結構ありました。
まず真っ先になくなったなと気づいたのは電話屋とネット屋。
前回の2006年時点、電話屋の方は覚えてませんがネット屋の方はまだありました(電話屋=パソコンを経由させることで固定電話や携帯電話に低料金でかけれたお店)。
どこの安宿すらWiFiフリーみたいなこと書いてあって、実際泊まったところ全部もそう。ちょっとしたカフェみたいなとこですらそんなようなことが書いてある。
こら廃れちゃって当然ですよね。
前回当時と今との決定的な差は、スマートフォンとタブレットという存在。
スマホ便利で当然の流れなんですけど、いやーま、びっくり。
そしてもう一つ。
日本で航空券買うのにネットで調べてたわけですが、バックパッカーをしてからというもの日本の代理店、仲介してるサイトの料金は信用しきれないんですね(苦笑。
でまぁ、タイにある旅行代理店のHPなどを見てタイ発発券のチケットだといくらするのかな、と調べてたらびっくり。カオサンに日本人の方がやってたMPツアーという旅行代理店あったんですが。
そこが夜逃げしたと(苦笑。
航空会社に個人がネット経由で直接予約して発券するのが一番安い。
という現状知った時、この手の手数料を薄利で乗せて商売してたとこは干上がってるだろうな。というのは容易く想像できましたが、そこそこお世話になっていたことがあった手前(と言っても何か手配をお願いしてたとかでなく、おしゃべり、暇つぶし程度ですが)ちょっと驚きました。
バイヨンビルのこの寂れた感じ初めて入った時から大好きだけどいついってもどの階かは寂れてる(笑)右奥にある(はず)私書箱屋さんはまだやってんだろか
チケットは何度か買いましたね。右も左も分かってない頃、ベトナム往復とか、お付き合いということで。
ビザ取得代行くらいの多少の乗っけなら全然お付き合い優先させて買わせてもらいましたが、いっかんせんねぇ(苦笑。
もうなくなっちゃってるんで、昔話の一つもいいですよね。
当時自分のお気に入りはチャイナエアラインの
バンコク-香港-台北-羽田-台北-香港-バンコク
という「バンコクー羽田ーバンコク」というバンコク発羽田行きの往復で、途中ストップオーバーを4回設定した6枚綴りの航空券。
もちろん途中の香港へ寄らず飛ばして台北-バンコク、も可のチケット。ただバンコクー羽田の直行便だけは当然なし。
しかもこれ1年オープンで、格安航空券なのに年末だろうとゴールデンウィークだろうといつでも希望の席が取れ、何度だろうとキャンセル可能だったっていうスグレモノ。
これが15750Bくらいだったかな?マルコポーロゲストハウスの通りのマッサージ屋の隣のとこでよく買ってましたが(ここも当然のようになくなってました)。
このチケットを夜逃げなされた○さんとこで買おうとすると
「え~とぉ、ストップオーバー1回につき1500Bずつかかりますんでぇ~」
と言われ、計6000Bも高く売りつけられるんです(笑)。何も知らないのをいいこととばかりに。
実際途中降機するからといって他には何の料金もかからず、途中で降りようが降りまいが航空会社からは追加の手数料が発生するわけでもなく、一切お金はかからないはずなのに・・・(空港利用税みたいな取られるものはどのようなチケットをどこで買ってもかかります)。
基本電話一本ないし、端末カタカタやるだけでしょうが、500Bくらいの手数料なら全然払います。けど6000バーツて(苦笑)ざっと18000円ですよ!
チャイナエアラインの1年オープンが15000Bだとすると、バンコク-日本-バンコクの単なる往復だと15000Bなのに(厳密には必ず台北で乗り換える必要がありますんでストップオーバーせずのトランジットだとしてもBKK-TPE-TYO-TPE-BKKになる)BKK-HKG-TPE-TYO-TPE-HKG-BKKにすると21000B!
他で買ったらバンコクー羽田の間で4回ストップオーバーしようとしなかろうと同じ15000Bだったのに!!!
とまぁ、万事がこんな感じだったので親密なお付き合いが出来るわけもなく。
エアコンなしの部屋に泊まっている時なんかは外出後の涼みがてらよく油を売りに行かせてもらい、日本人旅行者相手に直接儲けにならないことでも相談にのってるのを見たりしましたので、右も左もわからず来てしまった人には駆け込み寺的にありがたい存在だったかもですが。
最後に顔を見た時、だいぶお太りになられてて、お子さんの自慢をしてたり、近所に(といっても結構離れてる)自前のゲストハウス兼焼肉屋?を開いたらしく、そこを来る人来る人すすめてて
手広くやりだしてんなー。だいぶ儲かってんだな
って思ったのが最後の記憶ですがまさか夜逃げするとは。
カオサンにあった代理店としては「らしい最後」ですけど(苦笑。