温泉

水上ホテル聚楽にて立ち寄り湯

命を懸けたような登山を目指してみたかったと憧れはあります

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と言っても、見えない何かに追っかけられることに怯え必死に駆ける、みたいなそういう人生を送りたいとは微塵も思わないので、雰囲気感じる入り口に立ってその凄さが実感出来れば充分

サガルマータとK2とカイラスは一度実際この目で見てみたいなとバックパッカーやってた頃に思ってたので、当時から登山というか山登りには興味あったのかなて思います

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登ってる最中、日々の考え事が出来るほど体力に余裕はないんですが、ない分登ってる間は余計なことを考えずに汗だけかいてるのが心地よいといういか

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で先日、谷川岳に行きました

1泊するなら電車で行くんですが、さくっと日帰りないし伊香保に立ち寄りと考えたので車にて

道中赤城高原SAで休憩がてら朝食を食べたんですが、写真のそば、これが結構おいしかった

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高速のサービスエリアの食事なんて高いだけで不味いばっかと思いがちな世代だと思うんですが、最近は当たりも結構あるようで下手な店より全然美味しい

あと以前横須賀行った時食べた500円もするソフトクリームがここでも売ってて驚いた

 

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 山登りの方は登り始めた時間が遅く「午後に天気が崩れるだろな」と思ってたのもあって、一の倉沢まで、という計画だったんですが上までは持つかなと西黒尾根に。頂上まであと1時間ちょいくらいってところで天気が崩れそうに見えたので、下る時間を考え引き返しました。

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カッパは持ってきてましたが使わず、結局水上に着くまで降ってこなかったんですが気温と運動量で雨に降られたくらいびしょ濡れ。どこか近いところでさっさと汗を流したくて、水上温泉へ

最初に目に付いたところは「ひがきホテル」ってとこだったんですが、駐車場に車を止めるとやたら車が多い

ここでちょっと嫌な予感というか、「他にするか・・・」と思っちゃったんですが、とりあえず行ってみたら、まぁ最悪

 「あのー立ち寄り湯でお願いしたいんですが」

 「はい、じゃそこでちょっと待っててください」

と言われフロントデスク前で待ってたんですが、後から話しかけた宿泊客みたいな方たちの応対を先に先にされあからさまに後回し

こういう感じじゃ気分良く湯につかれないので、他探すことにして出ました(苦笑

別にここだけしかないわけじゃありませんから。で、行ったのがすぐ近くのホテル聚楽

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ひがきホテルの方は(街全体)廃れんのも無理ねーなってくらいの殿様商売的な嫌な応対受けましたが、ホテル聚楽の方はやさしいっていうか、宿泊客と変わらないであろう歓待ぶり

実際そこに差はなかったと思います。ちょっとした言葉、気持ちの現れの差なんでしょうけど

だけに、ひがきホテルの残念っぷりが際立ったんですが、たかが立ち寄り湯目当ての客の一人や二人、大した損にも儲けにもなりゃしませんけど、あぁいう些細なとこ、末端が自分で自分の首絞めてる元だといまだに気づけてないことの表れなようで、そこが悲しい

肝心のお風呂ですが、ブクブクしてるジェットバス的なお風呂に打たせ湯のようにお湯が上からボチャボチャしてるのと普通のと半露天といった感じのお風呂がありました

結構広めなんですが、長湯するには少々熱すぎるのでゆっくり長くという感じではなく、来た時はものすごく混んでるように見えましたが、ちょっとマッサージ器に座って揉まれている間にガラガラになってました

全身マッサージ器が2台と足の裏用のが1台あってどれも無料。また飲料水のマシンがあるんですがそこに茶やスポーツドリンクのボタンもあってそれも無料

1000円という料金が街中にある日帰り温浴施設と比べて「高いな」と感じてたんですが、これらが無料だと思うとバランスは取れてるかなと思いました。長湯には不向きで残念ですが

 

2020年追記

 ひがきホテル、これを書いた翌年に廃業してました。

自分史上上位3つには入るイヤな思いさせられた身としましては因果応報、至極当然の結果で、あの時の応対、対応思い出したら申し訳ないですが「ざまぁ」としか思わなかった。

草津温泉 草津ホテル

 草津へ行くのが久しぶり。かれこれおおざっぱに言えば20年ぶりくらい前。

当時はひたすら安さ追及、7000円くらいで2食付のペンション泊でスノーボードをしていた記憶ですが、まぁ悲しくも変わるもんです。1日だけ滑りましたが技術の向上には興味が失せてしまい、ついにもう温泉主体でいいかなと思うようになってしまった。

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 いいホテルでしたここ。旅館というべきですね。

 

 駐車場がわからずどこに停めればいいかわからなかったので、とりあえず正面玄関に向かうと、すぐさま出迎えてもらい

 「車どこ停めたらいいですか?」

と聞けば、そのままで構いませんどうぞ中へとチェックインを促されました。

長い距離を来てるとありがたく思えるサービスですねこれ。自分の車じゃ絶対他人にまかせることはありませんけれど、思ってた以上にいいサービスなのを経験出来ました。

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 久々なのもありますがほとんど街の知識がなかったので、湯畑脇というのと出来たばかりという二点で「湯畑草菴」(上の写真、∧屋根に○二つ光ってるのがそうかと)という宿を選び予約を入れていましたが、露天風呂付の部屋で連泊予約出来なかったことと、直前にたまたま旅番組のテレビに出ていて、それを見ていたら思っていたのとだいぶ感じの違う旅館、ってかホテルで、ホテルの考え方と自分の求めてるモノが全く違っていたようで、予約を取り消しました。

そのテレビを見てなかったらそのまま行ってたと思います。行かずにわかるのは大変ありがたいことですが、初めて訪れる(見る)楽しみが無くなってしまうのは自分にとってはかなり痛く諸刃の剣。

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 目的はスノーボードではないし、歩いての距離感が全くわからないので、漠然と「湯畑周辺がいいだろうな」ということ以外でどう選んだらよいかわからず、結局草津まで行ってちょっと車を走らせて場所(距離感)を確認し、空いてるところから選ぶ(当日予約)かってことにまでなりました。

 全く何も考えず、安直に「高い=イイ」と選んだ挙句ハズすのだけは避けたかった。

 その日の検索で現れたホテルの中、一番上に表示されてたか、一番下だったか。

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宿泊費としては全体の真ん中くらいで、様子見なら丁度いいかと決定。

 地図で見ると湯畑からちょっとあるように見えてましたが、車を走らせてた感じ許せる範囲内と思え、実際歩いた感じを言えば、近くもなく遠くもなく散歩に丁度いい距離でした。

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この時は行きませんでしたが、西の河原露天にも近いし、フラつく拠点としては、たまたまですが、ほんとイイとこに泊れたと思ってました。

 そしてこれまで特別意識するものではなく利用してきませんでしたが、この旅行での大収穫それは貸切風呂。

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今まで大浴場があればそれの利用ばかりで「なんで窓もなさげな狭っこい家族用風呂なんかに好き好んで・・・」ってな感じだったんですが、貸し切りっつーのはいーもんですね(笑。

 「風呂に入りたい」と 思ってすぐ利用出来るかわからない不便さだったり、予約をしなければならない手間さや、利用できる時間(ここは確か50分?)を区切られているといった制限されてる不自由さから敬遠してきたんですが、考えてみれば貸切でない露天風呂だの普通の大浴場へ行くんでもわざわざ空いてそうな時間、ド深夜だの早朝を選んで行ってましたし、長湯な自分は「長湯するつもりはなくても急かされてるようで気分的に忙しないな」と思っていたんですが、全く時間の事を意識せず満足して「そろそろ出ようかな」と思う時間が1時間に満たないくらいで、それくらいが丁度いい時間なんだなと実感して納得。

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 とにかく人が居ない方が良いのなら貸切風呂にしておけよと。言うことですね(笑。

こんなに快適なものならもっと早くから利用してればよかった。

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この貸切風呂の快適さのおかげで、来る前まではあちこちにある共同浴場へ行ってみようと思ってたんですが、めんどくさくなってしまい・・・w。

 寒い時なので、こういう広そうな旅館で部屋に風呂がないっていうのはどうかなと思ってたんですが、これも杞憂。

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仮に部屋に小さく狭い風呂場、風呂桶があったとしても使わなかったと思います(実際大浴場のあるビジネスホテルに泊まった時、使わなかったりしたので)。

 

 ホテルを出る時、玄関にて下足番の方がどなたかのお子さんの相手をされてましたが「いい旅館へ来たな」と思いつつ、いい気分で車を出したのをよく覚えています。

伊香保温泉 露天風呂

 起きたら大雪。

深夜降り始めを見てたのである程度は覚悟してましたが、まぁびっくりするくらい積もってた。

 正直参りました。FRなのにチェーンを持って来てない。

夜の内に車だけ降ろしとくかなーとは考えたものの、まぁでも「」なだけならぶつけるほどは滑らないし、戻ってくる足の手配を考えたら、いいやと。

とりあえず、駐車場周りが坂だったのでそこに行くまでの自分の足で確かめたり、ちょっと車を動かしてみようと駐車場へ向かったんですが、まぁとにかく急坂でやたら滑りました。こら危なし。

 そして駐車場目前にベッコリ事故車。

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 タイヤのサイズを確認して(チェーンを買いに行くか、宿まで配送してもらおうという考えです。苦笑)戻ろうとしたらバスターミナル前にお巡りさん。

 何かどこぞの宿のワンボックス?チェーン巻いてある車の実況見分してる・・・

 ええーーーチェーン巻いててもかよっ

と横目に見つつ道路を横断したところ、坂上からチェーンを巻いてるトラックが横滑りしてきてる。。。

 坂が急なせいで全っ然止まらない

結局数秒かけて何mも滑り落ち、路肩の看板跡の鉄柱にぶつかるまで止まらず

 こらダメだな・・・

もし駐車場出口の坂(急)で滑り始めたら何かにぶつかるまで止まれる気がしない

目の前含めていきなり3件も事故ってるのを目撃してる上、スタッドレスを履いた車の運転を見ててもかなりあぶなっかしく感じた

自分がなんとかダイジョブでも、もらい事故が怖い

低いとはいえ一応山ですし、上の榛名湖は凍ってますしね。

こんなこともあろうかと予備日(連泊のつもりでしたが)に、お籠もりセットを持参してたので延泊を決定。むしろ温泉とコタツのみの往復で、溜めてるブログ書いて更新するにちょうど良い

と思っていましたが一行すら書かなかったwwwww

・・・

 

雪が気になり大して寝てなかったこともあり、朝食を食べ、延泊をお願いしたのち、昼寝

目が覚めたら夕方で雪は止んでいて、散策がてらもっと熱い湯に入りたいのもあり源泉の近くという露天風呂へ行くことにしました(この大雪で夕飯の材料を運ぶ車も登って来れなくなっていて、用意が出来ないということで夕食を食べられる所を探すという目的もアリ)

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 「この突然の雪でわざわざ来る物好きも少ないだろし、ガラガラだろな」

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人がぜっんぜんいない

 

 ・・・いい

 

この雪、この暗さ、そしてこの静けさ

こんないい雰囲気の状況、狙っても来れるもんじゃない。

ツイテルワァ

この人のいないシンとした静けさ。寒さでピンと張っている空気

温泉貸切だったら、最高の贅沢だな

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貸切でした

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ので思わず写真を撮りました

見上げるとこれもんで

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いやーwwwいい湯すぎ、最高な贅沢してる気分

上の写真の右下に後頭部が写ってますが

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誰が作ったんでしょね、かわいすぎる

こういうセンスが欲しい

そして帰り道でも発見

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ほのぼのしました

この小さな雪だるまを見れただけでも大雪に降られた甲斐あったなーっ(笑)て思えたくらい

夜分には凍結におびえ「もう1泊か・・・」なんて思ってたんですが、翌日はしっかり晴れて気温も上がり、午後には路面に雪はほぼない感じ

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後で聞いた話によると、下の渋川駅ら辺や前橋あたりは大して降っておらず、その先の高速部分、埼玉入ってからや都内の方が雪がひどくて事故も多く大変だったみたいです

1日待って凍結しちゃって融けなかったら車置いてく羽目だな・・・なんてあれこれどうしようかやきもきしてましたが、懸命な判断をしておまけに中々出来ないいい体験させてもらいました