2016年泊まって一番よかったところは

 該当なしです。

そのため以下はタイトルとは関係ない振り返り雑記に。

 イマイチ気分が乗らず全く外泊をしなかった、というよりも練った計画を流したり流れたりが多かった年でした。

自分で見返しても、特に新規投稿のない上半期は一体何してたんだろって思いますが、それなりの時間管理画面を開いてカタカタしていたので、こんなに投稿してない感じがありません。

 

ちょっと迷ったというか投稿が減ったきっかけになったのはこの利久BOWLS@エキュート大宮

これ、書き方失敗したという点やブログの方向性?っていうのか、どういう人に読んでもらいたいのかっていうのをあらためて考えさせられたり、と気づきをくれることになった投稿でした。

 

まず去年か一昨年で、ビジネスホテルの投稿をあまり面白くないな。と思ったことがありまして

狭いから写真は3枚くらいで充分になり、その絵面も日本らしいいかにもな画一的な造りのもので、見た目(投稿の)も中身(感想)もこれまた似たような感じになっていってしまい

書く意味あんのかな?

っていう(苦笑

こう思ったらビジネスホテルの投稿を打ってた指は止まり、時間が過ぎお蔵。去年の札幌がそうですが、満足な滞在だったものの、撮った写真、書こうとしている文章がまんまビジネスホテルのそれで面白みがなく、書く(公開する)のを途中で止めました。

ここらあたり各ホテルの宿泊料の高騰が目に見えてきていて、と同時にサービスの質は下がってると感じ、単に「高い!」というより「無駄・・・」って思うようになってきていたせいか、書いてても面白くないというか、同じことばっか書いてるような感覚で、ホント指が動いていかなかった。

その反対にやはりどちらかといえば食べること、食ブログの方は文章が考えることなく次々浮かんできスラスラ打てて楽しいんですよね。

あーやっぱ俺食べることのが好きなんだよなー

って、実際毎日してることですし「泊まること」より「食べること」の方が間違いなく多いですからここに書く上でも、食の比重を多くしようかなと思い始めた矢先の躓きだったんですよねー(笑)。

 

 そして書き方が悪かったため、なんですが、その利久BOWLSの投稿を公開してから、そこへの訪問がすっごい増えました。(公開してる日数で割った値でいうと他と桁違いなほど)

それは全く思っていなかった反響の現れで、中身は大宮駅エキュートにある利久BOWLSの投稿なのですが、自分とねぎしとの馴れ初めや比較も盛り込もうとした結果、ねぎしの大宮店があるかのような誤解を生んでしまっていたようで、とにかく

「大宮 ねぎし」「ねぎし 大宮」で検索してる方がとても多かった。

 2022年大宮にもねぎしが出来ました。

最初はこの誤解に気づけておらず「ねぎし大宮店を求めた結果流れ着いた」くらいに思っていたので、新たな興味を持ってもらえる裾野というか、縁をつくるきっかけの一つになればと、この検索違いを気にも留めずにいました。

というのも、大宮にねぎしがあるかないか?なんてねぎしの公式HPで店舗検索すりゃいいわけで、「なぜそれでここに?」っていう疑問はあるんですが、その自分の誤った導きからでも利久BOWLSという同じような牛タン定食の店を紹介出来てるなら、「それもありかな」って思えてたのもつかの間、自分(このブログ)が間違った情報の発信源になってるかのように「大宮とねぎしでブログ内検索をされてる方がひじょーーーに多い!!」

「ねぎし 大宮」等で検索してここへ訪れて来ているはずのに、再度このブログ内の検索窓から大宮にないねぎしを見つけ出そうと再検索をされている。

 いやだから大宮にねぎしがないのはねぎしの公式HPの店舗紹介見たらわかるじゃん・・・

とは思いましたけど、結果として誤解を生じさせてしまったのは自分の投稿なので、訪れてすぐ分かるよう(再検索などさらなる手間と「なんだ結局ねぇのかよ!」という無駄な時間を使わせないため)に、一行目赤太文字で注意喚起してみたんですが一向に収まらず・・・

 いやだから「ない」って思いっきり書いてあるじゃん・・・

て感じなんですが、訪れてからの再検索が全く減ってくれない。

 今思えば、なんですが、「利久BOWLS@エキュート大宮 と ねぎし」というタイトルもそうフィルターがかかった人、その単語にフォーカスされちゃってる人からみたら誤解を生みやすい感じに見えるのかな?と。なにせこないだふとそれでググってみたら、公式HPの全店舗紹介の次に出てきていて「こらー誤解もされるかも・・・」と思って慌てて修正したら、それ以降誤訪らしき閲覧は減り、再検索はゼロになりました。(めでたしめでたし)

 

この一件で強く意識したのは「たぶん」なんですが、それ(ねぎし大宮)で訪れてくれている人たちのほとんどは旅行なんかに興味ないんですよね。っていうたぶんな事実。

アナリティクスを使った細かな追跡結果を見て確証があって言ってるわけではないんですが、自分が他人様のブログを訪れた時の行動を考えるとそれほど間違ってないかなーという自身の漠然とした根拠の無い感覚みたいなもんで、その投稿をグーグルなどで検索してここにたどり着いた新規の人ってその投稿(飲食店ないしホテル)にだけ興味があるのみで、他の投稿にまで指が伸びる人って1割もいないんじゃないかなって思ってます。

 

趣味や嗜好、思考、志向が合わない人と話していても楽しめないのと同様、自分と合わない人には書いたものは必要以上読まれないだろうし(勿論それでもいいとは思っています)、書いていても仮にそういう人ばかり相手にしているんだとしたら楽しくない。

食を3~4、宿泊感想や旅行記を1くらいの割合にしていこうかな~って思ってそうしようとしていたところにこんなことがあり、ブログの方向性というか、どういう人たちが何度も訪れて読んでくれているのかわからないけど、出来ればそういう趣味の合った人たちが待ってくれるようなものを書くべきかなーと思い始め、迷いました(笑。

そもそも食ブログとは分けてはじめた旅ブログでしたけど、旅(宿泊)先で入って喜べたお店からホテルのレストランに広がって、ほぼ日常って程の食まで書こうとしてたわけで、ちょっと路線ズレしすぎた感は、こうあらためてまとめていて余計出ました。

 迷うわけだって感じ

 ここらが春から夏くらいまでの話でして、そしてそう「うーんうーん」と迷っている時に決定的な出来事発生。検索単語に

 「○○(ホテル名) デリヘル」

そう検索した人が一体どういう経緯で我がブログに至ったかはわかりません(たぶんホテル名でだろうけど)

で、その内容に納得しなかったのかなんなのか、ブログ内で再検索をかける

 「○○(ホテル名) デリヘル」で。

確か10月か11月くらいの出来事なんですが、呆れたのかなんなのか最初の感情忘れちゃいましたが、とりあえず怒りましたよね(笑)

 俺のこのブログのどこに一体デリヘル要素があんの?

っていう(苦笑

どっからどう辿って来たかはしんねーけど、ブログ内検索する前、まず最初に目を通したであろう投稿を読んだらデリヘル要素なんか微塵もねーのわかんねーのか?って

まー落ち込みに近いガッカリ感はありましたよねw

別にそういう検索するな、とか、そういう人たちは見てくれるなって意味ではなく、旅行したり宿泊先の感想を一生懸命書いてるつもりが、見る人から見たらデリヘルで遊んでるようにも見られてたのか?っていう、多様性みたいなもんがしっかり実在しててそれを突きつけられた感じ

「お上品に行こう」や「清廉に」などと思っているわけではないので、どんな見方されててもアリなんですが、少しでも求めるものの違う方が迷い込んで来ないように、より尖った旅行、学生の頃と同じような旅は出来ないと思いますが、尖った旅みたいな旅行したいなーって思いました。

ここで切って今年流れた旅行を新年の抱負がわりに目標として次に書いときたいと思います。

天ぷら 荒川 浦和ロイヤルパインズホテル

 割とまともなホテルが浦和にあったのは知ってましたが、訪れるどころか、この建物がそのホテルなんだと知ること自体が初で、思ってたよりも全然立派なホテル。

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客室数から言っても大したことない大きさのホテルなんですが、「浦和(埼玉)にもこんなちゃんとしたホテルがあるんだなー」と中に入ったら期待してなかった期待が膨らんできました。

 

 以前北関東のカウンターで食べる高めの天麩羅に行ったらえらい目にあって、それから「都心以外で食べるのが間違い」と避けてきてたんですが、ここ数年それら都心のお店でも疑問だったり不満を感じることが多くなり、反対にこれもたった一軒で印象が悪くなってたホテルの天麩羅なんですが、偶然良い出会いがあってそれをきっかけに他ホテルのも試してみたらホテルの方が安かったり、大切に扱ってくれてると感じる場面に何度も触れてるうちに

 「55~85点と安定しない店や高い料金に見合わない雑なサービスの店に行くよりも、ものすごい感動した美味さはないものの75~80点くらいのとりあえずさにプラス間違いのないホテルの接客」

で選ぶことが多くなりました。

 「都心じゃないけどホテルのレストランだから大ハズレはしないだろう」と期待・不安半々な感じですね。勿論普通以上だったらいいなーと外すことも織り込んで。

 

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 色々な(確か8種)風味塩が売りの一つのようでしたが、塩だけなめてみると自分にはどの塩もとにかくしょっぱく(塩っ辛く)感じてしまったので、味見以外で後は使いませんでした。

天つゆの方も自分の好みとは合わなかったので、つけても衣の先に薄く触れさす程度か、何もつけずに食べてたってくらいでしたが、下手な都心のお店に行くより全然ヨカッタです。

 自分の感覚だと野菜はともかく魚介(特にキス、めごち、穴子)はホテルより都心の専門店で食べるものの方が風味を濃く感じ、質の差値段に反映されてる部分と思っているんですが、ここの海老、烏賊、かきあげの3つは、今まで食べた中でも相当美味しく感じました。

 特に必ず出される海老なんか専門店だったらどこで食べてもうまいので意識が行くことはそうないんですが、揚げ具合がツボったんすかね?ひさびさ海老食ってて「アレ?これ美味いな」って思っちゃいましたし(出だし1匹、中盤以降でもう1匹と分けて出されるのもいいのやも)、

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イカの種類は違い、何もつけずに食べたからそう感じたのかも知れませんが、イカは今までで一番感動しましたし、

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かきあげ(天茶)は「貝柱”だけ”とかエビ”だけ”なのは好かない」という好み差もあってなんですが、ここのが今までで一番好きです。

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 他、初めて食した赤めごちなんですが、めごち特有の風味こそ感じないものの身の厚さからくる白身魚のホクホクとしたやわらかな食感が良く、あとはしいたけが特徴ある切り方で今まで食べたことのない味わい方が出来、印象に残っています。

 ちなみに野菜をあまり重視してない理由ですが、たいていの野菜は(炭火なり、鉄板焼きなり)焼きで食べる方がウマイと思ってるからでして、近藤並みの厚いさつまいもは長い時間揚げてる弊害か?焦げを感じてはっきり要らないと思いました(厚みを)。

 さつまいもだけはフツーの薄い家庭のてんぷらのがうまい。と思ってます。

良い悪いは置いといて、天麩羅屋のさつまいもは焼き芋感が強い。(それがいいなら焼き芋を食べるよっていう)

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 平日限定となってますが、昼の3000円4500円と夜の5800円7800円は安いス。

平日以外の昼の5800円と7800円、夜の11500円と13500円のコースになると都心のお店と比べても差はないので、まぁ都内からわざわざってほどじゃなくなりますね。空間も5階で窓はありますが、明かり取りのためにあるだけで食事中視界に入る位置にはありませんし、そもそもお台場みたいな眺めがあるわけでもないし、なので。

 厳しい方だと給仕に「基本的な部分からなってない」と感じられると思うんですが、そこは修行中の見習い君とバイトのおばちゃんといった感じの差で、悪いというのではなく、どうあるべきか、どうするべきかを知らないという、まぁファミレスレベルっていう印象(苦笑)。当然良くもありません。

 

 適当に商店街を歩いて行きましたが、ある程度近づけば背の高い建物なので目立ちわかります。

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 大宮駅周辺でしっかりと落ち着いて食事をしようとした時、パレスホテルのレストランには天麩羅屋がなく、浦和のホテルでも探したのがきっかけでしたが、とりあえず埼玉県でこういうカウンターの天麩羅で行く価値のある店を見つけれたのは収穫でした。

クルーズまとめ

 まとめとして前中後編で書かなかったことなどを。

まずきちんと調べてみたら「自分が行くとするとそれほど安くもないんじゃないか」という感想。

注 これは自分が求める広さの部屋での価格で見たらそう感じたのであって、一番安い窓なしの部屋なら充分安いと思ってます。

理由は食事の質が確かではない。(というよりロイヤルカリビアンインターナショナル社のクルーズ船では期待するべき部分ではない、というのが現時点での認識です)

仮にニューオータニにあるレストランが全部そのまま入っているのなら「安い安い安い」と連呼しますが、所詮アメリカの会社の船なのでたいていのレストランでお米のご飯の用意はないでしょうし、食事面の期待をする方が間違いだとも思うんですが、自分の旅行形式では食事の占める割合がひじょーにデカくて(5割)、これが合わないとなると食事面での価値はゼロということになってしまい、旅費の割高度は跳ね上がる(気分で言ったら倍)

食事代はもう支払ってあるわけですし節約旅行じゃないんで、なんか当たり食があってもそればっか食べるのは、毎食ルームサービスでハンバーガーとピザばっかと同じくらい侘しい・・・

 

どの部屋にするか?

今回こうやってきちんと調べるまでは漠然と、フロのある部屋とない部屋があるのならフロ(バスタブ)のある部屋がいいなという考えで居たのですが、陽光入るビューバスでないなら船上どこかにあるであろうジャクージですますのもありかなと、こだわる点ではなくなりました。

大浴場のあるホテルに泊まると部屋の風呂はほぼ使わなかったので、2週間とか1ヶ月と長い航海ならば間違いなくフロアリにしますけど、実際を知らない現時点ではどっちでもいいかな~って状態から美味しいかわからないレストランでの夕食に10万の差を見出せるかどうか

スパジュニアスイートが第一候補ですね

やはり体洗って浸かりたいので、浴槽とシャワーが別なのは非常に魅力

部屋の形はジュニアスイートが好みなんですが、料金が300ドルも高くなるのにシャワーブースがなくなるっていう(バルコニーは倍広い面積になってますが)

バルコニーあれば部屋の広さはそんなに必要ないと思ってます。

天井低くて狭い部屋は好きじゃないし出来るだけ避けますが、でかい掃きだしの窓あってしかもそれが開けれて外気に触れられるんなら気にならないんではないかなと。

そう思ってジュニアスイートを見ると広く見えて居心地はよさそうな部屋なんですけど、実際を想像してみればベッドに寝転がってても、椅子やソファーに座っててもテレビの位置がよろしくなく使い勝手が悪そうに見えました。自分の部屋ならこんな家具の配置にしませんし。

だからススめるなら、風呂が絶対必要って人にはスパジュニアスイート、なしでも構わないというならデラックスオーシャンビューのステートルームです。

自分が乗るにしてもこの二つの部屋どっちでもいいスね。なるべく多くの時間を部屋の外で過ごしたいなと思えるこの会社の船ならではの選択です。

 

オベーションオブザシーズのスイート、見ても書いてても思ったのはどれも同じような部屋、ということに尽きました。

これがどの船見ても似たような部屋の造りだったのならあれで終わりだったんですが、最初に一番デカくて新しい船ということで選んでたハーモニーオブザシーズ(オアシス級)、この船のスイートが「豪華客船・クルーズ」という言葉に期待してたとおりの魅力っぷり

HM_Aquatheater_Suite© 2016 Royal Caribbean International

まずはこのスカイクラスのアクアシアタースイート(39.1~60.5㎡+B12.6~58.6㎡)なんですが、部屋から船体後部でやってるショーが見られる様にこう部屋の周りがぐるっとバルコニーになっている

Aquatheater

これぞクルーズって感じの贅沢感ありますよねー。こういう部屋ならちょっと背伸びしても泊まってみたいって思うし

 

「どこがスカイなの?」とつまらない部屋に見えたただの二階建てスイートもオアシス級になると

sklスカイロフトスイート(67㎡+B34.9㎡)

こうなりまして、見比べるとバルコニー以外そう大差ないはずなのになんかかっこよく見える

単純に部屋面積というか、船の床面積の余裕が、こうやって外に面してる部分、窓の多い部屋につながり、設計に自由度も生まれた結果色々な部屋が造れる、という基(船の大きさ)の差かもしれませんけど、個性っていうんですかね?それぞれの違いって大事だなぁと

OA_Owners_Loft_Suiteオーナーズロフトスイート(99.9㎡+B14.9㎡)

外にジャクージつけるとかわかりやすい贅沢さだと思うんですよね。そして2階(デッキ)分の空間使ってるんでしょうけどあえて2階は設けないっていう贅沢さ

こうはっきりとした違いがあるなら「この部屋がいいならこの料金」って納得して選べますし

やっぱりハーモニーオブサシーズ、魅力あります

旅行記。喰遊記、時に宿泊記