石松(ぎょうざ) JR浜松駅店

 前回浜松に来た時食べたら美味しくてハマってしまいもう一度食べたくて途中下車。

うなぎを押さえて。

 もちろん他の浜松餃子の店へも考えましたが、その前にもう一度同じものを食べてみてまず「浜松餃子の基準」を固めるつもりで再訪しました。

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あと年始で営業してるかの確認が手間な中、年中無休と通し営業が頼もしかった。

改札出て駅ビル内にあるのが相当便利ですね。並んでまで食べたいものとは思ってませんが、暑くても寒くても屋内だから待てることもある。

 一番上の写真の行列は「年始」だからで、普段だった前回はこんな混んでません。

普段そこらで食べている餃子だと5個もあれば充分で、とても10個も食べたくはならないんですが浜松餃子の特徴なんでしょうかね、10個ならば軽く食べられる。油っぽさがないからですかね?食後、食中の感想から重くなくって食べやすい。

シュウマイや肉まんのどっしりした感じと違いご飯の供というよりおやつ感覚で、そう思うと酒のアテとしても物足らなそうだけど、はしごする前提の前後にはいいのかな。

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前回とは変え焼焼(石松餃子と肉餃子)にしてみましたが、交互に食べればそれぞれの違いはわかるものの、どっちがどっちで、はっきりどっちの方がウマいと決めきれるほどの差はなく「強いていうならこっち(の方が好み)かなー」という感じでして、もしかするとこれは、写真の餃子の上段下段、焼きに差があるように見えませんか?前回他の人のを見ても思ったんですが結構焼け(あえて「焼き」ではなく)に差があるように見えていて、ちょっと焼け過ぎってくらいしっかり焼けてる方が油が切れてるということがあるのか、あっさりとして食べやすくおいしいと感じてます。

 最後に、定食で食べるよりかは餃子単品と炒飯をおススメします。

伊香保温泉 森秋旅館

 フロが思いのほか良かったんですが部屋はごくごく普通で、帰って来て撮った写真を見たらどうにもしょぼくて書く気が失せ、風呂だけで書こうにも貸切風呂は使わなかったので見送ることにしたんですが、やはり気に入ってる伊香保なので記録として。

 

 「横手館あったらいいなあ」

と思いながら検索しましたが、当日も17時を過ぎては(数件はありましたが)吉田屋旅館すらなく「選ぶ」という感じではないほとんど一択の状況。

いまだに旅館だと「素泊まり」「禁煙」「一人」の場合、選択出来なくなることがよくあって(そういう宿泊設定がない)、今回の場合も素泊まり以外はやむをえず。

 

 車で行くとちょっと進むのに抵抗を感じるこの道の先、おおよその場所も雰囲気もわかっていたつもりの森秋旅館。

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4階建ての旅館だと認識していたんですが、見えていない下にも4階分ある8階建てで1階だと思ってた部分が実は5階。表から見えてた以上の規模の大きさに驚きました。

それは広めのしっかりとしたロビーでもそうで、宿泊料金から想像してたより雰囲気が良く、こんな飛び込みの日帰りみたいな滞在じゃちょっともったいなかったなというのが第一印象。

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 部屋は可もなく不可もなく。

入った瞬間のタバコの臭いは気にならなかったし、綺麗でしたね全体。

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改装されて綺麗なのは多くの人にとってはいいんでしょうけど、古く汚い部屋耐性のある自分にとっては懐かしさ皆無の特色のない部屋とも映る。

水回りのあっさりしすぎな感じは味気なさ過ぎて外泊の特別感がまるでない。

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 一番下層の一階の部屋でしたが、ありそうだと思ってた部屋の眺めによる閉塞感はありませんでした。

というのも結構な斜面に建ってるからでしょうね。正面から見ると4階建てなのに実は8階なのもそうで、部屋正面の眺めは寮のようでしたが、視線をふれば開けていまして。

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 ただこの網戸がハメゴロシ。。。

めんどくさくて開けられるようにしてもらえるのか聞いてませんが、広縁に座っているとどうにも目障りなので、夏場はともかく冬場は開けられるようにしてて欲しかった。

 

 風呂は露天含めた二つの大浴場が充分すぎました。(綺麗な写真はホームページで)

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50分2160円の貸切風呂を利用しようと考えていたんですが、ホテルに到着してみると午前2時からとか朝8時からといった無理めな時間しか残っていなかったので諦めましたが、諦めついたのは大浴場で満足できたから。

 これだけ部屋数があって、予約した際残り一室表示だったんですが館内ではそれほど人影を見ることがなく、22時過ぎに内湯へ行ったら誰も居ない。出た後に露天の方を見に行きましたがそちらには何人も。

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 翌朝(6時くらい)も露天は人が居たけど内湯は夜同様誰も居なかったので、内湯で体を温めてから露天に移動したんですが(ちなみに露天風呂にも2~3人用の内湯が併設されてました)、誰も居なくなっててその後1時間くらいは独り占め。

ちなみに上の写真は補正がかかっており明るく写ってますが、肉眼だとこんな程度

お湯は上の源泉の方にある公衆露天風呂と同じ黄金の湯のかけ流しで、加温は常時とありましたが熱くはなく、特に外気で冷やされてる露天は長湯したがりの自分には適温でちょうど良かった。

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 内湯を出たところに座る場所があって、冷たい水が提供されてます。

そのそばに自販機もあって、部屋の冷蔵庫にも何か飲み物が入っていたと思いましたが、飲み物面での不便はないですね。アルコールもあり。

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それと「不定休」とあったので毎日やっているのかわかりませんが、24時まで館内にある軽食コーナーから部屋までラーメンの出前が出来るというのは嬉しいサービス。

 他、強烈に覚えていることは部屋の暖房が弱でも強すぎて、窓に隙間を作り外気を入れることでで調節していました。最終的に暖房切って寝ましたが、つけっぱなしでも、消しちゃっても、長い時間寝ていたら体調崩しそうだと思ったので大変注意が必要。

 部屋の風呂はやはり使いませんでしたが、ないよりはあった方がありがたいというか、心強い感じがありますね。

 

 と、こんな感じのこの日の宿泊料が14000円(税込み15120)。

近く(高崎)まで行ったので、なんとなく「温泉でも(上の露天)」と思って行ったんですが、着いたらもう真っ暗で(17時)帰るのがだるくなってしまった結果の、泊まるつもりもなく泊まり、翌朝早起きして帰るという飛び切りの駆け足滞在だったため旅行気分は全くなかったんですが、貸切風呂を借りなくとも時間を選べば大浴場を貸切という大変贅沢な状態のおかげで、偏に温泉入りたい一心は上の公衆露天風呂に寄ることなく満たされました。

これが伊香保温泉において高いか安いかは今後のお楽しみですね。

 宿泊を検討されてる方は、部屋や風呂の写真は旅館のホームページにたくさんありますので是非そちらを見てみてください。

セントレジスホテル大阪 雑感

 最悪だったと言わざるを得ない。

人生で一番悪かった。

何が悪いか、それは「」。働いている人にやる気がないのか、誇りの類を持って働いている人はいるんだろうか?というようにしか見えなかった。

「素晴らしいホテルで働いている」「だからそこにつながるような振る舞い、応対をしたい」という風に思って働いているような人には残念ながら出会わず。全ての対応がただなんとなく言われたからそうしてるような、だらしない感じで呆れ果てました。

 わかりやすかった所を言うと、バトラーサービスについての説明が一切なし(笑。

 お宅んとこの一番のウリじゃないの?

  • ウェルカムドリンクなし(歓迎されてない?
  • ビバレッジサービスについては何も言われず
  • 枕や靴磨きなどがあることも話されず
  • 以上含めた全ての説明一切なし
  • ついでに新聞も聞かれない

やらない、やれないサービスならいっそ廃止してくれてシェラトンでいいと思った。

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 余計なことに時間使って限られてる貴重な滞在時間を削られたくないからある程度のホテルと思って選んでるのに。。。

 

 

 ちょっといいホテルの出来る空気を装ってる人って(褒めてない)杓子定規に「何か他(の方法)でお手伝い出来ませんか?」みたいな感じで質問に対して質問で返してきますよね。別な選択肢や代案を提案してくるわけでなく。

今時スマートフォン一台あればたいていの事は調べがついて片までつくので、まず尋ねる必要がないと思うんですよ、特に自国の場合は名ばかりコンシェルジュよりも調べたい方面に詳しいブログの方のが頼りになる。

じゃあそれでもなぜ聞くかというと望むモノが見つからず困っているからなわけで、その「地元」で働くの人ならではの解答みたいなもんを期待してたりすると思うんです。

特別な答え、応対を求めてるわけではなく、なにかホテルの人ならその「今まであった様々な豊富な経験の中で」良い答えを持っている可能性があるのではないかな、と。

 「今までにも似たようなこと聞かれたことあんでしょ?」ていうような。

でも勉強不足だったり経験不足で、その解答となる答えを持っておらず期待に応える事が出来なかった。これは普通です。仕方ない。

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 別のとあるホテルでのことですがそのホテルについて単純な疑問、総部屋数だったり、建物の高さ、改装して何年みたいな「ホテルで働いている人なら知ってて当然」というような事を部屋まで案内されてる途中のエレベーターの中で話題にしたことがありました。

その働いている子にとっては日常の事過ぎたのか、聞かれる瞬間まで気にしたこともないといった感じで答えられなかったんですが、勉強不足だな(苦笑)とは思っても悲しいとガッカリすることはありません。

ただこの後、その質問に答えることが出来なかった自分を恥じて「次回は答えられるように」と調べるか、「変わったこと聞くお客さんもいるもんだな。」で忘れてしまうかには大きな差があって、ああいう所で働く人たちは何か尋ねられてそれに対する回答を持ち合わせていなかったら「次回は同じ質問が来たら答えられるように!」、と同じ場面で同じ事を繰り返して客を残念な気持ちにさせたくないと思う人たちが働きたがるもんだと思ってるんです。

 答えられなかった事を繰り返さないよう調べたり。勉強したり。

こういう気持ちや姿勢がセントレジスで働く人からの返答には一切感じられなくて「ああ・・・これこの人また同じような事聞かれても同じようなこと言う(返す)んだろうな・・・」と思ってしまったことが一度だけでなく二度三度。

 そんな感じにどの人においてもやる気が感じられませんでした。

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 細かい点で言えば、部屋の清掃は雑で、テーブルには糖分を含んだ液体が乾いた跡が当然のようにあったり、コンセントを探してたら部屋の隅にデカいゴミ(ポテトチップス)が落ちていたり、浴室には当然のように髪の毛が何本もといったように、きちんと見ないのか丁寧な仕事をしているようには思えない具合。

 レストランでは空いてもいない皿をなぜか下げようと急かされたり(一度だけではんなく二度三度)、このクラスのホテルだと客と動線が交錯しそうになればこちらの歩みを妨げないよう立ち止まって避けるのが普通だと思うんですが、そんなことは一切なかったり(笑。

 些細な連携すら取ってないんでしょうね。どんな些細な事だろうと取るべき「格」のホテルだと思うんですが。

客室数少なくて客の総数も大して多くないであろうホテルなのに、するべき情報の共有は「しない方針」と一切していないんではないかと思わざるをえなかったのは、他のホテルだったらチェックアウト時に何とかマネージャーから一言あってもおかしくないような出来事が2つもあったのに、会計していて何もないどころか、ビジネスホテル同様たった一言「ありがとうございました」のみのチェックアウト。

呆れて笑いが出ましたが、ホント部屋と立地とベッドだけは良かったです。

 

 そして書き終えてから他の方の感想をを見ての追記

 驚いたのは自分が問題だなと感じた以下の3点は、開業半年後の時点で既に顕著であって、肝心なことを何一つ引き継がないくせにそのだらしない姿勢はずっと変わらないまま今日まで引き継がれていたということ(笑。

  • バトラーが名ばかりで役に立たない
  • 情報の共有を一切しない。
  • 蓄積されてあるであろう経験が一切見られない

開業当初ならばこれら失態は「経験不足」の一言で片づけられるけれど、8年経った2019年までに散々数えきれないほどのクレームがあったはずなんですが、それらをその後に生かすことなく「謝ったからそれで終わり」としてきたんでしょうね。

離職率が高いのか一人一人が向上することもなく、洗練されることもなく、一定の低い水準を保ち続けてるのは、マイナス方向にとても凄いことだと思います。

 立地や構造といった変えようがないものならともかく、人のするものなのでこれはもうそういう方針で運営されてるんでしょう。今後を期待しようがない。

何も言わなくとも何かしてくれるホテルがある中、何を言っても何もしないホテル。

 少なくとも取ってるサービス料15%に見合ったものは提供できていない。

マリオットやインターコンチネンタルが4万以上してる中2万くらいで考えるかなって評価です。

ただこれはここより格の落ちる他のホテルの事を全く知らないからそう思えてるだけで、設備のいい開業したてのアッパービジネスが近くにあればそちらにすると思います。ビジネスホテルなれば最初から変な期待はしていきませんから、今回あったような不快な思いもしなくてすむはずなので。

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