ホテル銀座ダイエー スタンダードツイン

 予約サイトの画像から判断するとそこそこ古めのビジネスホテル。

場所は歌舞伎座の裏手あたりで、銀座の方から来ると昭和通りを渡るので銀座というよりは東銀座。

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 土曜で税込み13700円(1000円近く安いプランもあり)。立地と需要を考えれば悪くはない宿泊料。当日売れ残っていた部屋の中では一番広い部屋だったと思います。

と言っても部屋の広さで選んだわけではなく、他のホテルは13平米だの9平米の中、このホテルで空いていたのは今回泊まったこの一部屋だけで、表示されたプランの一つに

 「ゆったりバスルーム+マッサージチェアーの最強タッグ★洗面、トイレ、バスがセパレート★パート2!」

というのがあって、ここのところ宿泊先の選定を「大浴場」で決めることが多かったんですが、今回は洗い場付き浴室の写真を見て決めました。

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 ホテルのホームページを見てもこの部屋の詳細ははっきりしなかったんですが、予約サイトの文には18㎡超とあり、写真の注釈には20㎡(スタンダード・ツインDX)とありました。

部屋の位置はホテルの一番奥で、路地の方の角。そのためか周りの部屋から音は聞こえず、こちらも過ごしやすい。

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 角部屋なので二方向に窓がありましたが、銀座の裏路地かつ高層でもないので御覧の通り雰囲気はない眺め。

ただ、歌舞伎町や香港なんかがモロそうなんですが、こういうゴミゴミした雑居ビルの集まりや屋上が好きな自分にとってはかなりイイんですよね。

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 マッサージチェアもあって部屋は写真を見る通りキツキツなんですが、ビジネスホテルの部屋で感じる圧迫感のようなものはなくて居心地は悪くない。

写真ほどの窮屈さを感じなかったのは、絶妙の広さというか狭さからでしょう。

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狭い(小さい)ながらも必要とされるものはきっちり詰め込まれていて、「あれがあれば」とか「何がない」というような不便さが全くなかったのが良かった。

三井ガーデンの銀座プレミアでも感じたことですが、18平米を越えてあるとだいぶ違って充分居心地の良い空間を作れるんだと思いました。

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 部屋の印象を何より良くしていたのは、視線が気にならない二面の窓と、全く期待していなかったマッサージチェアかもしれません。

安っぽい見た目に反してふくらはぎもみまで付いたしっかりしたもので、バカにできないくらい揉まれ心地が良くて何度も使わせてもらいました。

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位置から考えるとトイレやフロにも窓があってもいいはずなんですが、コロしてしまっているようでどちらにも窓はなく、ホテル全体と比べやたら新し目に見えた水回り。

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豪華な感じは微塵もありませんけれど、ビジネスホテルとしては十分で、よくある家庭用サイズに見えた浴槽は写真で見ていたよりもゆったりとしていて長風呂出来ました。

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 あと毎度ビジネスホテルに泊まるたびに思いますが、ホテル内に自販機があるのはやっぱり楽(上の画像に写ってますが、ホテル玄関脇にもあります)。

 

 近所に某予約サイトだとビジネスホテルではなくなぜか普通のホテル枠に入っている先払いのどう考えてもビジネス枠なホテルがあるんですが、そこよりも格段に居心地良く快適でした。

 この時は時間が足らなくて新規開拓は出来なかったのですが、自分が足を踏み入れていない所に宿をとると新しい発見だらけで周辺探索が楽しく、こういう点も今まで泊まったことのない違うホテルに泊まりたくなる要素の一つなんだと思いました。

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