ウェスティンホテル仙台 プレミア(ビューバス)

 「いいホテルでした。良さげなホテルと思っていましたが、さらにその上で良かった。」というのが去年の感想で、改めて再訪したら更に更に良く「滞在してヨカッター」と喜びすら感じました。

今回はほぼホテルから出ることのない滞在だったため、滞在度みたいなものはより濃くて、評価を高める様々な場面に遭遇する機会も自然と多くなってました。

唯一改善の余地があるかなーと思えたのは、単なる固さなのかやる気のなさなのか、ちょっとその感じだとホテルに到着して一番最初に接するであろうそこ(ホテルの玄関)で働く意味、必要性を感じられないなと思った子がベルの女の子の中にいたくらいで、男含めた他の子たちくらいの積極性を見せて動いてくれたらもう言うことがない。

 

 チェックインから気分良くさせられることって中々ありませんよね。

ここではたまにあると思います。自分の場合は幸運にも2回泊まって2回とも。こういうホテルでのサービスとはなんたるかということを熟知されてる方なんでしょう。

至極当然な事なんですが、少々面倒な事を頼むとイヤな素振りを見せる人も少なくないのに「お手伝いできて幸せです」と言われんがばかりな感じで、むしろ頼んでくれたことに感謝される勢いの対応をしてくれる。

立ち姿からして他の人とは違うなと感じたのですが、このホテルで働いている人で気を抜いて働いていたり、いい加減な気持ちで働いている人居ないんじゃないか?って思えるほど、とにかくどの人と接しても不快な気分にさせられないどころか、良くしてくれる。

 

 このカテゴリーの部屋はツイン(ハリウッドツイン)のみで48平米。

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 前滞在のスーペリアと違い、部屋の第一印象は「狭っ!」

でしたが、ただのツインとの併用ではなく、最初から「ハリウッドツインの部屋」として造られている部屋のようなので好感度(使い勝手のよさ)はとても高かったです。

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数字の上では48平米(プレミア)と42平米(スーペリア)で6平米の差もありますが、スーペリアは長方形の部屋で窓までの奥行きが凄く感じられたのに対して、今回泊まったプレミアは正方形に近い形状の部屋で窓までの奥行きがないため、スーペリアにはあった「部屋に入った瞬間の豪華さや贅沢な感じ」みたいなものはありませんでした。

バスルーム含めた水回りがスーペリアと違ってしっかりとしたドアで区切られ広く独立した形になっているため、音や光を遮断出来る分連れに与える影響が少なくていいとは思いましたが、とにかく造り(建物の構造的にも)が残念で、それらを感じるだけの広さはあるものの厳しく言ってしまえばそれだけで物足りなさのが大きい。

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このプレミアは角部屋にあたり浴室に窓が二面あるのですが、残念ながらそれらのガラス全ての下半分が曇りガラスになっていてちょっと”ビュー”バスとは言えない残念な仕様。

 ちなみにこの部屋に泊まった経緯ですが、このホテルのビューバスがこの残念な仕様なのは既に前滞在時前から知っていたことなのですが、じゃあなぜ今回この狭く豪華さを感じない部屋にわざわざ宿泊したのかというと、それは禁煙や1ベッドと絞っていくと同カテゴリーで同条件の部屋が連続しては空いていなかったためで、とりあえず連泊の予約が出来る全く違う部屋を予約して、第一希望として前滞在と同じく「禁煙のスーペリアでキング1ベッドの部屋を」、禁煙以外の部分は「移動なしに同じ部屋を使える事を最優先で」というリクエストでお願いしておいたら、チェックイン時にこちらの部屋を薦められ下見をした結果差額を支払いこの部屋に滞在することにしました。

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 窓は二面あるだけあって明るいんですが、贅沢な空間とまでは感じられなかったのが正直なところ。水回りの広さとしては贅沢だと思います。

ただ広さはあってもご覧のように視界に映るものがとても限られているためどうしても残念に感じてしまう。

 これだけ広くてもトイレは分かれた造りではありませんから、連れの方がどちらかを使っていれば不便に感じる場面は多いかと思いましたし。

自分の場合ノートパソコンを持ち込んで動画を見るんですが、この目の前にそびえたつ柱がこれだけ大胆に視界を遮るんですから、構造的にこの柱を左右どちらにも動かせないんであればせめてここにはテレビを埋めるべき。もしくはこの柱の向こう側は普通のガラスにして景色を見せるべきだと思いました。

 またシャワーブースはありますがレインシャワーはなしといったように、スーペリアと設備面で差がないのも不満というか「スーペリアでいい」と思わせる一因でしょう。

という感じでせっかく広めに造られた浴室も曇りガラスと正面の眺めを遮る柱のおかげで、居室の方で失っているモノの挽回には到底至らず・・・。

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 居室部分を「狭い」と書くと語弊が生じるかもしれませんが、その一目に飛び込んでくる広さに「(宿泊料金が)高い部屋な感じ」がしないんですよ。

実際「狭い!」って程までじゃないんですけれど、このなんとも微妙な感じを伝えるのに適切な言葉が浮かばない。

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自分の場合この部屋は初体験でありましたし、こういうブログを書いている手前滞在する興味はありましたが、一度泊まってみた今わざわざまたこの部屋を選んで泊まろうとは思えていません。

自分が予約した宿泊料とその当日のこの部屋の宿泊料との差額が1万~15000円くらいだったんですが、スーペリアの50%増しの良さはなかったなという感想。スーペリアで充分というより、スーペリアの方が良かったかなーとも思っていました。

外光の入るフロは間違いなく良いんですが、スーペリアの風呂が悪かったかと言えばそんなことはなく、やっぱりあるべきはずの眺めが曇りガラスで遮られてしまっているという無念さがあるんでしょう。

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 夜景。まぁ特別感じ入るものはなかったですね、馴染みがなさすぎて。

22時くらいでもう車は全然通らないから見た目的にも寂しいしつまらない。

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 用事的には駅前のホテルの方が便利でしたが、わざわざここにしてよかった。ここにしただけのモノが払う料金以上にあって、素晴らしく満足のいく滞在でした。

また仙台に来た時は他のホテルにも泊まってみたいんですが、まー悩みますねここが良すぎなので。

千とせべっかん

 本店マニアな自分ですが、営業時間と並びの多さに断念しての支店です。

長いこと行って「食べたみたい」と思い続けてたとこの一つでしたが、今回も来ようと思って来たわけではなく、買い食いしつつフラフラ偶然通りがかった時に、腹具合もまあまあ「食べられなくはない」という感じだったので「いい機会かな」と思って寄った程度の軽いものです。

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 そんな高いもんじゃないですし、屋台飯のようにスッと頼んでパッと食べて帰るっていう感じのものに並んでまで食べる気がしなかった。というのも正直な気持ち。

 「あー、別館てここに(こんなとこ)あったんだ」

 と吉本の劇場のチケット売り場の奥に店を見つけたのは18時前、その時点でも10人に満たない程度は並んでいたんですが(正月)、「これ逃すとまた相当な期間食べることにならんだろな」と夕飯にはちょい早いなと思いつつ並んでみました。

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 その並びは15分ほど。

アジア系の観光客が多かったですね。残りは自分同様在阪でない日本人の観光客(笑。

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おいしいはおいしいんですがやっぱり想像の範疇で、おいしいけれど感激したり感動したり、また大阪に来たら食べたいと思うほどの味ではなく、開店前から並んでとか、30分1時間と並んでまで食べるほどのもんじゃないですね。

 はっきり言ってしまえば家でも作れる程度の味。

出汁のやさしい味は関西風の期待通りではあるんですけど、わざわざどこかからここを目指して来るかって言うと・・・。一度食べてしまった身としてはもう二度とないかもなっていうくらい他でいい感じがあります。

決してもう二度と食べたくないと思ってるのではなくて、もう一度食べてもいいとは思ってるんですが、例えば新喜楽にはある「ならでは」な感じがないんですよね。大阪まで行って食べるわけですから大阪でしか食べられないものが食べたいじゃないですか。

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 自分の場合は生卵の白身が苦手なのでお願いして黄身だけにしてもらっています。

ちなみに小玉、大玉は「しょうたま」「だいたま」です。ごはん小に玉子なので「しょうたま」ごはん大に玉子なので「だいたま」って覚えとけば間違えません。

 

 本店の目の前通った時ちょうどお腹が空いてて1秒も並ばないのなら入ろうと思う程度の味、出前ありきの「近くで早く楽に食べられる」からこその良さなんじゃないかなと思いました。

たこ焼き 踊りだこ・赤鬼・甲賀流

 宿泊先をセントレジスにしたので、近くの今まで下調べしておいたところ巡りへ。

 まずは踊りだこ。

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安定の満足度。

前回食べた泳ぎたこ焼きがウマかったのでなくなってたのは残念でした。素の4個500円もいい値段ですけど、4個で600円は高過ぎってことだったんですかね。

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タコが「大きい」「小さい」ではなく丸ごと一匹入ってる旨さに近くを通ればかかさず食べてます。

ちなみにおいしいと思っていた塩で食べる十八番、帰りに買って帰ろうと思っていたんですがそのまま忘れて帰りました。その場で買わなかった理由としては10個もいらないンすよねぇ・・・、4個なら買いやすくていいんですけどね300円でいいから。

 

 次、道頓堀赤鬼。

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たこ焼きを頼もうと品書きを見たら「人気NO.1」の文字に目に入ったんですが、この「ちゃぷちゃぷ」よく見なくとも上の踊りだこで食べられなかった出汁にひたったたこ焼きだとわかったのでそれにしました。6個500円。

 出汁、三つ葉、柚子、間違いのない組み合わせ。

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気温が低かったので、余計こういうあたたかい汁もののありがたみもありました。おいしかった。ただたこ焼き単体では味わえていないので、次回は普通のたこ焼きも食べに来ようと思います。

 

 そして最後は甲賀流の本店。

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 初アメ村の見覚え(画面で)のある絵面にやや上がる。

ねぎやポンにはすっごい惹かれてたんですが、「王道」のソースマヨに。10個450円。

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ソースがスパイシーで独特ですね。持ち帰りにして食べたのでその場で食べるよりも何枚も落ちていると思いますが、なるほどなるほど、これもまた次回こそ買ったその場で食べてみたい。

 

 しかしどの店も500円前後の値段設定で、4~5個で300円っていう商売は面倒なんですかねえ。

地元の人にとってはハシゴをするものじゃないのかもしれませんが、あちこちの店舗を食べ比べてみたいと思う身としては、たこ焼きの玉数があるとお腹がキツくて一気に何店舗も回ることが出来ないのが歯がゆい。

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