ベッド パンパシフィック横浜ベイホテル東急

ここのは結構寝心地よかった覚えがあります

シモンズのピロートップなし、ダブルクッション(のはず)

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硬い感じはなかったと思う、むしろやはりというか家のより柔く感じてたような

いつもやってる自重での沈み込み具合から判断すると、そんなようには見えないんだけど、いい感じだった。はず

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ここに泊まって収穫だったのはマクラです

クローゼットにいくつか入っていて、その中のテンピュールの枕がよかった

なんでこの時わざわざクローゼットの枕を出したのか覚えてませんが

 「コレどんぴしゃだっ」

と思えた枕に初めて出会えた

テンピュールの枕自体は以前に試したことはあって、イマイチ合わないっていうか

 暑苦しい
 堅苦しい

なんか触感が重いっていうような感じで、ホテルにあっても今まで使ったことはなく

ここにあったテンピュールはチップ内包タイプってやつらしく、細かくちぎった素材がつまってるタイプで、棚から手に取った時ではテンピュールとは気づかず、「変わった感触だな」とは思ったものの翌朝カバー外すまでテンピュールのとは思わなかった

基本的にマクラを使わずに寝れるカラダに仕上げた自分だけども、やはり老化でしょう。。。

眠りに質を求めるようになった今、よいマクラを買ってより良い快眠が欲しい

顔が上の楽な姿勢で寝た方がいいはずだろし

中身、形状、高さとパッと思いつくのですらマットレスより選択肢が多数あって、組み合わせも考えると無数すぎて選ぶ時間がない。枕屋行っても半日くらいで決めるのなんて無理だろ、と思って足が向かなかった分野でした

まぁいつか「コレダ!」っていうのに出会えるだろ。と思ってとりあえずはシモンズからベッドを買った時頂いた羽毛?マクラを使ってましたが、これにてマクラ難民解消

買いました

実によいです

さらにふとんの上に居る時間が多くなったと思ってます


ベッドの方はウロすぎるんで機会があればもう一度行った際あらためて、、、

パンパシフィック横浜ベイホテル東急 レギュラーフロア エグゼクティブツイン パークビュー

 部屋入ってまず真っ先に気になったのはバルコニー。じゃなくて絨毯の汚れ

ツインの部屋は絨毯にシミが多い気がする(2の2だけで言うのもなんだが)

ホテルのグレード(メンテ具合)の問題だけじゃなく、家族(チビッコ連れ)の使用が多い結果致し方なくという想像

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翌朝の写真です

やっぱ掃きだしの窓はいい

眺めはわりかし普通

いつも上から眺めていた観覧車が近くで「でけぇな」って思ったくらいで、横浜ロイヤルパークホテルからの眺めと違い低層の建物なため遠くまで見渡せない分、少々物足りなさがあるといった感じ

無駄に高性能でおバカなコンデジがシャッタースピード長くしてくれたため見事な手ぶれ↓写真

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載せるに値しませんが、外の夜景が写ってる写真がこれしかないっていう

ただやっぱりバルコニーあって出れるのはとても良い点です

ハワイのようなリゾート感はまるでないけれど、他に客のいない隔絶された空間で、外気に触れながら食事をしようと思えば出来るので、気分転換にもなるし、滞在気分を盛り上げてくれる

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ベッドの寝心地はよく、ふとんや枕の相性もよし

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浴室は安心のシャワーブース併設

手前がシャワーで奥トイレ。シャワーカーテン好きな人っているんですかね

浴槽がデカイというよりゴツい

幅も広く長さもあるのはいいんだけど、張るための湯圧というか湯量が細すぎる

しかも無調節(水なし)でもヤケドしないようにか、たいして熱くないお湯なので、水を一緒に出せないからやたらと時間がかかるのは残念

某外資が贅沢さ演出のため湯圧にこだわっているという話を思い出し、納得

中華の強力な火力なんかと同じく、確かに家庭じゃ中々目にしない違いは「外へ来てる」感じにしてくれる

それにしても横浜の浴槽はいいです

作られた年代によるものか、日本人の目で選ばれてるからなのかここのビューバスに泊まりたくなりました。

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シャワートイレはまあ普通

シャンプーとかが国産なのは○

バスフォームがあったので使ってないが、バスソルトもあるのも○

それと床が滑らない加工がしてあるものなのか、どんだけ濡れてても安心。大理石とか石だと、油断するとすぐツルツル滑って怖いからどうにも好きになれない

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総評としては

可もなく不可もなく

ですかね

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想像していたより、しっとりシックというか

もうちょい家族向けっぽいような感じを思っていただけに好印象な点が多かった

けれど反面「なるほど・・・」とうなずけてしまう、残念な所も結構目に付いた

絨毯のシミなんかがそうだけど、ドアガードがあたる部分の扉がボッロボロ・・・

本来そういう使い方するもんじゃないのはわかってるけど、つい横着してドアとの間にかまして扉が閉まらないようにしちゃうんだがここでもそうしたらとんでもねー音立って驚いた

閉まる間際になれば扉にブレーキかかるもんだとばっかり思ってたら

最後まで加速していく感じでガーンガンガン・・・

ここはこういう仕様かと知ったらやらないんだけど、まぁ皆さん同じことしているようで、見事にそこだけボッロボロ。。。

その後気にしていたら、従業員の方はやはり勢いよく閉まる扉を当然わかっているわけで、最後まで手を添える感じで実に丁寧に閉めていく

これドアにあのなんていうかわかんないけど、アレ後付けできないのかな

とか、「ご案内します」と言って部屋への案内はしてくれるものの、荷物に関しては何も言われず、尋ねられもせず

正直どちらも自分にとっては必要なサービスではないんだけど、せっかく案内してくれるんならキャリー引いた客を先導するより、ねぇ(笑

でもホント想像してたよか全然よかった。期待してなかったのもあってだけど特に人は良好、サービスも自分には良く思えた(上の話はたぶんたまたま)

安けりゃ経年変化や交換、メンテしてない部分にも目をつぶれるけど、ある程度払うとバルコニーだけじゃ満足できない

東急の会員なって、更に早割りで安く泊まれるなら実にアリ(あるか知らないけど)

8 京都じゃなくてパキスタン

京都の話のつづきになります

 せっかくなのでととりあえず清水寺へ行き、参拝後遅い昼食(兼朝食でもある)を日月庵さんで食べた後三年坂二年坂を歩き疲れるまで散策。

参拝前のまだ充分明るい15時過ぎから閉めかけてる店がチラホラあってびっくりしてたんですが、食後の18時くらいでは見た感じ半分くらいは閉まっていてもう空気が寂しすぎ

「夕飯はどこにするかなぁ」と考えつつ19時くらいまで粘ってホテルへ帰ったんですが、ちょっと横になったら寝てしまい再び出ることはなく夕飯抜き(苦笑

そうして早寝した分早起きできた3日目、朝風呂でカラダ充分温めたのち近所を散歩

ホテルもいっぱいあるし、行ってみたいと思える洒落てる店もあちこちに

と、うぅ・・・京都の話あとちょっとなんだが、いまだ書く気になれず・・・(このクソ旅○のせいで略

 

 観光で食ってる街で働いてる奴が観光客に冷たいってどうなわけ?

と余計なことばっか浮かぶ。。。

 そういや昔来た時も寒い光景に出くわしたなぁ(これも後で機会があれば

しかも同じ言語しゃべってる民族間ですらこんななんですから、異国から旅行に来てる言葉も違う異人種に対してはどうなんだよ?と不安になりました。

 若かりし頃にですねパキスタンを旅してる時に、バス乗ったんです。ラホール駅前からバスターミナルへの

で運賃を車掌の人に払おうとしたら受け取らない

なんでかわけわからずに居ると、その車掌のような人が指を後ろの乗客に向けた

 ん?彼がなに?

笑。きょとんですよね

そのままわからないで居たら、ちょっと英語と日本語出来る人が乗客の中に居て説明してくれました

 「あなたの分はもう彼が払った。だからあなたは払わなくていい。」と

 なんではらってくれた?

そういう顔をしてたんでしょう。聞かずともさらに説明してくれました

 「イスラムの教えで旅人には施せと。」
 「僕も日本に居た時日本人にお世話になった。彼が払ってなければ僕が払ってる。」

と言っていました

 すんげー嬉しかったですね。

 ホント額じゃない。気持ちが嬉しかった

そういえば高校の頃、遅刻して行ったら駅前で困ってる雰囲気の外国人二人組みが居て、彼らがパキスタンからの人たちだった。電話の前で戸惑っている風だったので声をかけてみるとなにやら電話をして欲しい風。というより話し中だった様子。切れちゃったのでかけなおしてみると

彼らはそこが最寄り駅の工場で今日から働くということで来ていた出稼ぎさんで、駅まではなんとか来れたが工場までの道がわからない。工場へ電話をかけて聞こうとしても、電話に出ていた工場のおっちゃんは日本語だし(苦笑

ということでかわりに工場までの道を聞き、どうせ遅れついでだからと道案内をかってでました。

無事ついて、がんばってねーノシと別れたわけですが、この時の恩返しを受けた気がしたもんです。

彼らは電話番号を書いてあった紙切れに名前らしきものを書いて自分に渡してくれたんだけど、それが当時の彼らに出来る精一杯のお礼というか、気持ちの表しなんだろう高校生ながらありがたく受け取ったのは覚えています。

なにかになるわけじゃないし、何かを望んでやさしくしたつもりもなかったけど、こんな形で返って来るとは思ってもみなかっただけにすんごい嬉しかった。

思わず、先人たちに感謝しました

日本という国の日本という国がしてきたこと、先の日本人がしてきたこと

自分が日本人で日本国のパスポートが誇りに思えた瞬間でした

 

 

 

 

 

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パキスタンでは他にも旅人として考えさせられる場面に出くわしていて、ギルギットという北部の町まで行く道中、19時間くらい小型のバスに乗って行くことになるんですが、何度となく小休憩がありその都度温かい飲みものを飲んでいたんですね

一切請求が来ることなく

バス代に含まれてるわけはないので、不思議に思って2回目の休憩の時に注意深く見ていたら

誰かしらが代表して全員分を払ってくれてるようでした。自分ら日本人たちの分まで
(20人乗りくらいのミニバスに自分を入れて日本人が3人、北欧からの白人が1人いた)

ここでもイスラムの教えというか、自分が旅人として異国の人から異教徒なのに施し受けてるんだなぁと感じました。

で、そんな中、他2名の日本人(男の子と女の子)が珍しく盛んにおしゃべりしてる

 「なになに?」

と話を聞いてみたらなにやら「ここのお茶代(全員分)を持て」と言われたと

俺 「どうしたのそれ?払ったの?」って聞いたら

そいつ 「いや(汗)無理っすよ、そんなん払えませんよ・・」

だって

 

馬鹿だと思った

 

いやいやいやいやいや、アンタここまでヒッチハイクで来たの?
いやいやいや、たぶん下手すると彼らたち全員よりお金持ってるんだぜ我らは

って思ったら恥ずかしくなるよね、いくら20そこそこだろうと

しかもキミたちはその飲み物の料金のことどう思ってたか知らんけど、ガブガブ飲んで、なんかクッキーみたいなものまで食ってたりしたよね?(自分はトイレ休憩の配分、回数がまーったくわからなかったので、道中トイレに行かないよう前日から飲み食い控え作戦で摂らないでいた)

 
これ聞いて俺慌てて「払う払う払うよ(笑)でいくらなの?」って聞いたら

誰か 「いや冗談だよ(笑)だいじょぶw」 

だって

俺 「えーいくらだよ、さっきのも誰か払ってたんでしょ?払うよ」って言ったら

誰か 「よしwじゃー次お前払え(笑)」て(笑

俺 「よしわかった、じゃー次の払い俺な(笑)」

で次の休憩の時同じようなとこで同じような茶出されて支払いが俺のとこにちゃんと回ってきました(笑)

確か45ルピーとかそんなくらいだったと思います。当時のレートで1パキスタンルピー1.8円だか2.2円くらいだと思ったけど、2円だとしても100円しない計算

「袖摺りあうも~」で同じバスに乗って「スライディングスライディング」とあちこち崖崩れがあった中20時間近くも一緒にいる連中に(ドライバー含む)100円の飲み物すらおごれないなんて・・・

こいつらなんのために旅行来てるのかって思った

同じ日本人としてえらい恥ずかしいというか切ないというか情けなかったんですよねー

っていう話を思い出してたら、そのギルギット、フンザまで治安悪化と普通のニュースでも報じられるくらい大事になってて少々胸が痛みました

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余命1年と言われたらここへ来て、ここに埋めてもらってここの大地になりたいと思えたほどの土地

 

話だいぶ脱線したけど、パキスタンでは

here is my country youre my guest や be my guest

これほんと何度も言われました

お前外人だろ?ここは俺の国で、お前は俺の国のゲストだ。てことは(回り回って)俺のゲストってことだ。ゲストにお金は払わせない

 俺のゲストになれ(笑

 素敵ですよねw

イスラム教の教えにのっとってるだけなのかも知れないけれど、素敵な教えだと思った

その国に訪れて見なければわからなかったことのひとつ

んで、京都の人たちって他の都道府県の人より外国の人に接する機会多いと思うんですよ

訪れている外国の人に対して、ちゃんと日本の代表として接している意識があるのかどうか

その人たちは我が日本国に来ているゲストなんだから

せっかくなんかの縁で日本に訪れてくれた人たちに対して、やっぱ嫌な思いしてもらいたくないじゃないですか

その何かしら小さな出来事がきっかけで日本のこと嫌いになるかもしれないし、どんな些細なことだろうとその旅行自体を壊すくらい嫌な思い出になりかねないわけで

大陸と違い島国で、ホイホイと国境をまたぐ環境にない我が日本。極端な話その人にとって一生にたった一度の日本旅行かもしれないわけで

と思うから、京都のお店の人たちよろしくお願いしますよマジで。

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