2 台北 桃園空港にて

撮った写真を見返していてあまりに撮っていなかったのでどこからどうやって書くか悩みました

今回タイ行きを諦めて(正確に言うなら台湾からのバンコク往復も視野に入れていましたが)台北に来た理由というのが「自分の初めて踏んだ海外の地が台北だった」

初の海外旅行、そして次の行き先も帰る日も決めていない放浪旅

当時の趣味が多大に影響して台湾からという選択を取りました

一人旅自体は初めてじゃありませんでしたが、3度目の飛行機搭乗だったり、色々初めてづくしで今思い返しても楽しい初海外でしたが、そんな海外旅行初心者、バックパッカー(この初めての時から背負ってませんが)1年生が初めて踏んだ日本国外の地が、台北だったんです

約10年ぶりに訪れた空港は綺麗になってました

当時は幅の狭い到着ロビーの左端にバスの切符売り場があったと思いましたが。。天井が高い

両替がてらうろうろしていると携帯のSIM売り場を発見。(前回のタイ旅行で買った安スマホを持ってきております)台北駅まで出てしまってからSIMを売ってる所がすぐ目に付けばいいんですが、わざわざ探すのは時間も体力も無駄なので、ここ空港で調達していくことに。

3社とも10~20人くらい並んでいて時間かかりそうに見えたため、時間つぶしがてら小腹も空いたしどこかで何か食べてみるかとウロウロ再開

何階になるんですかねあれは(一番下?)、奥まったところにフードコートを発見

空港にしては格安(100元前後)で、日式料理や泰式料理なんかもあってどれも美味しそう

そんななか自分が選んだのは、この炒飯

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90元くらいだったと思いますが、期待をはるかに上回るおいしさでした。上野で駅そば食べてきてたんですけど、サラッと入ってまだ入りそうだった(不味いと箸がすすまない)

しかし、こうなると台北来るのに機内食は完全に要りませんね。というよりこれだけ色々なものがおいしくて手軽な値段で食べられるなら、日本でなるべく食べずに来てここで食べたい

 

そしてSIM売り場に戻ってみると真ん中の中華電信だけ並びが3人ほどに

タイで購入した後、香港では結局SIMを買わなかったのでSIMフリーかどうか確かめれてなく(起動でAISのロゴが出るんですが、めちゃくちゃ安かったしもしかしたらAIS縛りみたいなのあるんじゃないか?と)軽く不安だったんです。

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端末渡すと即「SIM free?」と聞かれて「may be・・・苦笑」と答えるしかなかった

んですが、どうやらフリーだったようであっさり開通したご様子

 楽ですねーこれ

これでテザリングし放題、かつ通話の予定はないけど番号ももらえて5日間で約1000円
もはやガイドブックとか必要ないですね。ネットで都度情報引き出して、紙の地図も必要ない

台北駅までの道中、現在地が動くマップを見てるだけでも楽しかった

しかしすげー便利になりましたホント

これだけでも旅行の仕方が変わる、変わったと思いましたけど、手軽や身近になった反面、昔ながらのバックパッカーってのは減っちゃったんですかね

1 台北 LCC

直前だと席が取れないもんですね

一昔前、タイで購入した復路便の予約をしていた時はどんな日でも取れてたので少々戸惑い

翌日の飛行機を予約しようとしても、出てくるのは中国なんちゃら航空とかそんなのばかりで、申し訳ないが乗る気がしない

第一希望としてはマイルの貯めれるキャセイの台北便がありましたが、3日間くらい空きがない

次点でチャイナエアラインの羽田往復がよかったんで電話してまであれこれ聞いてたんですが

まず、自分で羽田-台北間の往復と、台北-バンコク間の往復をウェブにて予約しようとすると約10万円くらいでした

これを電話で、台北でストップオーバーする形(羽田-バンコク-台北-羽田)で聞けば14万ちょいと言われた

乗る便は一緒なんですよ。全く一緒

Webから途中降機での予約が通らないようで表示されなかったので(上記のように羽田間とバンコク間で別々に見ると席に空きはあるので予約は出来る状態)わざわざ電話して出来ない予約なのかと確認させてもらったんですが、普通に出来る模様(当然ですが)

ただ、昔で言う1枚綴りの航空券にしようとするとなぜか余計な金を取られるという不可解さ

昔JRで途中の駅で降りると数十円安くなるという話ありましたが・・・

まったくわけわかりませんでした

降りることの出来ない航空券から、降りれる航空券に変えるというのでもなく別々に買った方が安くなるなんて

思わず「羽田台北間と、台北バンコク間、別々に手配したら足して10万くらいだったんですが、なんで同じ便を通しにしたらそんなに高くなるんですか?」って聞きましたら

  「ご自分でそうなされるのはご自由ですが・・・」

 何か問題(不都合)でもあるんすか・・・?

ちなみに予約が直前すぎて席の空きが少なくなって高くなってるとかではないです、全く同日同時刻の便、全て同じ便での話なので

 

と、こんなことをしていたらどんどん時間は経っていて、もう翌日に出る気は失せていて・・・

もう乗りたくない会社で行くか、早朝とか、乗り継ぎとかそういう便しかないのか・・・

と自棄気味になりスカイスキャナーで目的地「全て」で検索すれば成田からだけどちょうどいい時間(昼過ぎ)に台北行きがある!

Scoot?

たまに検索してて見てた文字でしたが、この時まで航空会社の名前だと思っておらず、○○Sみたいな仲介業者の社名だと思ってました

調べてみると、シンガポールエアライン子会社のLCCとのこと

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LCCには興味があって(どれだけ狭いのか、耐えられる程度なのかと)一度乗って見たかったのでこのタイミングは「縁」かな、といつもの都合の良い解釈をすることに(笑

行きはちょうど希望くらいの時間でしたが、帰りの便がめちゃくちゃ早朝・・・(6:35

えーと・・・2時間前にチェックインてことは3時半には移動を開始して・・・てことは2時起き?

さすがに復路は別の会社の便でと考えましたが、逆に寝ないで空港行ってしまえばいいのでは?とか、午前中の帰国でそのあと1日ゆっくり使えるのはアリだなとか、利点が見えてきて

もう航空券の予約、手配のめんどくささがイヤになっててこのまま往復買う楽さに負けました

行く前から疲れてちゃしょうがないし、こんだけ不便な便なら多少席が狭くとも空いていて耐えられるんではないだろうかという気休めな考えもして。。。

窓側、通路側というようなのも席指定となり座席指定料を取られたので、往復指定することにして往復で約25000円

翌日の便、24時間切ってての予約、(ありませんが)発券までをこれだけスムースに自分だけで片つくのはすごい楽だなという感想でした。映画の席を携帯から予約するのと同程度の手間

復路が早朝過ぎるという問題はあるものの、往路は好みの時間だし、成田だという点を考えても手荷物のみで思い立ったら行けるという気軽さを重視する自分には有用に思え

乗ってみた後の感想は、機体は綺麗でシートピッチも数時間ならば前後、隣人に恵まれたらほぼ気にならない

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1000円ちょっと追加で払う前のほうの黄色いシートだと、普通の航空会社のエコノミーより広く感じましたし、チャイナエアラインの台北行きビジネスクラスより間違いなく空いている

もう一度乗るか?と問われたら、成田なので進んで選ぶことはないと思いますが、これが羽田-台北松山だったらとは思うところ。そして今回のように前日で選択肢がない状況では充分ある

それくらい簡素化して一切のサービスなくしたフライトは煩わしさがなく思いのほか快適でした

 

スクートでの復路、空港までの足で悩まれてる方、こちらに自分なりの考察をまとめてますんで踏み台にしてやってください。

台湾へ行ってきました

直前までバンコクへ行く予定でいたんですが、「さぁそろそろ(来週)飛行機の予約を取るか」と タイムテーブルと空きを確認しようとしたその日、クーデターのお知らせ

帰国日が決まってなけりゃどうでもいい話なんですが(むしろ歓迎)、成り行き次第では確実に余計な手間(便の振り替え等交渉事)が増える、これがイヤ

一応シンガポールやマレーシアからの帰国便というのも考えましたが、そこまでの移動を組み込むほど余裕のある日程でもなく

「この土日でギリギリケリつけてくんねぇかな・・・」

と、せめて夜間外出禁止令だけでも解いてくれたらと様子を見ることにしましたが、まぁダメで

5月頭からデモデモいってたので、デモ隊を避けたホテルをとってその周辺、歩いていける範囲で行動するつもりの計画でいたのですが、夜が早いのは痛い

昼過ぎ、14時くらいから行動を開始するもんで、21時の食事がまだ昼食気分なんですよね

まぁその後は部屋でDVDなんぞ見たりして、食事はルームサービスにすればいいかとは思いましたが、22時~外出禁止となると20時くらいで店仕舞いするだろ?(元から洋服屋さんなんかは20時21時で閉めちゃいますが)、20時の時点で街全体がそうなるのは気分的に不便

結果としてホテルに籠もった滞在になるのは一向に構わないのですが、行動を制限されてホテルに籠もらされるという不自由さをどうにも窮屈に感じてしまいそうで。。。

これは今回他へ行けということだな

と解釈し、近場、国内を含めて検討しはじめました

友人のいる沖縄や九州、はたまた無駄に都心のホテルに籠もるか?とか、伊香保と草津で一週間すごそうかとか、行き帰り途中で一泊入れつつ銀山温泉へ行ってみようか等々

結局は国内でお金を使うことに若干の抵抗を感じたため、馴染みのある台北へ行くことにしました。久々ですし、何よりいろいろな思い出がある土地なのでいいタイミングかなと

新茶も買えますし、で行ってまいりました

旅行記。喰遊記、時に宿泊記