23 台北

今回の台湾行きのそもそもは、ホテルクヴァシャトー、古華花園飯店というホテルを見つけたとこから始まってます

 台湾、それも台北の極一部だけなんですがそれなりに滞在歴があるため「台北以外の街に」という考えがずっとあって、九份には行くつもりでいましたが、どこか他のもうちょっと定番から外れた街に行ってみたく

そして見つけたのが中壢市

台北市、桃園空港どちらからも近く不精な自分向きで、大きな夜市があるのが魅力でした

ホテルを探してみれば、夜市の徒歩圏内にに洒落た佇まいのホテルがあって、地方都市にある街一番のホテルといった自分好みの感じで、屋外プールもあり、風呂客房というジャクージ付の部屋があり、この部屋に泊まってみたいと台湾行きを決めました

 

写真じゃ良さも悪さも伝わって来ないので、行って見て自分の目で確かめたいって部分もありますが、やはり徒歩圏内で夜市(しかも規模の大きな)があるというのは、天候の不安定な時期にあっては非常に抜きん出た利点に思え

このホテルの存在を知ったからこそのスクート選択でありました

スクートの復路は早朝便で、台北駅からの始発バスでは落ち着かないため、空港そばのホテルにするか、タクシーを手配するかの二択で、ホテルを選んだわけですが結果からすると決していい選択ではなかったというのが、実際体験してみての感想です

というのも、まず目的のホテルクヴァシャトーには泊まれなかったんですが(苦笑)、仮に泊まっていたとしてもタクシー代が調べたところ、空港まで一律でホテルで呼んでもらっても600元

台北市内から変に渋滞とかして到着時刻が読めなくなり慌てるのは嫌だと考えていたんですが、よくよく考えれば6時半の飛行機に乗るため4時には空港に着こうとするわけで

となると市内から移動に1時間見てれば、朝の3時。

そんなド深夜に渋滞もクソもないですよね

市内から空港まではホテルで手配してもらったとしても1200~1300元。個人手配も同じくらい

滞在している市内から新たなホテルまでの足代もあるわけですし、ホテルや中壢觀光夜市の魅力は置いといて、早朝空港へ行くためという目的からすると浅はかだったと言わざるをえない

 

2015年1月追記(2014年11月に台北車駅から深夜帯の空港行きバスが運行されるようになったようです)

 

ホテルや部屋の魅力、それに中壢夜市へも行ってみたいので次回以降利用するつもりでいますが、それでも帰りではなく行き、空港からそのまま行って2泊くらいですかね

泊まれなかった理由ですが、寝る前空きがあった部屋がなぜか翌朝その日だけなく、売り切れ

IMG_4249 (Large)注 土曜じゃないです

出発前から見てましたが、平日は当日でも空きのある日があったくらいなので油断してました。4日前の、しかも朝のうちでまさか一気に3室もなくなるとは想像すらしていなかった

予定を立てず予約を入れず。その日その時の気分で決めていく旅行の悪い点が出ちゃいまして、まぁ残念。結局当日まで見ていてもその日以外は埋まることなく空いてたので運ですね

他の部屋で、というのは一瞬浮かびこそしましたがすぐに打ち消し、今回は泊まる縁じゃなかったなと諦め別のホテルを探すんですが、おかげでまぁ気づけたと言いますか

 

そしてかかる時間、起きる時間、手間、それにプールのことを考えたら選択肢は残されてなく

ならいっそのこと空港から一番近いホテルにしてしまおう

と空港敷地内?にあるホテルノボテルに予約を入れました。

しかしまさかトランジットでもないのにこんな空港近くのホテルに泊まることがあろうとは。

自分でも「ありえないな(笑)」って感じでしたが、幸いにもレストラン、ルームサービス、プール(屋内)と自分がホテルに欲するものが揃っていたのでそれなりにいい滞在が出来ました

 

ついでに書くと、空港の建物からノボテルまでシャトルバスは出てますが、30分に1本か20分に1本という割合。おまけに4時という早朝には当然なく結局ここでもタクシーを利用することになるんですが、空港のタクシーってメーターの進みが異常に速い!

 「は?@@???」

ホントにこんな感じになるほど、冗談みたいなスピードでピッピピッピッ加算されていきまして(笑

最初は「やられてるのか?」って思ったほど(苦笑)。敷地内とはいえ空港から乗っているので、到着時の金額に1.5倍請求というのはあるやも?と思ってましたが、いやはや

1メーターなら空港フラフラおみやげみたり、食事しにフードコートへ来るのもいいかな

なんてとんでもないw。ちょっと歩く気にはなれない距離だったので、2度ほど乗りましたが155とか165元とか。この近距離をそんな値段じゃ全く納得出来ない(苦笑)

九份→瑞芳駅、オークラ→明月湯包、中山北路→小上海、これらとほぼ同額ですからね

ほぼ直線をほんの数分乗ってただけなのに・・・

 

結局早朝はホテルに頼んでタクシーを用意してもらってということになってるんですが、それならなにもわざわざここに泊まる必要はないなっていうのが、泊まってみての自分の感想です

前泊の大欣でもフロントで手配してくれるでしょうし、裏のオークラから乗っても同じでしょうし

早くに起きて用意すること自体にかわりはありませんし、それなら台北市内のホテルから寝ずに、1時~2時くらいから用意して空港で待ってた方が気楽だと思いました

 

自分のようにプールやレストラン(空港のフードコート含め)目当ての方だと充分利用価値はあると思えますが、台北市内のホテルからわざわざ絶対こっちへというほどではないなという感想

22 台北 ファントゥアン(飯團)

最初の訪台時入り浸っていたお店に、朝方登校前の高校生ななんかもよくやってきてまして、彼らがよく食べていたものがこの飯團で、ありがたいことに自分の分も買ってきてくれる子もいてよくごちそうになってました。

だもんで、これも思い入れのある食事のひとつでどうしても食べたかった。

「ファントゥアン」というカタカナは、当時の自分の耳が聞こえていたとおりにおこしたもので、正しいピンインがどうだかはわかりません(調べてません)。

彼らがよく食べていた早朝、人通が多いところだとそれらしき屋台がそれなりに目に付いたもんなんですが、今回結構探してみても中々見つからず、結局台北を離れる前日、台湾出国まで24時間切ってやっと見つかるというなさっぷり。

買った場所は中山北路からMRT中山站までの間、南京西路の北側。

なんかいろいろ入ってるんですよね。

ふの揚げたようなやつ(油條ですが)とか、でんぶのようなやつ、たくわんみたいなやつ、煮玉子とか。かじるとこによって味が違うので、初回はおっかなびっくり食べていた記憶があります。

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15年くらい前はいくらしてたか記憶にありませんが、今回買ったのは煮玉子入りで25元。

タイでは物価(屋台飯)の上昇具合に驚いたもんですが、台北(台湾)はそんなに物価上昇してないように感じました。

21 台北 小上海

日本でひいきにしていた京鼎樓の本店、小籠包型の調味料入れを売っているお店と大型ディスカウントショップの旗艦店と新純香

これらがとりあえず行こうとしていたところで、ディスカウントストア以外は大欣から徒歩圏内。結局京鼎樓とディスカウントストアは行かず、調味料入れを売っているお店はお休み。。。

月曜定休、とちゃんと書いてあったんですが、下調べの甘さゆえ行ってみるまで気づかないという失態。。。暢気に歩いている途中プールの臭いがしたと思ったら、市民体育館らしきものを発見。旅行者でも利用出来るのかは聞いて来ませんでしたが、一般利用で110元と書いてあった

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中山北路の一本西、MRTの上の通り沿いにそのお目当ての調味料入れのお店(台湾好,店)があるんですが、そこのちょっと先(北)に日本料理屋がありました

小泉首相が来たことあるのか首相の写真とちゃんぽんやカツどんの文字

翌日台北を離れますので日本食を食べるのなら今しかないかなとは思いました

この滞在中なんかしらのご当地日本食を食べようとずっと狙っていたんですが、どうやらここは日本の方がやっているタイプのちゃんとした日本食っぽい

若干そそられたのは事実ですが、何食っても美味しい台湾なのでどうしても日本食を食べたいってなってるわけはなく、また明後日には帰国しておりいくらでも食べられるとなるとまぁわざわざ食べるわけないですよね。

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さて何を食べようか、時間は20時ちょっと前

移動の時間も考えるとちゃんとしたレストランは少々厳しそう

夜もそこそこやってる印象のある台北なんですが、実際は結構早くに閉まるお店が多くて、当ても無いので、調べてる時間まで考えると落ち着いて探してはいられない

18時くらいならまだって感覚でしたが、まぁ行き当たりばったりの適当滞在ではこんなもんスね今回も特にどこになにがあるとか情報集めて来てませんし、観光本も相変わらず読めていない

こうなってしまうと何食べてもよくなり、昨日食べた小籠包を連荘させることにしました

中山北路にてタクシーつかまえ、検索した小上海の拡大した住所(文字)を見せる。スマートフォンマジ便利!(紙に書いてた時代が懐かしい。。。)

グーグルマップでだいたい近くに着いたら降ろしてもらおうとしてましたら、優しいおじちゃんで流しながらお店を探してくれて、店の前で「ここだろ、あったよ」と降ろしてくれました。150元くらい

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今調べると21時閉店なんですね、どうりでセルフのお茶が空だったわけだ

小籠包専門店といった感じでメニューは少なめ、炒飯すらなし

なので粽とエビワンタンに小籠包を注文

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ここのは貝柱ダシらしいのですが、食べてて特別「おぉ魚介(貝柱)ダシだ!」と思うこともなく、普通の小籠包として美味い。意識して食べたら気づきますかね?次回試したいところ

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食事にご飯モノが必須な自分なので炒飯代わりに仕方なく頼んだ粽でしたが、これが大当たり

もう一個食べようか、おみやげで買っていこうかと悩んだほど美味

台北だとコンビニなんかでも売ってるとこあって何度か食べたことはあるんですが、どこのも大茴香や香辛料の香りが強くて米を食ってる感じになれなかったんですが、ここのは余計な香りも味付けもされていなくて、ご飯として非常にほんのりした味付けで美味しかった

ここの粽は発見でした

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エビワンタンは美味しいんですが、これだけ色がついていても薄味のスープ

 

ここも来た甲斐ありました。しかしどこで食べてもンマイもんですね台北の小籠包

次回ここに来た時は、厚揚げと春雨のスープと蒸しパン(銀絲巻)を食べたいと思ってます

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