だるまで腹を満たした後は、大阪に泊まるか、再び電車へ乗って京都または神戸で泊まるか、だったんですが、再び電車に乗るのが億劫になってしまったのと、10月なのに30度近い最高気温の週でかいた汗をさっさと流したくて、大浴場付きで出てきた候補の中から、サウナで決めました。
開業して1年ちょいで自分にとっては充分真新しくて、駅からはちょうど歩きたいと思うくらいのいい距離かつ今まで歩いたことのない方面で、道中商店街アリ、店舗がいろいろで歩きをとても楽しみました。
さすがに今時のビジネスホテルな感じのロビーで綺麗。
部屋をスタンダードツインにしたのはたまたま一番安く売られているのがスタンダードツインだっただけでなんですが、今ホームページを見たら好きじゃない造りの部屋なので仮に空きがあってもダブルの部屋は選択したくない。
広さは19平米。
写真の通り狭いですけど大阪観光や寝るだけならこんなもんで十分。
と思えるのも大浴場が最高に良いおかげ。
こういう大浴場があるビジネスホテルに泊まってもたいてい混んでる時間があるため部屋のフロは使うんですが、ここのは使わなかったくらい大浴場が良かった。
ちょっとした日帰り温浴施設の1フロより大きくて、例え10人入っていても問題ないくらいで、20人くらいは同時に入ることが可能な広さ。
そして何より「最高」と評した理由は水風呂の存在です。
サウナがあって選んだ、と書きましたが、サウナがあるのも最高だった理由の一つではありますが、ちゃんと水風呂まで用意されてるビジネスホテルってそうは記憶になくて、あると思ってなかった水風呂の存在が、スーパー銭湯すら行くのを控えてほぼ一年(去年のグランドハイアット以来)、の体には嬉しすぎた。
利用はしませんでしたが一階のレストランに定食のようなセットがあって好印象。
あとはジムに、ホテルじゃまず見かけない業務用?のゴツイマシンが3台あってびっくりしました。
自分の場合こういうぎゅっと詰まった部屋が好きで、テレビで映画やドラマなんかを見るのなら寝ながら見たい派なのでこれくらいの狭さの部屋の方が過ごしやすくて苦にならないんですけれど、19平米の部屋に110㎝幅のベッド2つだとどうしても窮屈に感じる場面もあるでしょう。
予約時想定するのに思い浮かべていたのが仙台のメトロポリタンなんですが、双方宿泊後の感想としてあちらは18.1平米とここより狭いけれど1ベッドのため部屋で充分なゆとりがあって部屋で過ごすのも快適でしたが、部屋だけの満足度を言ったらやはりビジネスホテルの枠から出ることはなく、決して高いものではありません。
けれどこの後泊まったホテルにも大浴場があって、そちらは利用にお金がかかるんですが、その利用料よりここの1泊の宿泊料のが安いっていう衝撃のこの日の宿泊料が消費税込み3705円。
この時はこんなこと考えてもいませんでしたが、大阪に来て行くトコ固定で出歩かないって状態になるにはまだまだ程遠く、外食が楽しすぎるんですよね、だからホテルに籠ろうと思って行ってもたぶん籠もれない、なので前回、前々回のようにイイ宿泊料を払って不満を感じてしまうくらいなら最初から割り切ってここに泊まるのもありだなーってくらいとても気に入りました。昔から広さは必要としてないし、ある程度の料金払ってるどうしてもそれなりのサービスを求めてしまうんですが、その自分也の水準、料金とサービスのバランスが取れてるのって天王寺のマリオット都くらいで、マリオット都でも高過ぎると思える日はあって、まぁそんな良いとされてる高目のホテルよりもここの大浴場にサウナと水風呂があったのがとても気に入りました。
去年の10月には(大阪行って)コンラッドに泊まろうと思ってましたし、他に泊まってみたいホテルもたくさんありますけど、今回みたいな移動の合間の1泊ならば、ひさや旅館のなくなってしまった今、ここを”第二”候補として考えるようになると思います。
所詮ないものねだりなんかじゃなくホントひさや旅館もっと泊まってあそこの広縁でゆっくり過ごしてみたかった。
これを書きながら今歩いた辺りをストリートビューで見返していて気付いたんですが、この阪急東中通商店街ら辺はたぶん歩いたことありますね。学生時分に初めて大阪来て泊まったのがきっとこの辺りのラブホテル兼ビジネスホテルなはず。歩いていても全然思い出さなかったけど。