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てんぷら近藤 銀座

 まず最初に、このクラスのお店になるとどこで食べても似たような満足感はあり、とんかつだったり、タイの屋台のバーミーナムやカオマンカイがどこで食べても美味しいように、味に大差があるように思っていません。

あえて差をつけてしまうとそれは唯一無二の自分の好みが「差」となって出るだけであって、万人で共有(共感という意味で)出来る意見とは遠ざかる。

味に大差はないため贔屓にするのに+α、それは自分の場合はサービス(人)だったり、空間だったりするんですが、逆にそこらに不満を感じれば他に行ってしまう理由になります。

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 ここの場合それは席間。

金曜日の17時だったと思いますが、満席だったのは当然だったとしても密集具合に驚き。

隣の他人の肘が気になってしまう席間で、この時点で「ちょっとないな(次はない)」というのが第一印象。

牛丼屋とか1000円以下の店が比較対象として頭に浮かぶ時点でちょっとどうかと思います。

ちなみに予約する時の電話から仲居の方の接客もファミレス程度かそれ以下で都度「イラッ」とさせられるというか、「なぜ??」そう出来ないのか、そうするのか、終始不快。

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 食べた感想としては、さすがに3000円や5000円レベルとは違う、こういう名の通った有名店のてんぷらで、間違いなく「美味しい」んですが「ここじゃなくちゃいけない」というものはない。

とりあえず自分には席数を今の3分の2にしたらやっと適正って感じで(生意気にも)行く価値出ると思いますが、あの感じで通う気になってる人がいるのが凄い。何をありがたがってるのか知りませんが、他に同程度でもっといい店あるでしょっていう、ね。

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本来「人」に惚れるというのが一番に来ますが、これもここくらいのお店になればどこの方でもある一定以上の素晴らしさはあるはずなんで差になるとこだと思ってません。

食べてませんが奥に置いてあるさつまいもは今まで見たこともないほど立派でした。

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 茅場町のみかわも狭いですけど、大人数で行くことが多くておまけに隅っこに座るせいだったり、高級感を求めて行く店じゃないと無意識に割り切ってるせいか気になってませんでしたが、あの暖簾くぐった瞬間の人の多さ、ギュウギュウ具合が満員電車のそれに見えたのと

 「え、この隙間に座らせられんの?」

と「うわーこんなんで気分良く食事できんのかな・・・さっさと食って出よ」と思ったことは4年経った今でも忘れられません。

 

 4年前の事ですが、二度と行かないカテゴリーを追加したのを機に宿泊投稿から分けようとしていたので、幾分加筆して新規に投稿しなおしました。

美味しくないということではなくて、1万払う席間と応対ではない、からの二度と行かないですね。席を2割間引いてくれて自腹じゃなけりゃ行ってもいいかなって程度なので絶対行かないっスね。

これを見ても行こうと思う方に一つ。予約時「ご主人の方で」とカウンターの指定をしとく必要があります。でないと奥のカウンターで練習に付き合わされることになりますから、同じ値段で。

自分の感性だと正月3日か4日に行ったてんぷら山の上の方が上。

横浜みなとみらいの3ホテル考

 横浜ロイヤルパークホテル、横浜ベイホテル東急、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの3ホテルについて考察してみました。

 先日グランドインターコンチネンタルを予約をした時に遡ります。

注 2019年4月現在横浜ロイヤルパークホテルのクラブフロアはスカイリゾートフロア「ザ・クラブ」と名称変更され65階と66階の2フロアになっています。またヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルのクラブフロア利用者へのサービスの大半は2階に移ってます

 

 最初、宿泊先に選んだのはロイヤルパークだったんですが、夏休みのせいかクラブフロアを中心とした特別階(60F、64~66F、67F)とレギュラーフロアのコーナーにしか空きがなく、それならばとベイホテル東急を見てもバルコニーの無い部屋かクラブフロアのみ。予約サイトの特別セールでクラブフロアがだいぶ安くなっており(ただチェックインが16時から)、ホテルの角に位置してるのにビューバスでもなくバルコニーも無いっていう残念な部屋より2000円高いだけなくらい。

一応インターコンチネンタルも見てみましたがこちらはどの部屋も満遍なく空きアリ。

とこんな状況からインターコンチネンタルのクラブフロアを選択するに至った細かい経緯と共に3ホテルの良し悪しを以下に。

 

 まずロイヤルパークから。60階がアッパーフロアからスカイリゾートフロアに、67階がアーバンスパフロアからトップオブスカイリゾートフロアというダサい名称に変更されていましたが中身は大して変わっておらず。

公式HPの写真を見る限り変更点はベッドスローとクッションカバーの色がオレンジから黄色基調のものに変わり、スカートが同じ布地になったのと壁にかかってる絵が変わったくらいですかね。

67階はマットレスパッドがエアウィーヴという他、やはりスローやクッションの生地を60階のと同じものに変えたくらいで、どちらも呼び方以外大きな変更は見受けられず。

CIMG0239 (Large)早朝ロイヤルパークホテルから

67階にはレギュラーフロアのコーナーにあたる位置に「プレミアムダブル」という浴室面積の大きさを生かしたジェットバス付きの大きな浴槽のある部屋があるんですが、部屋数が少ないせいで?予約できる状態なのをほぼ見たことがない(この日もなし)。

 アーバンスパフロア(67階)の魅力はこのジェットバスのある部屋だけだと思っています。というのも一見クラブフロアっぽいんですが、クラブラウンジは利用出来ず、67階に宿泊しての特典は49階にあるジムやプールが無料で使えることのみっぽい。

とは言ってもじゃあクラブフロアの宿泊者はプール、ジム有料なのかと言えばそうではなくこちらも無料なため、プレミアムダブル以外の部屋だと最上階という以外に違い、宿泊する利点がないと思うんです。

そしてもう一言加えてしまうと「最上階」と言ってもそれは実質という「客室としての最上階」なだけであって、ビルの最上階はさらに上の70階で、レストラン、バーとして営業されているので、その価値は低いと言わざるをえない。

という感じなため、プール利用料の5400円を払ったレギュラーフロアでの滞在と比べても気分的(階数)な優越感以外のものがないと思っていて、以前よりこの特別階(現スカイリゾート、トップオブスカイリゾートフロア倍近くかそれ以上の宿泊料を払って泊まる必要性を感じないんですよね。 

 ならクラブフロアにするでしょ。っていう。

ホテルとしては67階、60階のバスアメニティがロクシタンというのも売りにしてると思うんですが、ロクシタンを採用しているホテルは結構ありますし人口の多い都市の駅には店舗があって簡単に買えるので(当然横浜にもある)、日本未発売のもの以外「物珍しさ」的な価値は全くないと思いますし、自分の場合レギュラーフロアのペリカン石鹸製の方が「ここに来た!」っていう特別感があって好きなので余計そう思います。

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 上の画像の上辺「Yokohama City Side」の青で囲った部屋が#01で、そこから反時計回りに02、03となり、赤で囲った部屋が#40となっているはずです(コーナールームにあたるのが左上から05、06、左下15、16、右下25、26、右上35,36)。

そのレギュラーフロアのコーナールームについてですが、この横浜ロイヤルパークホテルのコーナーとついてる部屋は、コーナー(角)と呼べる位置なものの、ビルの形が長方形ではないため、「四つ角の一角」ではなくホームベースの先端部分を三角形に切り出しさらにそれを半分にした三角形な形状の部屋です。

なので通常の角部屋のように2辺に窓があるわけではないせいもあって、角部屋感がまるでない。

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一応浴室に窓はあるんですが、窓の位置が高めかつ小さな丸窓のためビューバスというよりも単なる窓あり浴室で、無駄にとても広い浴室なのですが洗い場がなかったりとイマハチな造りをしていたり、他の部屋との差額に見合うほどのもの(良さ)はないと思っていて、選択肢として全部屋の中で一番下。

仮にコーナールームにしか空きがないのならば「他のホテルにする」っていうのが何度か宿泊して到達した考えだったんですが、この日がまさにそんな状況。

 レギュラーフロアのコーナールームかクラブフロアの部屋という二択。

外へ出るのが億劫になってしまうエレベーター具合なここ横浜ロイヤルパークの場合だと、部屋と階段で行き来出来るクラブフロアの利便性は高く大変有用で、自分としても1万円くらいの差額ならば(プールもあるし)クラブフロアにするかなと思うほどみなとみらい地区の夜は早くて不便なので、消去法でクラブフロアが残る。

籠ろうと思ってロイヤルパークに泊まろうと思ったのでクラブフロアでもいいんですが、それなら他のホテルも見てみるかな、と言う気になりまして、次東急へ。

 

 そしてそれならばの東急ですが、まずここのホテルの良さ、一番の売りは「バルコニー」にあると思っているため、バルコニーなしの部屋は論外除外。

ラグジュアリーキングパークビュー、ラグジュアリーオーシャンツインベイビューはバルコニーもあるビューバスの部屋なんですが、ラグジュアリーハーバーツインパークビューとラグジュアリーハーバーキングパークビューとハーバーの付く部屋になると、部屋の広さは55平米と変わらないのにバルコニーも無くビューバスでもなくなるという紛らわしい部屋分け。

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 バルコニーありきで考えるとここでもクラブフロアが第一候補という結果。

ロイヤルパークのクラブフロアしかないというような状況から東急を見てバルコニーの良さを思い出したら、東急のクラブフロアは最上階ですし(既に暑かったですが)窓を開けられる季節だったので「もう東急しかないな」となりました。

 

 ここで桜木町駅の海側、所謂みなとみらい地区にある3つのホテルをおさらいさせてもらいますが、ロイヤルパークはとにかく高層。周りの部屋が覗ける(覗かれる)という構造的な問題はあるものの、その眺めは圧巻で他の2ホテルにはないもの。

CIMG0419 (Large)   近くに寄ると真四角ではなく多角形なのがわかります

 東急は「窓が開けられてバルコニーに出て海風を楽しめる」というのが一番の売りだと思います。窓をきちんと開けられるホテルは多くなく、バルコニーがあって出られるホテルは中々なくて、この開放感は海のすぐそばの横浜に合っててとても素晴らしい。

 

 そしてインターコンチネンタルですが、特長のある外観とは真逆なごく普通の部屋は他2ホテルの中間のような存在で、自分の場合その「売り」のなさから横浜で泊まるにしても選択肢には上がって来ません。

 ではなぜここからインターコンチネンタルに泊まることになったのか?

  まず東急のクラブフロアは23~25階でラウンジがあるのは最上階。ロイヤルパークのクラブフロアは64~66階でラウンジがあるのは間の65階。ここで重要なのはラウンジへ行く手段。

 ロイヤルパークは階段で64階、66階からもエレベーターを待つことなく65階のクラブラウンジへ行くことが出来ます。

しかし東急の方は階段がないので25階以外の部屋をあてがわれた場合、ラウンジへ行こうとする度にエレベーターの待ち時間が発生することになりとても煩わしいであろうことは想像に難くない。

 数部屋隣にあって部屋の扉を開け歩いたらという場合と、エレベーターホールまでも遠く距離を感じる部屋から出向きカゴを1分2分、いつ来るかわからずに待ってるのとじゃえらい違いで、前者なら自部屋の冷蔵庫を開ける気分で行き来出来ますが、後者の状況で「ちょっと飲み物でも」なんて思えます?

自分なら一度エレベーターで待たされたら億劫さを感じてしまいそれ以降は部屋内で済ませてしまうと思うんですよね。ホテルの立地同様、出足の軽さ、気軽さは利用頻度に直結してると思うんです。

初めての街だったり、観光に行っているのであれば、どこかへ行く前、部屋へ戻る前といった「ついで」で利用するでしょうから不便さを感じることもない少ないと思いますが、違う階の部屋からエレベーターを待って行くというのは、下に降りてクイーンズスクエアや隣のランドマークタワーまで出張るのと大した違いはないと思えますし、そこまですることを考えれば他のホテルでルームサービス利用しての滞在までも視野に入ってきます。

という具合に籠ろうとする前提では、ラウンジへの行き来(出入り)の楽さがとても重要になるのと、東急のラウンジは街側(ホテル説明ではパークビュー)にあり、25階にはその街側パークビューの部屋は用意されていないということがトドメ。

好みの話ですけれど、桜木町≒みなとみらいにあるこの3ホテルからの眺望は海側への眺めよりも街側の眺めの方が良いと思っています。

ラウンジと部屋が同じ眺めじゃツマラナイという意見は当然あって、それと同じくらい夜の海側の「ただ真っ暗なだけの」眺めをツマラナイと思っているため、居る時間の長いであろう「籠る」部屋からの眺めは街側の方が良いという考えです。

 以上自分の経験から導き出された動向と好みからの選択になりますが、結構悩みました。それくらいやっぱりバルコニーのある部屋、しかも横浜でというのは別格で。

そしてなぜだかロイヤルパークのクラブフロアには泊まりたくないという思いが強くて、インターコンチネンタルにとあらためて目をやりました。

 

 先ほど見た時は目に入らなかった15年6月新装という文字が目に留まり、改装した部屋ならまぁいいかとなり、決め手はチェックアウト12時のプランがクラブフロア(こちらも15年3月改装済み)であってこれにしました。

料金もグランドデラックスに3000円足しただけ。

 インターコンチネンタルのクラブフロアは27~29階で、ラウンジは28階街側(シティビュー)、27階、29階とは階段で行き来出来るようになっています。

蛇足としてインターコンチネンタルにビューバスの部屋はスイートしかないようで、自分の好きな造り(窓枠の位置が浴槽の淵と同じ高さか以下)ではないのもあって選択候補にあがっていません。

IMGP4073 (Large)東急のビューバス。紐の先が隠れていることから窓枠が一段下なのが見て取れるかと

 

 まとめです。

 この3ホテル、どのホテルのどの部屋も土曜日と休前日は高く、予約サイト独自のセール以外どの日だろうとだいたい横並びなので、高層が好きならロイヤルパーク、海だけを見たいならインターコンチネンタル、窓を開けて外気に触れたいなら東急、という選び方でいいと思います。

 ちなみに自分が思う横浜での一番イイ部屋は、ベイホテル東急低層階のラグジュアリーキングパークビュー

 ロイヤルパークは構造的な欠陥(他の部屋が見える=覗かれる)以外にも、どこからとも無く隣の部屋の話し声が聞こえる点、その高層さゆえ天気が悪いと視界ゼロになってしまう点が問題で、強いてで次点を選ぶならロイヤルパークのプレミアムダブル。

CIMG0505 (Large)こういう天気だと上の眺望は真っ白

前述のとおり自分の場合、クラブフロアでの選定では部屋との眺めの違いを優先させ、行き来の利便性から階段の有無を重要視していますが、クラブフロアの部屋だとしても基本的には上記(高層、海、バルコニー)の好みで選んでいいと思います。

 インターコンチネンタルのスイートのビューバスは目の前が海のみだけとあって遮るものの無い明るい浴室で、早朝から真昼間に入ってたらさぞ気持ちいいことだと思いますけど、やはりこの3ホテルの中だと他2ホテルの特長からして中間的な感じは否めない。

個人的な感覚からですが、「ちょっといいホテルに泊まってる感」に欠けるんですよね・・・。接客だったり、施設・設備の豪華さによるものなのかはっきりと「何」というのはわからないんですが、なにかしらが残念。

ただこのどことなく残念な感じは今ある横浜のホテル全てに言える事でもあって、所謂五つ星ホテルのそれを期待して行ってはガッカリするだけで、以上の事はあくまでも四つ星内での話と思ってください。

IMGP6728 (Large)インターコンチネンタルホテルから

 最後に裏技的なお得な予約方法を。それは国内の予約サイトを一通り見てみるのは当然ですが、海外、agodaやhotels.comのような海外のサイトから予約をすることです。

今回調べていて同じ部屋でも海外業者で見る方のが提示されてる条件が良かった。

同条件で数千円安かったり、表示される金額はほぼ同じ(100円ちょい差)なのに国内業者のは税抜きで海外業者のは税金・サービス料込みだったり、税・サ込み同程度の金額でも海外のは朝食付きになってたりなどなど。

 一番違うと感じた部分は、日本のサイトで売られている「チェックイン時間に縛りがある」プランと同等、同価格くらいのプランに、その日本の予約サイトでは書かれている「18時~」などと書かれているチェックイン時間の縛りがなく、ホテルの規約通りの時間(14時~)となっていたところです。

日本の予約サイトだとチェックイン時間を遅めたり、チェックアウト時間を早めて滞在時間を短くすることで料金を割り引いてるプランをたまに見かけるんですが、それと同じ日、同じような価格で同じと思われるものを、なぜか海外の予約サイトではチェックイン・アウトの時間に縛りがなくなった良い状態で売っているというナゾ(笑。

もちろん国内サイトが期間限定のセールで売っている場合はそれが一番安いと思いますが、そうではない、特に時間に縛りを設けて売っているプランを見かけた場合は海外の予約サイトを見てみるべきだと思います。

同価格で滞在時間の長い良い条件のプランが出ている可能性が高いので。

 

追記

 桜木町駅のホテルと反対口側に「野毛」という飲み屋街があり、みなとみらい地区に泊まっていては中々足が向かない地域で全く毛色が違うんですが、そちらにある三つ星くらいのホテルに泊まって食べ歩きするのも楽しいので、30過ぎてる方は是非。

CHINA SHADOW ストリングスホテル東京インターコンチネンタル

 いい食事をしながらいい時間を過ごそうと考えると、ホテルのレストランが安定。

日曜昼予約なしで行きました。

土日のアラカルトメニューがわからなかったので(ホームページにありました)見てから決めたいと予約をせずに行きましたが、普段ならばホテルの前に居ても予約は入れますし、どうせならちゃんと窓際の席を予約して行った方が落ち着いて食事できる動線になってます。

 自分は静かそうな奥のカウンター席へ。

サービスで目くじらを立てる人間ではないので気にならないのですが、ここの席はちょっと放置され気味というか、気を配ってもらえてないという意味ではなく、何を頼もうとしても中々気づいてもらいにくい死角という感じの席なので、良く言えば一人で来てゆっくりするには最適。

IMG_9314 (Large)絹傘茸入り海老蒸し餃子1000円

 どれも平均以上、納得はできるおいしさ。

駅前の中華料理店ではお目にかかれない、高い中華だなっていう繊細で丁寧な仕事。

IMG_9316 (Large)細切り豚肉とザーサイのスープ1300円

100円もしない惣菜春巻きもそれはそれでよいんですが、さすがにこれは100円じゃないよなっていう感心してしまう口福さがある。

IMG_9317 (Large)三種きのこ入り網春巻き1000円

この春巻きの網の皮、揚げたてのパリパリした食感がとてもいいんですが、網状のため普通の春巻きの皮よりも油を感じず重くなくて、注文する時「ちょっと多いかな?」と思ってたんですが全然そんなことなくサラッとなくなった。

ハイアットリージェンシー東京の翡翠宮の春巻きもそうでしたが、ホテルの中華の春巻きは創意工夫の場になっているのか、風変わりなものが来ると頼んだ甲斐あります。

 そして最近小籠包に続いて花巻(蒸しパン)もおいしいものを求めて彷徨いはじめました。

IMG_9318 (Large)花巻300円

中華バーガー用に用意されてですかね、この形は。

そのためか味のする生地ではなく、肉まんの皮っぽい。

 炒飯はスープ付あっさりして上品な感じで、やっぱりホテルの中華の○○と言いたくなる。

IMG_9319 (Large)蟹肉とレタスのチャーハン2000円

ここのとこ油ギトギトのチャーハンばかりに出くわしているので、こう見た目からしてやさしげな炒飯を食べて胃が活性化。炒飯食べ始めてからおなか空いた感じがしました(笑。

 外(ザ・ダイニングルーム)にしようかとも思ったんですが、居心地よさそうな席だったので食後もそのまま、甘味をいただきましたがこのマンゴプリンだけは微妙(苦笑。

IMG_9323 (Large)マンゴプリン1300円

香港で食べるなめらかなものではなく、完熟マンゴーのねっとりとした濃厚なそれでもなく、甘みの少ないマンゴーかつ果肉の繊維が気になってしまって、これは頼まなくて良かった。

上の各果物もおいしくなかったからなくていいので、550円ならまぁいいやって言えたと思います。他と比べてこれだけおいしさと手間加減に差がありすぎると思った。

 

 最後に冒頭でも書いたことですが、気になった点について。

満卓には程遠い見た目半分くらいな感じでしたが、人の数が少なすぎて人手が足りてないように感じた場面はありました。

点心やスープはポンポンと数分間隔で運ばれてきてたんですが(写真順)、最後の炒飯が来たのは花巻から20分経った後。13時半を過ぎて一段落はしていた時間帯での出来事だったのでちょっと声をかけようかと迷う長さの空白時間。

急いでいたわけではないのでのんびりお茶を飲みつつ時間をつぶしていましたが、多分自分の後に入ってきた団体客の料理に手を割いていたんだと思うんですよね。

悪く言えば飛ばされてたか、忘れられていたと思わざるをえない時間の空き具合で、こういう疑問なぞ抱かせない、浮かばせすらしない、食事と会話を楽しむこと以外余計なことを何も感じさせない時間を求め、その代価として若干割高だろうとホテルのレストランに来ているわけで、もし満卓に近い状況だったらどうなっていなのかな?と思っちゃいましたが、そんな不安は感じさせないでほしいし、たまたまだったと思いたい。

まぁ次行った時は「炒飯を先に」とでも言います。

 

 やっぱり気に入ってるホテルはいいですね。

でも中々品川で降りて食事ともなれないし、ホント東京から目黒までの間って使うことが無い。住んでたら間違いなくいいところだとは思いますが、遊びや買い物に行くとこじゃないンすよね。