8 台北 玉林鶏腿大王

 16年ほど前、ここの近所に足繁く通っておりました

近所で食事をする中見つけた一軒で、ここを見つけてからはここばかりで食べてました

あちこちで見かけるたびに注文するようになった「鶏腿飯」というのを覚えたのがこの店

 歩道が随分広くなってだいぶ景色が変わっちゃってたんですが、感覚的に「あそこに警察局が見えるからたぶんこの辺だろう」とあてずっぽで入った路地がどんぴしゃ

地図を見ながら行ってたらもう1、2本手前を入っていたんで完全にたまたまなんですが、その時はちょっと感動しました。体は忘れないもんだなと思って(笑)

 場所は鴨肉扁の先(南)の路地を右に曲がってちょっとはいったところ

当時と変わらない狭い間口、懐かしい・・・。中へ入ると

IMG_4157 (Large)

 ウッ・・・ここも小奇麗になってる。

テーブルにはメニューが置いてあるようになっており、発音が正確ではないため伝わらず指で指して注文していた思い出も遠く・・・感慨深い

どうやら先払い方式?に変わったようで注文票を書いて渡すと金額を言われました。あと変わったらしきことは定食のスープが自取り式になっていてあんまり美味しくなかったことくらいで、汁ものは蛤仔湯を別で頼みました(ここのは味噌仕立てでなく、しょうがの入ったすまし汁風)

IMG_4155 (Large)

ここの鶏腿は揚げた後甘いタレにひたされて?ちょっとしっとりしてるんですが、それがまぁ美味

パリパリの皮の中にタレでしっとりの部分もあり、甘い味付けが絶妙で、下に敷かれてるきゅうりまで美味い。付け合せの高野豆腐の細切りみたいなのや野菜炒めなんかも16年前とたぶん同じで(そういう記憶)、どれも最初に食べてハマった時と全く同じウマさで感動

 いやー(笑)変わってないなーw

女将さん?らしきお母さんも変わらずに働いていて、懐かしさで思わず一人笑みがこぼれる

 

 場所をもうちょい細かく書くと、10車線くらいある中華路一段を鴨肉扁から南にアニメイト(安利美特)の先、佳佳唱片(CD屋)を右に曲がってちょっと歩くと右手側にこの看板が見えます

IMG_4154 (Large)

グーグルマップに表示されますんで、西門町へ行かれる方には是非とも。おすすめです

7 台北 ベッド ホテルパレ・デ・シン デラックスキング

もう一月経ってしまったのもありますが、あんまり印象に残っていない。。。

勝手な印象なんですが、台北のどこのホテルもあまりこの部分にはこだわっていないのかなと(低い水準ではなくある一定以上であるため)

ホテルとして睡眠を売りに差別化をはかっているようなところがあるのかも知りませんけれど、デパートの寝具売り場の充実度を比較してバンコクほど目につかない点からそう思いました

キング、1ベッドの部屋を指定してこの部屋になってますが、一番上の写真を見てもわかるように、キングベッドの部屋ではありません

IMGP5964 (Large)

見た目は1ベッドですけど、シーツをはいでみるとセミダブルを2つつなげたもの

IMGP5998 (Large)

ヘッドボードの作りからも1ベッドのものではなく、ツインを寄せてるだけなのはわかります

そのためなのかベッドパッドが2枚重ねなのを初めて見ました

IMGP6002 (Large)

一応1ベッド用の部屋なんだとは思いますけど、必要に応じては2つに分けてどちらの部屋としても対応できるようにしてあるんでしょうね、どの部屋も

IMGP5993 (Large)

コストと利便性を取った結果でしょうが、こういうところがイマイチ豪華さを感じれなかった部分

IMGP5997 (Large)

ベッドとベッドのつなぎ目には厚めのものが敷いてありましたが、寝ててわかりましたねこれ

ピロートップのマットレス、厚さは測り忘れました。硬さのチェックもしてこなかった。

ただそんな驚くほど厚いものではなかったのだけは覚えてます(カタログ上では約25㎝)

初めてのメーカーのものでSlumberland、イギリス製

IMGP5994 (Large)

次回、訪れることがあった時はきちんと試して来たいと思います。

6 台北 ホテルパレ・デ・シン デラックスキング

 今回の台北旅行、1泊目こそどこでもよくそれならばTAIPEI HOSTELにと決めていましたが、泊まってみたいホテルがいくつかあり、その一つが圓山大飯店だったんですがいつものように直前すぎるせいで空きがない

旅程中1泊ならどうにか、や窓なしの部屋ならあったような記憶ですが、窓なして・・・

あそこからの眺めのために泊まりたいのに、正面側の部屋でないんじゃ意味がない

となって自分の行動範囲、慣れから台北駅中心で考えました。これでハイアットは消え、旧来来大飯店は高すぎ(昔の安かったころを知っているため)て除外、駅前の旧ヒルトンは地下にあったいい感じの食堂街が単なるレストラン街になっててガッカリしてここもなし

こうして書いてても思うのが、台湾、台北に関しては滞在日数こそそこそこあるもののホテルに関しては全く無知な自分がいました

 まぁ思うようにいかない時こそ新たな発見、良き出会いが待っているという感じで旅してきたので、基本は全てにおいて楽観しているんですが。。。というとこに思い出したのが、お洒落かつ一風変わった感じのホテルが台北駅直結で出来たという話

 当時はバスと歩きでですが、駅を中心として生活、行動していたので、久々の台北だとその方が変化に気づいて面白かろうし便利でアリだろう、と覚えてないホテルを捜索

変わった名前だったのは覚えていたので見たら一発

PALAIS de CHINE HOTELと書いてパレデシン(agodaではパレドシン)

IMGP6017 (Large)

自分としては漢字圏の住人なので君品酒店とされた方がスっと入ってきます。

 HPで部屋の料金を見るとそこそこ期待できそうでした。物価が日本の3分の2という印象な台湾なので1泊2万円ならば日本で3万円くらいのホテルになるんだろうという感覚で、東京でも3万円出すとなるとそれなりのとこに泊まれるので期待していきました

HPを見ていても凝っている感じなのはよくわかり、実際訪れて見ると「凝っているけれど表面だけ」みたいなおもちゃっぽさというか、変な安っぽさが出ているということもなく高級感あり

IMG_4146 (Large)

ドア、ベル、フロントと表で働いてる従業員が総じてとても若い印象

そのせいでとても親しみは持てるんですが、反面「場違いなお高いホテルに来ちゃったよ」というような気品満ち溢れる重厚感は接客面では全く感じず、サービスはあっさりな印象

ここら辺が内装の重厚な感じと調和が取れていないように思え、見かけ倒しというか、コスプレ的、テーマパーク的に感じる人も少なくないのでは?というのが自分の部屋前まででの感想

IMG_4134 (Large)

ここのカーペット、毛足が長いせいかスーツケースを引いていて今までで一番重い

IMGP5953 (Large)

部屋へ入っての感じはHPで見たまんま、画面越しのとおりで安っぽい感じはまるでせず

IMGP5956 (Large)

37平米というこの部屋。ドアまでも結構遠くて歩く感じでしたので、長細い形の部屋なんでしょうがその分どこか横幅を窮屈と感じることもなく、台北みたいな食べ歩きの楽しい都会で数日過ごすホテルとしてはちょうどよい広さなんじゃないかと思いました

IMGP5961 (Large)

窓が格別に大きいと感じる部屋ではないんですが、写真の通り陽の入りがよく想像していたよりも意外と明るい部屋だったというのは、好印象の理由の一つです

IMGP5975 (Large)

2枚上の5分後くらいの写真ですが、ライトをつけただけでだいぶ雰囲気変わりますね

そしてこの部屋で一番気に入ってたのはやはり風呂

IMGP5976 (Large)

部屋の入り口真横に剥き出しで

IMGP5977 (Large)

こういう大胆な部屋、まず見ませんから自分の場合泊まっていて嬉しさ感じる部分です

IMGP5973 (Large)

丸くて大きい浴槽も普通のホテルの部屋じゃお目にかかりませんので、やはりこれも好印象

最初「なんでこの部分わざわざ穴あけてつなげてんだろ?」と思ったんですが

IMGP5978 (Large)

何度も入っている中、お湯目一杯の状態で入ったらザバザバザバー。。。納得

他にはたぶんシャワーを通して使ったりする人もいるんでしょう

IMGP5971 (Large)

シャワーはいたって普通。シャンプーは自国製のもので、ホテル特製のものっぽい

使ってみるとこれがすごいスパイシーで生の青い胡椒の実を頭からかぶっているような感じ(勿論そんなことをしたことはありませんが)

IMGP5970 (Large)

紙は流せないようですが、トイレは洗浄便座

IMGP5969 (Large)

浴槽同様、洗面台も丸見えな造りの部屋でしたが、自分は全く気になりませんでした。むしろ外から帰って来ると一直線ですぐに使えるんで、便利、使いやすいと思ってましたし

窓から新光三越の見える部屋

IMGP5991 (Large)

そばに交通量多目の道路が見え、夜間音はどうだろうと気になりましたが、その点は問題なく

IMGP5986 (Large)

周りに高い建物がなくひらけているので見晴らしがよく、陽の入りもよかったんですね

雨が降ったり止んだりという中の宿泊でしたが、窓から空模様を確認して、「どこかへ行く」という意識を必要としない、すぐ動く気になれる場所に泊まっていたというのは大きいと思います。雨が降っていたとしても傘を持たずに地下街へフラフラしに行ける立地は心強かった

IMGP5988 (Large)

 

 

 理解しがたかったことが一つあって、予約を取る際自分の場合はなるべく代理店を挟まず、公式HPから直接するのを好んでるんですが

p

スーペリアが約5200元、デラックスが約5800元(朝食付、VISAカード使用の場合)でWiFiは無料ではなく確か1日600元とか・・・(今は無料っぽいようです)

たまたま来ていた○天トラベルからのメールからパレデシンを検索して見てみるとお得なプランがあって、要約するとデラックスルームでWiFi無料になって、朝食はなしですがさらに5%のポイントバックがあって4500元。。。(どちらも税別

p2

なんでよその予約サイト経由のが安いんだろうか?

 日本のホテルでも予約サイトのポイント分まで考えて計算すればそちらのが安い、ってのはたまに見かけてきましたけど、ここまで違うのは初めて

 部屋は好みで質感も良かったんですが、特別豪華さを感じるというところまではいってなく。感覚的には4つ星といったところで、日本での3万円代のホテルではなかったという総評

 細かいことで言えば、ホコリがすごいたまっているところがあったり(見落としやすいとこでしたが、5つ星ホテルだったら抜からないはず)、確か部屋のカードキーをかざさないとエレベーターのボタンが反応しないんですがそれの説明が全くなかったり・・・(実際戸惑い困るオバハンを目撃

物価と比べなくとも台北の宿泊費は高いと感じてますので、そう考えると今回自分が払った1泊税込み約5000元という価格は安いと思うんですが、このお得なプランを知らずにホテル直の約2万円でとなると、タクシーの安い台湾、リージェントや圓山、シェラトン、オークラでもよいわけで、ここらのホテルより強力に魅力的な点があるのかと言われると・・・前出のQスクエアや台北駅直結という点くらい

決して満足いかない滞在だったわけじゃないんですが、次来る時真っ先に空きを確認するか?というと、まずは上のシェラトン除いた三つから見て選ぶだろうなぁ。。。という感じです。

 

追記

自分の場合、行く店が近くに多くあるためオークラやリージェントの方から先に選びますが、オークラの雰囲気がどことなくジジババくさいという感じがあるのは否めません。狙っている層、宿泊先にお金をかけだす層がそこいらなので自然とそうなってしまうのは致し方なし。

1度目はパックツアーで台湾に訪れた方が2度目の台北旅行は個人手配で行ってみようとしている場合や、10代、20代の彼氏彼女で、とかならここを一番にオススメして、30代以上の人にはやはりオークラを勧めると思います。

僕個人ではリージェントホテル内のレストランを重視してるのと、ロビーなどのパブリックスペースに見られる一昔前の豪華さに懐かしさを感じる部分が強くて好みなためで、ひたすら新しいのが好きな方はオークラ、古き(といっても昭和程度ですが)感じが好みならリージェントです。

旅行記。喰遊記、時に宿泊記