの部屋に滞在することにしました。

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 窓は二面あるだけあって明るいんですが、贅沢な空間とまでは感じられなかったのが正直なところ。水回りの広さとしては贅沢だと思います。

ただ広さはあってもご覧のように視界に映るものがとても限られているためどうしても残念に感じてしまう。

 これだけ広くてもトイレは分かれた造りではありませんから、連れの方がどちらかを使っていれば不便に感じる場面は多いかと思いましたし。

自分の場合ノートパソコンを持ち込んで動画を見るんですが、この目の前にそびえたつ柱がこれだけ大胆に視界を遮るんですから、構造的にこの柱を左右どちらにも動かせないんであればせめてここにはテレビを埋めるべき。もしくはこの柱の向こう側は普通のガラスにして景色を見せるべきだと思いました。

 またシャワーブースはありますがレインシャワーはなしといったように、スーペリアと設備面で差がないのも不満というか「スーペリアでいい」と思わせる一因でしょう。

という感じでせっかく広めに造られた浴室も曇りガラスと正面の眺めを遮る柱のおかげで、居室の方で失っているモノの挽回には到底至らず・・・。

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 居室部分を「狭い」と書くと語弊が生じるかもしれませんが、その一目に飛び込んでくる広さに「(宿泊料金が)高い部屋な感じ」がしないんですよ。

実際「狭い!」って程までじゃないんですけれど、このなんとも微妙な感じを伝えるのに適切な言葉が浮かばない。

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自分の場合この部屋は初体験でありましたし、こういうブログを書いている手前滞在する興味はありましたが、一度泊まってみた今わざわざまたこの部屋を選んで泊まろうとは思えていません。

自分が予約した宿泊料とその当日のこの部屋の宿泊料との差額が1万~15000円くらいだったんですが、スーペリアの50%増しの良さはなかったなという感想。スーペリアで充分というより、スーペリアの方が良かったかなーとも思っていました。

外光の入るフロは間違いなく良いんですが、スーペリアの風呂が悪かったかと言えばそんなことはなく、やっぱりあるべきはずの眺めが曇りガラスで遮られてしまっているという無念さがあるんでしょう。

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 夜景。まぁ特別感じ入るものはなかったですね、馴染みがなさすぎて。

22時くらいでもう車は全然通らないから見た目的にも寂しいしつまらない。

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 用事的には駅前のホテルの方が便利でしたが、わざわざここにしてよかった。ここにしただけのモノが払う料金以上にあって、素晴らしく満足のいく滞在でした。

また仙台に来た時は他のホテルにも泊まってみたいんですが、まー悩みますねここが良すぎなので。