11 九份 九份民宿 九重町客棧 VIP 海景雙人套房

歩いているとかなりの民宿が目につくんですが、予約サイトの検索ではほとんど出てこない

お茶やさんの2階とか、よさげな雰囲気の所も結構あり、あちこちで「民宿」の文字をみましたのでのんびり観光したい方で土曜、祝前日に泊まりで考えているのなら「九份 民宿」で検索して、直接民宿のHPから予約しておくのがよいと思われます

平日なら飛込みで充分いけそうですが、この土曜日はどこの民宿も満室と表に札が出てました

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aOOdaなんかではチウチュンディンイン(Chiu Chunt Dint Inn)と書かれていて、どの部屋がどんなだかイマイチつかめませんが、「九重町客棧」でググるとHPがありまして、6種ある各部屋の詳細な写真付きで(しかも日本語)、見やすい空き室カレンダーもありそこから予約できます

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自分の予約した部屋はHPの中文表記だとVIP 海景雙人套房、日本語だとVIP 海景2人部屋

HP英語表記だとVIP ocean view suiteとかsuiteときちんとわかるよう書かれているんですが、某予約サイトではそのスイート3部屋がSea View Doubleやダブルデラックスシービューという表記で宿泊料金差の違いがはっきりしませんでしたので、部屋を見比べるのはHPがよいかと

自分の場合は宿も含めてどこにしようかと考えていたら安いとこから埋まってしまった結果ここに。なんですが、これまたホント結果おーらいでいい宿、いい部屋に泊まれました

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表にB&Bと書いてありますが、ホテルというよりやはり民宿という感じのが強い

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1泊の宿泊料で言えば今回の旅行でここが一番高かったにも関わらず、ここの応対が一番アレ笑。挨拶もなけりゃ、立とうともせず「パスポート」と言われ、してもらったことはと言えば朝食の説明くらいで、朝食券と鍵を渡されそれでおしまい

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部屋は4階だったかな、の一番奥

こういう歴史ある観光地?での古い建物の宿ということだったんで、期待をしないで来てるためいい意味で裏切られました

まず思ってたよりかなり広い部屋で、そして全く期待していなかった清潔感

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天候に恵まれたおかげで大きな窓から見える見晴らしも期待以上

 いやーちょっと考えちゃいましたね

街歩きを目的にここに来ましたが、こんだけいい部屋だと部屋から出るのがもったいない

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 失敗したなー、こんだけいい部屋ならもう一泊(翌日は当然空きがない)

 他にもよさげな民宿どっか空いてないかこの後探すか

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なんて思ってました。まだこの写真撮ってる時点では夜が早いことも知りませんから

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シャワー浴びてるとこのような見え方

セブンイレブン脇の基山街入ってすぐここを見つけてそのままチェックインしてしまったため、まだ全く九份観光をしてないので、日帰りで充分とも思ってないんですね(苦笑

 

民宿という字を見なくても、家っぽく感じました。設備なのか間取りなのか、至極快適

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チェックインからチェックアウトまで実にあっさりしたもんなんですが、不満ということもなく、無料の水や電気ポットもありますし、冷蔵庫や加湿器?等必要なもんは揃っていました

夜景はまぁお察し

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1階が数種類の食事を出すレストランになっていて、そこで朝食に預かりましたが(自助餐)

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やはり台湾の食事は美味しい。味付けが合ってる

彩り的にはさみしく写ってますが、自分が朝食に求めるのはこんな感じ

どれも美味しく起きてきて良かったと思いました(ちゃっかり一番いい席で頂きました)

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確かここは9000~18000円くらいで部屋があり、連休頭の土曜ということで多少割高になっているとはしても、台北と比べ「観光地として人気化したとはいえ一度寂れた何もない田舎にしては高いよな」というのが、九份に来る前の正直な感想

しかし着いてみたら納得の満足感の高い素敵な部屋でした。朝食も美味しかったし

ここに泊まるのなら最低でもオーシャンビュー(シービュー)がいいんじゃないかと思います。
個人的にはテラス?のあるマウンテン&オーシャンビュー山海景緻の部屋が好み。部屋代を節約するならもっと面白い民宿あるでしょうし

しかし他にもいい感じの民宿がいっぱいあったなぁ(あくまで日帰りで充分ですけどね(苦笑)

10 九份 九份

某映画が好きで興味があり前から行ってみたかったとこの一つです

銀山温泉の写真を見ても思いますが、暗くなってからの見栄えがとてもよい

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だもんで、かなりの期待をして行ってるわけですが 「行って」 「見た」 感想は

 思ってたほどじゃないな

でした

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 写真を見て受けていた感じは「昔使っていたものがそのまま残っている時の止まった所」だと勝手な想像をしていたんですが、一部が意外と全体的に作り物っぽいんですね

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その一部というのが、肝心の「赤いちょうちんのある一帯」なんですが(苦笑

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 もちろん実際に年月を感じる建物はありましたし古いものは古いんでしょうが、街灯がわりのはずのちょうちんが妙に浮いて見え、後からとってつけた感と言うか、日本の鄙びた温泉街にあるような現実感がない。渋温泉あたりのがよっぽどあるんじゃないだろうかというのが第一印象

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 あー・・・(こんなもんか)

これが正直なその時の心の声

 自分の中で作り物の王様がTDR(ネズミの国)なんですが、どうしても作り物感、セット丸出しなのが垣間見えて冷めてしまうんです。間違いなく作り物でセットなんですけど(笑)

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園内に入った瞬間感じる非日常感が、海外を訪れた時のそれと似ていて気分の上がる自分が居るものの、色々細かく造りこまれているだけに、ふと

 (ここは海外のどこかではなくて日本の千葉)

という現実に気づいてしまい襲ってくる痛々しさが激しく・・・例えば辞書っぽい本だとか、机の上にのってる鍵、くもの巣、これら大変よく作ってある部分が自分には逆に悪目立ちしてしまって「全て作り物」ということをイチイチ主張して来て・・・都度現実に引き戻され萎えさせられる。。

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 世界のあちこちに「○○の元になったのがココ」というところがありますが、実際そう言われているところで本当に(公式として)そこを参考にしたってのはほぼないと思っています。

 じゃあそう思っているのになぜわざわざ訪れるのか?と言うと、

 行って自分の眼で確かめて見ること

これが自分にとって大事であり、それが真実かどうかは原作者に直接聞いてみないとわからないことなのであまり重要ではなく(真実と思って行ってませんが)、そんなことより自分が映画の中の世界観を実感出来るかどうか、だという考えで行ってます

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例えばパキスタンのフンザ

ここは昔から風の谷と言われてるとこなんですが、自分で行って、見た感想は

 確かにここは風の谷だ

です(笑)。ここを参考にして、という事実はなかったとしても、自分にはあのインダス川沿いの何もない厳しい岩石砂漠をひたすら行き、ちょっと緑が出てきたなと思い出した後の集落らしきものが見えた景色。そこはまさに人の住めない腐海のそばにあるという「風の谷」に見えました

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 そして九份はというと

 パッとあの映画が浮かんで来はするけどまったくの別もん

似て非なるもので、自分には本物と出会った時にある「おぉ・・・」というような感動、感嘆は起こりませんでしたので「ここは違うな。。(思ってたほどじゃない)」というのがなんら飾りのない感想

ところどころに散見されるひらがなカタカナなんかが悪印象なんかなぁ。。

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 基本として、雨は降るものと覚悟していたことと、暗くなってからの九份を帰りを気にせず堪能したかったため宿を予約して行っておりますが、日帰り観光で充分かなと思います

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というのは行ってみて初めてわかったことですが、夜が非常に早い

20時には閉店の準備をしてるお店が目立ちはじめ、21時にはほとんどのお店が閉まる

ゆっくり食事をしようにも21時過ぎてからはほぼ無理に見えました@土曜。

自分の場合は泊まってたところで用意してもらえましたが、人が少なくなってからと考えてたら見事に食べられるところなくなってましたね。最悪コンビニがあるので何かしらは食べられますけど

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猫が多くて、観光客の多さも気にならなくなるほどほんわかしたいい印象な街ではありました

9 九份 九份へ

週間天気予報を見れば入国前日より1週間ずっと雨マーク

「ま、いくら梅雨時期とはいえ一週間ずっと降り続けは日本でもそんなないよなぁ」

と思って来てましたが、最初から大してする気のない観光はこれで完全にする気がなくなり・・・

雨の中遠出はダルいし、手ぶらで歩けないのも、濡れてしまうのも×

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@士林夜市

 初日深夜から朝方までの大雨っぷりから、ホテルでの滞在を楽しむ方向に切り替えるんですが、検索していてなぜかどこも週末の空きがない

理由はこのあとになってわかることなんですが、月曜日が台湾の祝日で連休になっており、よさげなホテルほどこの週末には空きがなく予約が取れなかったみたいでした。

 移動があまり好きではないという特性から、どうせホテルを移ることになるのならばいっそ前から興味のあった九份へ行ってみるいい機会にしてしまえと思い切ることに

たとえ雨だとしてもあの雰囲気、シトシト降る雨の中というのもまた絵になるのではないかと想像

また深夜に大雨だったり、日中降ったり止んだりと安定せずまともな晴れ日がなかったことから「そろそろ”合間の晴れ日”が来るのでは?」と願い半分でいたのが大当たり

惜しくも?雨の九份は見れませんでしたが、雨じゃ思う存分歩くことはしなかったでしょうし。

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幸い夜(21時前後)は天候に恵まれ2つの夜市にて食事

  さて九份行きですが、鉄道+タクシーで行きました

切符を買おうとしたところネットから予約が出来たようですが、自強号以下の特急全て空きなし

検索してる時はわかりませんでしたが、連休頭の土曜日じゃ無理もない

座席指定のない普通列車(區間車)もあることは知ってましたので、発車時刻と所要時間を調べてみると午前中から1時間に1本くらいはあって概ね50分くらいで着く

一番高い(27元差)自強号でもだいたい40分かからないくらいだったので、これなら普通の區間車で最悪立ちでもいいかと覚悟してましたが、あっさり座れ、あっという間に着きました

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瑞芳駅後ろ

ちなみにこれは行き(昼)だけの話しで、帰りの台北行き(昼)では全く座れる気配はありませんでした

たかが50分なんで立ちで問題ありませんが、予定が決めれる人は取っといた方がいいですね

(行ってみて日帰りで充分だなって感想だったため)20~21時の普通車ならば座れそうに思うんですが、人手の多い日だと駅までへの足を確保する方が大変そうに見えました

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瑞芳駅⇔九份までのタクシーが料金一律で180元

1回で乗れなそうなくらいどこかへ(たぶんバス停)歩いてく人の流れがありましたし、バスを待ってる時間ももったいないと思わば決して贅沢な出費にはならないかと。(短い旅行であるほど待ちで消費する体力、時間ともに貴重)

 帰りはアーケード入り口のセブンイレブン前あたりの、下から来て乗客を降ろしてるのに狙いをつけ、駅まで折り返してもらうよう頼みましたがメーターを使ってくれてて確か155元でした

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瑞芳駅を背に真っ直ぐ100mほど行った屋台街。帰り寄るつもりで撮りましたが寄らず。。。

49元+180元で片道229元

台北⇔九份間をタクシーで行ってしまうのも楽でいいと思いました。特に日帰りでの帰り

宿の前まで運んでもらえるなら後は寝るだけのつもりで目一杯観光出来ますし、3人居れば片道一人頭1000円ちょっとの交通費。帰りの混雑っぷりを想像したら破格にお得だと思います。

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