国内

日本全国すだちそばの旅

 鴨せいろ編から独立させすだちそばはこちらで書いていきます。

 

 以下に簡単な感想を。細かく書いている店については店名のリンクから個別ページへ(再訪ないなと思った店についてはここでの感想と写真のみに)。

(都道府県)(市町村区)(店名)

  • 東京 (渋谷区) 松原庵 欅   鬼おろしとの相性が最高に良い。雰囲気◎。
  • 京都 (京都市) 冨士屋   温すだちそば。ハズレ。
  • 東京 (中央区) 山茂登   のど越しのよい蕎麦。接客がとてもよい。
  • 東京 (中央区) 真田SIX   ここだけせいろ。鬼おろし。一番おススメここ。
  • 大阪 (大阪市) まき埜   どちらにしようか迷っていたが、鴨が切れたとのことで自動的にすだちそばに。鴨せいろなら十割にしようかなと思っていたのですだちそばも十割に変更したが、どうやらこれは判断を誤ったようですだちそばには合わないと思った。というのも、少々啜りづらさを感じた蕎麦はのど越しが悪くそのため必然的に噛む回数が増え、その回数分噛み応え、ボソボソとした食感が印象に残るようになり、汁との調和が取れていないと感じる始末。もし十割のために通常の蕎麦より太いのだとしたら選択間違え。次回からは余計な変更はせずに。
  • 大阪(大阪市) 土山人   特徴ないくせに高い。1870円は高過ぎ。

うなぎの旅 弐 大宮 うな鐵 大宮店

 うなぎと焼き鳥。

どちらも炭火を使って焼くので、なくはない組み合わせだと思うんですけど、モモだけではなくせせりや砂肝まであるのを見て来ようと思ってました。

 どんなもんなんだ?

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とこの店の前を通った時から気になっていた1290円のうな丼。に砂肝、せせりで注文。

おいしかったら追加注文しようと思っての様子見でしたが、ここ禁煙じゃないようで。

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自分以外には奥のテーブル席に2人組の客と1人客がいたのみだったんですが、久々にやたら煙たく感じて臭いも耐え難かったんで、なかなかウマいと思えたせせりでしたが追加は頼まずとっとと食ってさっさと出ることにしました。

 まぁ鰻屋というより居酒屋なんでしょうね。残念ですが仕方ない。

 

 そしてうな丼ですが驚かされたのはうなぎの大きさではなくて、その食感。

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なにをどうやったら、こんな崩れるというか溶けるようなフワフワした今まで自分が食べて知っていた鰻の食感とはまるで違った新食感に焼けるんだろう。

焼きが甘めかな(他の店のと比べ)と見ためでそう思ってたんですが、そのせいかやや生臭さを感じましたが、そこが食感につながってるのかもしれませんね。

牛丼チェーン店にある変な食感の中国産うなぎですら800円くらいしてるんだから、国内もののウナギで1290円なら小ささを不満に思うよりありがたいと思えてしまう。

本当にホロホロと崩れるようになくなっていっちゃうんで、見た目以上に食べた感なかったですから、竹に焼き鳥3本くらいをおススメします。

 

 2021年追記

 持ち帰りで買ったら全く美味しくなかったんですよね・・・。

ある程度落ちるのは覚悟の上でしたが、もう一度(確認のためも含め)お店で食べようと思えないくらい別物で驚きました。。。

うなぎの旅 壱 上野 鰻割烹伊豆栄本店

 三重の亀山、初音でひつまぶしを食べて以来明確に「うなぎ好き」になりました。

そこからたまに鰻の食べ歩きをするようになったのですが、名の通ってる店というんですかね、都内にある有名店へ行ってもまた食べたいと思える店はなく。

始めのうちは自分の好みと違うためそう思うのでは?と思っていたんですが、あちこち食べ歩くにつれそうではなく、他者の高評など全く無意味で、やはり実際に大したことない店が多いんだと確信に至るとわざわざ出向くことはなくなりました。

が、鴨せいろ、すだち蕎麦の旅をやりはじめてから、「鰻も好きだしうなぎ編もやってみっか」と再び鰻の食べ歩きもすることにしました。

 おススメ度は簡素に以下の3段階+1でいってみます。(色は地図上のアイコン色)

  • 甲 青  近くを通るなら是非
  • 乙 茶  鰻を食べたい時に
  • 丙 灰  行っても行かなくても
  • 丁 赤  おすすめしません他を探しましょう

 

 再開一食目は東京は上野、不忍池向かいにある鰻割烹伊豆栄本店。

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 ここの松竹梅の並びは松が一番安く梅が一番高い。

 写真は一番安い松で、1.5身?みたいな見慣れない形で出てきましたが、特別小さいとは思わなく「上品な味」としか形容のできない食べやすいうな重。

くせがないというべきですかね、返して言えば特徴がないとも言えますが、老若男女万人向けな無難な味で、ふっくらホクホク身の厚さを生かした食感がとても好印象。

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着物のお母さんたちの接客も印象に残っていて、安心出来るという意味も含めての乙。上野で外国の方に鰻を食べてもらおうと連れて行ったら喜んでもらえるであろう店の設えだと思いました。

 

 20年後には食用禁じられてる、というような食べることのできなくなってる未来の方が濃厚に思えるのですが、養殖方確立されませんかね。